先週は梶浦由記のセカンドアルバムであるFICTION IIを買ったのですが、その流れでもう一枚梶浦由記関係のCDを買いました。その名も「the Garden of sinners」と言いまして、映画「空の境界」の音楽集です。空の境界と梶浦由記の関係は非常に強く、これまで公開された全ての章の主題歌を梶浦由記プロデュースであるKalafinaが歌っています。とか言いながら私は空の境界そのものは見ていません。それでも梶浦由記の曲という事でCDは全て買っています。Kalafinaはこの空の境界でデビューしておりその後「黒執事」「歴史秘話ヒストリア」「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」などの主題歌を歌っています。最近ですと「魔法少女まどか☆マギカ」のEDですね。ここまでKalafinaが人気になった理由には、やはり空の境界での成功があったのかもしれません。そして今回買った「the Garden of sinners」ですが、サウンドトラックという訳ではなく音楽集という事でオリジナル楽曲の一部選曲&アレンジ曲の構成です。その為全七章の空の境界を2枚のCDにまとめています。感想ですが、どこか物悲しさを感じる楽曲が多かったですね。それでいていつもの梶浦コーラスや和製音楽のサウンドは健在で、流石は梶浦由記といった感じでした。原作を見てない中でこう言うのもあれですが、2枚のCD全体で1つの協奏曲のような印象でした。という訳で原作を見ていないにもかかわらず作業用BGMとして最適です。前に買ったセカンドアルバムのFICTION IIも作業用BGMとして最適なのですが、こっちは神曲が多すぎてむしろ作業に集中できないという罠です。本当、梶浦由記は自分の色を表現しながら作品に合致するサウンドを作りますので素直に凄いと思っています。空の境界ファンの人はもちろん、梶浦由記ファンの人なら是非買ってもらいたいです。