徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

修士

 今寮の掃除をしています。今日のお昼くらいに退寮手続きをして完全に仙台から離れます。二年間というのは長いようでいてやはり今思えばあっという間だった気がしました。

 私は修士学生として二年間仙台で過ごした訳ですが、一番辛かったというか大変だったのはやはり「孤独との戦い」でしたね。研究室は皆さん気さくな人ばかりで全然寂しかった訳ではなかったのですが、「本当に何も考えずに」気兼ねなく話せる人がいなかったという事です。研究室にいて思った事の一つに同期の存在があります。私の一つ上の先輩も一つ下の後輩もどちらも二人ずついるのですが、やはり同じ研究室に同期がいるというのはこの上ない安心感があると思いました。新しい分野での研究新しい環境での生活は慣れが存在しませんのでどうしても誰か立場が同じ親しい人とかに頼りたくなります。ですが私にとってそれは許されなかった訳です。やはり一つでも学年が違えば絶対立場を気にしない訳にはいきません。そういう意味での「本当に何も考えずに」ということです。とはいえそんな事で色々投げ出してもバカらしいのでとにかく前に前に進んでいったつもりでした。それでも昨日一昨日に後輩二人が何か親しげに話している姿にある種の憧れを感じてました。

 という訳でとりあえず前に前に進んでいた二年間でした。そして修士論文を提出する数ヶ月間の間は最も密度の濃い時間でもありました。ですが、不思議な事に密度が濃ければ濃いほど時間が短く感じられるんですね。私が思うに、目の前に課題や仕事がなく思慮にふける時間があればあるほど時間を長く感じる事が出来るのだと思います。そういう意味でこの二年間はとにかく充実した時間だったと思います。ですが、今この段階にくると若干の寂しさがあふれて来ますね。私が好きなアーティストの一人である故岡崎律子さんの曲である「I'm always close to you」にこんな歌詞があります。

「行きつけない時は ゴールが欲しくて
ただ もどかしく もがいて走った
ゴールが見えると 今度は惜しくて
もっともっといたい
まだ続けていたいって 思うのね」

今の心境を言葉にするとまさにこの通りですね。結局当時はどんなに辛く苦しくても、それが終わって全く新しい世界に進もうとする時には今までの環境が恋しくなるんですね。これは新潟大学を卒業した時も同じでしたね。当時あんなボロボロの寮に住んでいて何かと不満を感じていましたが、いざ出る時になるととたん寂しさがこみ上げてくるんですね。ですが、それはそれだけこの二年間が充実したものであったことの表れでもあります。どんな状況でもいつかは変化するもので、この寂しさはいつも付きまとうものです。だから、本当はこんな気持ちにはさっさとケリをつけるにこしたことはありません。別にこれが今生の別れという訳ではありませんから(またすぐ帰ってくるし)。

 とにかくありとあらゆる意味で楽しかった二年間でした。右も左も分からない私がこうして修士を取れたのは他ならぬ研究室の方々のおかげでした。そして、研究室の方々とのつきあいは修士を取るだけではなく人生観や物の考え方など様々な面において参考になるものばかりでした。これから社会人として仕事をしていくわけですが、学生生活最後としてとても良い時間を過ごせたと思います。研究室の皆さんも体には十分注意して頑張ってください。

 というわけであと二時間程度で仙台を離れます。当分は実家で過ごし、3/31に次の生活の場である大宮に行きます。それまでは束の間の休みをとって「ゆっくりして」いこうとおもいます。それでは実家で。
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  1. 2009/03/26(木) 10:30:43|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

わかりますよ。それは。
俺も最初はつらかったもん。なんでも気兼ねなく話せる「友」というのは大切です。一つ上でも一つ下でもだめなんですよね。
今は慣れたけど、同期がいないさみしさはありますね。

どんな場所でも慣れ親しんだ場所を離れるのはさみしいものです。充実した時間を過ごしたならなおさらね。

新生活までわずかですが、束の間の休息「ゆっくりして」くださいな。近くならごちそうするんですが、まぁ、それはいずれ、ということで。
  1. 2009/03/26(木) 11:18:58 |
  2. URL |
  3. タカ #LrGc051E
  4. [ 編集]

>タカさん
まあ、それでも暫くしたらすぐに慣れるんでしょうね。私個人の考えですが、慣れってありがたいと思うと同時に怖いとも思います。どんなに強い思いでも、時間と共にどうしても風化してしまうものなんですかね。
  1. 2009/03/28(土) 23:04:13 |
  2. URL |
  3. M.M #-
  4. [ 編集]

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Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
第2回のべるちゃんコンテスト審査担当。
第10回同人ゲーム制作勉強会講師担当。
ノベルゲーム部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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