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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

時を刻む唄

 最近は来週に控えた論文紹介の準備をしています。自分で選んだ論文とは言え中で議論されている内容は結構私の手に余るもの、ギリギリまで論文とニラメッコすることになりそうです。

 前に今期放送中のアニメである「CLANNAD ~AFTER STORY~」のOPが神曲だどうたらと言ってましたが、そのCDである「時を刻む唄」が一昨日発売されましたのでサッサと買ってきました。一度聞いただけでその澄み切ったメロディと歌声の虜になってしまったので、何がなんでもこれだけは買おうと思ってました。この時を刻む唄の歌手はAIRの「鳥の詩」などで有名な「Lia」です。もうこれだけで歌唱力の面で保障されたといっても過言ではないでしょう。そして作曲者は「Key」の作品の中で数多くの名曲(Last regrets、夏影、小さな手のひら、etc)を生み出してきた「麻枝准」です。この二人のペアはまさに「Key」の為に用意された物と言って良いでしょう。具体的な感想は実際聞いてみればそれだけで十分なのですが、本当にとにかく透き通っているんです。ピアノを中心にして奏でられるメロディと変拍子だらけの中で一定のテンポで刻まれるバスドラムが絶妙のスピード感を作っています。そして、この曲でもう一つ評価されるべき内容はその歌詞です。正直、歌詞の内容はまさに「CLANNAD ~AFTER STORY~」の内容そのものです。故に内容を知っている人とそうでない人ではこの曲を聴いた後で思う点が180°違うでしょう。それだけ破壊力を持っている歌詞です。という訳で、「CLANNAD ~AFTER STORY~」のOPとしてこれ以上のものはあり得ません。アニメを見ていなくてもCLANNADを最後までプレイした人なら是非聞いてみてください。

 と、とりあえず思う事をつらつらと書いてきましたが、歌詞に関しては別の観点で思う事がありまして。で、この内容は完全ネタバレになりますので追記で書きました。CLANNADを最後までプレイした人以外は注意して下さい(反転表示で読めます)

 確かに朋也の視点でリアルに心情を表現しています。そして、その場面は渚が汐を生んで死んだあとの状況を再現しているようですね。

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(歌詞一番サビより)

  きみだけをきみだけを

  好きでいたよ

  風で目が滲んで

  遠くなるよ

(歌詞二番サビより)

  きみだけがきみだけが

  そばにいないよ

  昨日まですぐそばで

  僕を見てたよ

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 そして、渚が死んで手に入れられるハズだった家族三人での幸せを失っても残された汐を大事にしていこうという思いをダイレクトに書いています

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(歌詞一番サビより)

  いつまでも 覚えてる

  なにもかも 変わっても

  ひとつだけ ひとつだけ

  ありふれたものだけど

  見せてやる 輝きに満ちたそのひとつだけ

  いつまでもいつまでも守っていく

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 その他の部分を見てもやはり「汐End」を想定した内容だと考えられます。それだけ歌詞全体に渚がいない悲しみとそれを乗り越えて前に行こうとする朋也の強さが散りばめられているのです。そんな中一見すると完全に流れをぶった切ってる様に思える部分がありました。

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(歌詞二番2メロより)

  肌寒い日が続く もう春なのに

  目覚まし時計より早く起きた朝

  三人分の朝ご飯を作るきみが

  そこに立っている

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 渚が死んでいる以上三人分の朝ご飯を作る「シチュエーション」はありえません。この部分だけ「渚生存End」です。ですが、シナリオも担当した麻枝准がそんなミスをするはずがありません。ではこの部分は何を意味するのか。私はこう解釈しました。

・三人分の朝ご飯を作っている渚の姿は朋也が見ている幻影。心のどこかでまだ渚が生きている事を願っている一面だと思います。
・それでも汐のご飯を作らなければいけないため自分が全てやらなければいけない。なので今日も目覚まし時計より早く起きてしまったのでしょう。
・その証拠にその後のサビの歌詞では渚がそばにいない悲しみを表現しています。渚が死んで5年以上経つのに(朋也が自分で汐のご飯を作っているあたりから二人で祖母に会いに行った後だと思われる)やっぱり昨日のように思い出してしまうんですね。

 とすると、この歌詞を書いた麻枝准としてもやはり汐Endに重きを置いているのでしょか。これは私の「CLANNADのGame Review」での感想ですが、誰も死なないHappy Endの方が悲しみはありませんが渚が死ぬ事で本当に朋也が強くなる事が出来るという意味で汐Endが真のCLANNADのEndとしてふさわしいと思っています。まあ事の真相はよく分かりませんが、少なくとも汐Endをテーマとして描かれている点でこの曲は私の中で神曲に昇華した訳です。


 まあ、この意味深な歌詞の解釈なんて人それぞれですからね。それだけ強力な力を持っているという事です。とにかくこれで間違いなく「CLANNAD ~AFTER STORY~」は成功するでしょうね。
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  1. 2008/11/16(日) 01:07:27|
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ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
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