お盆明けで仕事再開してますが、ちょっと乗り切れていないと言いますか仕事してる実感を感じていません。仕事されるんじゃなくて仕事するようになりたいです。
今回は最近読んだ本を紹介します。長かったですけど読んで良かったって思えた一冊でした。
・性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか - オギ・オーガス(
紙の本、
電子書籍)
2012年2月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、お知り合いの方からおすすめされた事です。恐らくですけど、ほとんどの人がこのタイトルを見れば読んでみたいと思うのではないでしょうか。何しろ、
性欲ですからね。人間の
三大欲求の1つについて科学的に書いているのですから。正直なところ、始めはエロい事が色々書いてあるんだろうなと思いました。勿論それもありましたけど、それ以上に本当に
性欲というものについて情報を集め分析し、丁寧に解説しておりました。この本では、全部で
11の章に分けて性欲について分析しております。そして、その大筋は
男と女の違いについて書いておりました。例えば、
男は性欲と心がほとんど一致するそうです。ペニスが勃起していたらきっとそのまま信じて良いです。ですが、
女は性欲と心は一致しないそうです。ヴァギナが濡れていてもそれで興奮しているわけではない無いそうです。他にも、ホルモンの違いで
男は支配的になるということ、
女は様々な情報をかき集めて結婚相手を見つけることなど、ありとあらゆる側面から男と女の違いを書いておりました。大変勉強になりました。
400ページに迫る膨大な資料とテキスト、ホントここまで性欲について書いた本はこれまで無かったのではないでしょうか。そして、読めば読むほど
男と女は違う脳をしているという事が分かりました。それは、逆に言えば
お互いが違うのが当たり前でありある意味同等であるという事です。多少なりとも、
男女の違いについて寛容になれるのではないでしょうか。好きな人の気持ちが分からない、それはきっと仕方がないことなんだろうなと思えるようになりました。是非世の中の悩める男女に読んでほしいと思いました。面白かったです。
科学ってこういうものだなと思わせる一冊でした。好きな物や興味があるものへの追求があるからこそ、この一冊が生まれたんだなと思っております。
スポンサーサイト
- 2021/08/19(木) 22:05:41|
- 本
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0