徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

2011夏感想

 今日は早稲田大学エクステンションセンターで行っているオープンカレッジに行ってきました。会社でお金を出してくれる制度を活用して参加しています。10月の日曜日で計5回に分けて開催されるコースになりましたので、最終日が終わったころにでも感想を書こうと思います。

 ようやく夏のアニメを見終わりましたので感想でも書こうと思います。今期は全部で9本という事でかなり多めでした。その上見どころのある作品ばかりでどのアニメも楽しみな3ヶ月でした。という訳でいつもの通り評価の低い順から。

神様のメモ帳★★☆☆☆
 あらかじめ原作を見ていればまた評価も変わったのかも知れませんが、ちょっと説明不足な感じがしました。登場人物の心理描写が突飛で補足説明が無いと初めて触れる人には理解できなかったのではないかと思います。まあ、原作を読んでいる方に言わせるとかなり端折っていたそうですのでこれは原作を読めという事なのかもしれませんね。作画は非常にきれいでしたのでその点は良かったです。

異国迷路のクロワーゼ The Animation★★★☆☆
 とにかくヒロインである湯音の可愛さに尽きると思います。ですが、それ以上に湯音の周りにいる人の温かさがこの作品を何倍も良いものにしたのではないかと思います。1クール全体の物語として見るのではなく、一話一話のエピソードとして見るのが調度良いですね。そんな心温まる作品でした。さて、後は4.5話のEDに使われた曲を入手するだけですね。

NO.6★★★☆☆
 これも設定は非常に興味深くて毎回毎回楽しく見ていたのですが、最終話で一気にたたみかけたのが残念という印象でした。やはりあの壮大な設定を1クールだけで語りつくすのは難しかったのかもしれません。それでも現実ではない近未来的な世界観はそれだけで十分楽しめるものでした。これも原作読むこと決定ですかね。

Steins;Gate★★★☆☆
 元が神作品であっただけに安心して見る事が出来ました。よくもまあ2クールでゲームの内容をあそこまでまとめ上げたものだと感心しています。まあ、その分ゲームの内容を結構削ってしまいましたけどね。この作品の特徴としてグランドエンディングにたどり着くまでに尋常じゃないプレイ時間と労力を必要とするという事があるのですが、それをさらっとやれてしまう事はアニメ化の宿命ですね。見た人も見ていない人も、是非原作をプレイして頂きたいですね。ゲームの感想はこちら

うさぎドロップ★★★★
 見事の一言です。父子家庭のリアルな日常を水彩画の様な世界で丁寧に描いた傑作だと思います。とにかく日常的な描写がリアル過ぎて、アニメータの方は非常に構想に苦労したのではないかと思います。これ程までに全ての登場人物がリアルで、これ程までに全ての登場人物が愛すべき対象になりうる作品はなかなか無いのではないでしょうか。この作品を気に、子供が欲しくなる人が増えそうですね。

ダンタリアンの書架★★★★
 素直に楽しかったです。幻書と呼ばれる人の英知を越えた力を持つ本を巡るいうファンタジーという内容でしたが、アニメ化にはこういったファンタジーの方が向いているのかも知れませんね。原作のライトノベルでも十分面白いのですが、同時にこれを映像化してくれないかと思っていた側面もありました。それを見事完璧にアニメ化してくれました。これでダンタリアンの書架の世界観の理解がまた1つ深まった気がします。後忘れてはいけない事は、ダリアンが今期最強に可愛かった事ですね。


そして今期一番評価の高かったのは以下の2つです。


BLOOD-C★★★★★
 アニメを見た人なら、私がこれに★5つつけた事に対してありえないと思うと思います。確かに、表面的にはただひたすらにグロくてシナリオも視聴者置いてけぼりですので世間的に不評なのは理解できます。ですが、この物語の主人公である小夜の心について考えた時、この作品をグロでシナリオが破綻したものだと決めつけて駄作と決めつける事は出来ませんでした。ネタバレになりますので詳しくは続きを読むで書きますが、私の中では十分に★5に値する作品でした。ちなみにBGMについては文句なしです。Blu-ray第2巻の初回限定版の特典でしかサウンドトラックは入手できないみたいですので、何としても手に入れるつもりです。

