徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

デフレの正体

 今日は夜勤明け。そして今日の計画停電は12:20~16:00と午後ドンピシャでしたのでずっと部屋で本でも読んでました。今後計画停電対策で色々と本を漁る日々が続きそうです。

 という訳でずいぶん前に買っておきながらまだ読み始めていなかった一冊を紹介します。その名も「デフレの正体」と言いまして、昨今の日本の経済の不調は何故起きているのかという事について書いているものです。経済について書かれている本はこの世にゴマンとありますが、この本は結構おススメされていた事もあり買ってみました。この本の特徴は数字に徹底的に向き合っている事です。例えば、ニュースでよく聞く数字としてGDPの伸び率の低下、失業率の増加などがあります。これだけ聞きますと悪い方向にしか行ってないように思えます。ですがGDPのを構成する要素は様々あり、個々の要素を見ないでGDPを上げる事は出来ません。また失業率は上がってますが実際失業者は減っています。正体は生産年齢人口が減っていて割合として失業率が上がっているからだそうです。こんな感じで表向きの数字で判断しないで、年齢別人口、個人所得、小売販売額といった本来見なければいけない数字から議論を進めています。もう1つの特徴としましてはニュースで語られている一見常識と思っている内容の間違いを語っている事です。例えば、現在中国のGDPが日本を上回って世界2位の経済大国と言われていますが、これは中国の人口が日本の10倍あるのである意味当たり前であり、1人当たりのGDPでは日本が上です。また、車や書籍の売り上げが落ちているのは若者が離れたからではなく、単純に生産年齢人口が減ったからです。こんな感じで、景気が悪い原因を世の中の空気感ではなくちゃんと人口の波で捕らえる事で間違いをあぶりだしています。とまあ、経済の本なんで殆ど読んだ事の無い私にとって目からウロコの内容でした。文章自体も読みやすく、グラフも豊富で具体例も多く取り入れていることも飽きずに読める理由の1つでしょう。まだ半分ですので今後どのように論を展開していくかが楽しみです。おススメです。

 というよりも、この本を読むと私が如何にメディアに流されて思考を停止させていたかが思い知らされますね。やはりメディアの内容は肯定しつつそれを真心の想像力で捕らえる必要があるんですね。
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  1. 2011/03/22(火) 23:54:38|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

じつは、そうなんですよね。
俺はかじった程度だけど、この現象はわかってました。というか、理解できました。あたまのいい後輩のおかげでw

数字の世界(特に文系)は後ろにいろいろ隠れていたり、カラクリが多かったりで、噛み砕いて理解しないといけないんですよね。「生きている数字」ってやつですかね。

数学数字が生きていない、ってわけじゃないけど。そっちは疎いんで(汗)
  1. 2011/03/23(水) 22:42:16 |
  2. URL |
  3. タカ #LrGc051E
  4. [ 編集]

>タカさん
結局のところ、その数字はどうしてそういう値になったのかを考える事が大事なのだと思いますね。数字を見ずに経済は出来ませんので、世の中の風潮ではなくちゃんと数字で議論している1冊に出会えて有意義でした。
  1. 2011/03/24(木) 22:55:41 |
  2. URL |
  3. M.M #-
  4. [ 編集]

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HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
第2回のべるちゃんコンテスト審査担当。
第10回同人ゲーム制作勉強会講師担当。
ノベルゲーム部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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