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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

博士

 数日前、内定を頂いた企業から入社のための通信教育資料が届きました。定期的に添削を送る形で行うようです。なるほど、さすがにまっさらな状態で入社を迎える訳にはいかない、って事ですか。

 昨日は研究室で毎年恒例の芋煮会が行われました。研究室に関わる学生、教員、職員の方々全員が参加する行事という事でそれなりに楽しい会となりました。そんな中で私的に焦点になったのは、研究室同期の近況の話と昨今の大学院生を取り囲む環境の話です。同じ研究室といえども研究グループが違うので普段顔を合わせる事はまずありません。なので、こういった行事で会話するのは私にとって実に貴重なのです。で、分野は微妙に違えどやはり修論というものに対しての不安や焦りは共通のものらしく、毎年のように論文作成の為に燃え尽きる冬がやってきそうです。まあ、大変なのは私一人では無いという事を再認識できたのでそれだけでも十分に励みになります。そして、これは日経で見た記事なのですがここ十年で博士課程に進む人が半分に減ったそうです。つまり、若い研究者がどんどん減っていくことを意味しています。私も就職する道を選んだ一人としてこの現状はよく理解できます。やはり自分の能力を信じて研究活動に挑戦するよりも職を手に付けて堅実に人生を歩んでいく安全志向の方がこのご時世選ばれるのでしょうね。研究室の同期も今のところ就職する方向で固まっているようです。しかし、若い研究者の仕事が大きな評価につながるのもまた事実です。実際今回ノーベル物理学賞を取った3人の論文は今から何十年も前に書かれたものです。世界的にも日本の博士課程進学率の減り具合が顕著のようですし、そういう意味で今後の日本の学業の発展が心配ですね。

 まあ、修士課程で揉まれてなお博士課程に進む人ならば自分の信じる道へ突き進む力を持っているでしょう。むしろ、そういったものを持っている人じゃないと博士課程には行ってはいけないと思いますね。どんな進路でも、結局は本人の問題なのだから納得するまで考え抜くしかないんですね。
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  1. 2008/10/26(日) 01:17:40|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

>むしろ、そういったものを持っている人じゃないと博士課程には行ってはいけないと思いますね。
おれもそう思うよ。ホント。
ドクター行く人って実力ある人か実力あると勘違いしてる人のどっちかな気がしてるよw
本当にすごい人に限って就職したりするから人生って面白いなぁ~なんて思ってしまう^^
  1. 2008/10/26(日) 07:59:39 |
  2. URL |
  3. moon #-
  4. [ 編集]

博士課程も就職課程も自分で決める道。
研究(けんきゅう)とは、ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことである。語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。
とある。
研究者だけが研究するのではない。人間、ひいては生きとし生けるもの全て研究者なのである。
氏の考察通り、博士課程に行くには今までより更に自分の道を研ぎ澄ます事になるため相当の苦労を要するでしょう。
しかし、殊院からの就職について言えば、同じく自分の今まで学んできた事をどう研ぎ澄ませるかにかかっているのではないでしょうか。
私の好きな言葉に、「Once a Marine,Always Marine.」という言葉があります。これは「一度海兵となったならば常に海兵たれ」という意味ですが、海兵じゃなくとも研究者なら通ずる所があるのではと思います。
一度研究への道を歩んだ氏、どのような道を歩もうとも自分を研磨する事を忘れぬ様。その努力は無駄にはならないと信じています。
  1. 2008/10/26(日) 23:38:28 |
  2. URL |
  3. 奈々氏 #-
  4. [ 編集]

博士についてひとつ。
博士課程に進んでも、その先がないという現状も希望者減少の一因ではないかと思います。
学生時代に聞いたことがあるけど、進学するほど就職は難しくなる、らしいのですが、実際はどうなのでしょうか。
  1. 2008/10/27(月) 23:51:42 |
  2. URL |
  3. タカ #LrGc051E
  4. [ 編集]

>moonさん
>実力あると勘違いしてる人
これも結構いるんだよね。どこからこの自信が来るのかホント分からんよ。これも出来ればM1の後半にでも悟って欲しいところだよね。うちの博士や助教を見て悟れた俺はセーフだよな。
>奈々氏さん
くそぅ…メチャクチャかっけぇ言葉をありがとうございますこのやろう。確かに人生は研究だね、博士には行かないけど常に学ぶ姿勢は大事だな。でも一言これだけは言っておこう。人生=研究には同意するけど「研究」を「仕事」にするのは「研究に対する覚悟」が全く違う。俺が就職を選んだ一番の要因がここである点を理解して頂けただろうか。
>タカさん
おっしゃる通りその事は間違いなく博士課程進学を少なくしている事実です。上でも言いましたけど「博士に行くこと=研究者になる道しかない」程度の覚悟が必要なんですね。もう一般的な人生には戻れないと言う覚悟が出来てかつ実力があるからこそ進める聖域なのですよ、博士は。
  1. 2008/10/28(火) 02:12:19 |
  2. URL |
  3. M.M #-
  4. [ 編集]

亀レススマソです。
>「研究」を「仕事」にするのは「研究に対する覚悟」が全く違う
>「博士に行くこと=研究者になる道しかない」程度の覚悟が必要
すごく良くわかる。俺もこれを感じたので、今の進路にしたし。
たった1つの結果を出すために、何年かかるか分からんし、結果自体が出るかもわからない。でも、結果を出さないと仕事が続けられない。根性ない俺には到底㍉な方向だわ。
  1. 2008/10/28(火) 10:36:38 |
  2. URL |
  3. 白髭 #-
  4. [ 編集]

>白髭さん
だよね。やっぱり研究職は他の仕事と比べても特殊な部類だよね。うちの研究室でも明らかに一般就職した方が時間作れるだろって思ってしまう生活している人ばかりだしね。
  1. 2008/10/30(木) 02:02:34 |
  2. URL |
  3. M.M #-
  4. [ 編集]

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