花咲くいろは★★★★★
 素晴らしい作品でした。P.A.WORKSの10周年記念作品という事でしたが、その記念すべき作品として素晴らしい出来でした。何が凄いって、全てが凄いとしか言いようがありません。作画は人物も背景も非常にきれいでしたし、キャラクターは魅力的でしたし、物語も山場や落ち着くところを絶妙に配置して2クール全くだれることなく展開されてましたし、テーマである輝くという事に対して明確な答えを用意していましたし、ここまで後味が良くて素晴らしいと呼べる作品はまず無いと思います。内容も難しすぎず易しすぎず、誰もが若い時に通り過ぎたであろう心の揺れ動きを丁寧に書いていた事も高評価に繋がりました。私がtrue tearsの時からP.A.WORKSが好きだったので色眼鏡も入っているかもしれませんが、それを差し引いても素晴らしい作品である事は間違いないと思います。必ず神作になると確信してBlu-rayを買い続けて正解でした。このまま最後まで買い続けます。後はあれですね、背景作画が凄過ぎて聖地巡礼個所がメチャメチャ多いという事が嬉しい悲鳴ですね。東京や金沢を中心に全国に巡礼個所が出来てしまったので、これは何年か掛けて回るしかないですね。という訳で見事でした。P.A.WORKS、一生ついていきます。

 という訳でどの作品にもそれなりの魅力があった夏でした。何と言いますが、年次を重ねていく事に作画などのステータスがどんどん高くなって内容での勝負が大事になっている傾向に感じますね。アニメオリジナルでも他のメディアが原作でも、伝えたいことが伝わる作品が多く出てくれればうれしいと思っています。


 という訳でここではBLOOD-Cのネタバレ感想でも書こうと思います。上でも書きましたが、私が★5つ付けた理由は主人公である小夜の心を考えた事に起因していますのでその点について特化して書こうと思います。

↓↓↓以下反転↓↓↓

 アニメの中でも小夜の生い立ちについてはあまり書かれていませんでしたが、古きものとして人とは違う生活をしていた事は想像に難くはありません。そんな小夜が国に追われ実験台にされた訳ですが、所詮は古きものである小夜にとってそんな事は日常ですので心に何も響かなかったわけです。だからこそ文人は実験を行った訳です。古きものとしての性質はそのままに、記憶や環境を全て人間のそれにした時小夜はどうなるのかという実験を。その時小夜は言いました、私は変わらないと。思えばこの決意がある意味小夜の心の現れの始まりだったのかも知れませんね。

 では結果はどうなったのか。ずばり小夜は古きものとしての性質はそのままで本質的には変わる事はありませんでした。ですが、心は変わっていました。なぜなら、小夜は最後に偽りのクラスメイトや文人、そして偽りの父親であった唯芳との思い出を思い出して泣いていたからです。他にも、唯芳が死んだときに文人に非常に強い憎悪と殺意を抱きました。これも間違いなくこれまでの小夜に無かった変化だと思います。そして最後の旅立ちの時の小夜の決意はどんなものか測りかねますが、これがもし自分の為に犠牲になった人達の無念を晴らすためだとしたら、間違いなく小夜は変わったのでしょうね。

 それにしても、こう思い出してみると小夜は本当に可哀想ですね。小夜が古きものである以上どんなに人間の心を持っても人間に寄り添っても人間になる事は出来ませんし、古きものの血を飲まなければいけない以上人間的な生活は出来ませんからね。そしてそんな小夜の宿命を全て分かって実験を続けていた文人は相当にクズですね。最初は伏線が改修されていく過程で成程な~程度にしか思ってませんでしたが、小夜の気持ちとか考えていく中で割と本気で文人は許せなくなってきましたしね。あまりにも小夜が不憫で可哀想すぎます。

 という訳で、そんな小夜の心と無念さを表現する為には妥協しないグロと超展開なシナリオが必要だった訳です。視聴者の気持ち云々よりもまずは小夜の気持ちを考えれば、この1クールの作り方は全て納得がいくものではないかと思いますね。グロだからダメとか茶番だからダメとか超展開だからダメとか言っている人は、そういった演出が何故作られたのかを今一度考えて欲しいと思います。考えて、そして小夜の在り方や気持ちを考えてみて改めてこの演出の必要性を考えてみて欲しいと思いますね。私にとってこの演出は必要不可欠であり万人に評価されなくても作りたいものを作りきったスタッフに拍手を送りたいと思っています。


↑↑↑以上反転↑↑↑

 ちなみに2012年6月には劇場版も出るみたいですね。アニメ最終話の最後のシーンの続きだと思うと胸が熱くなります。絶対に見に行きます。
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  1. 2011/10/02(日) 23:08:41|
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HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
第2回のべるちゃんコンテスト審査担当。
第10回同人ゲーム制作勉強会講師担当。
ノベルゲーム部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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