今日は普通の休み。緊急事態宣言が出てますので巣籠需要が高まります。こういう時にビジュアルノベルを沢山消化したいですね。後は、早く収束してどこかに出かけたいです。
先日ですが、タイトルにあります
大コメ騒動という映画を見てきました(
公式HPはこちらからどうぞ)。大コメ騒動とは、
100年前に富山県で実際に起きた米騒動にスポットを当てたエンタテインメントです。当時地方は財政状況が貧しくなっており、加えて米の価格が高騰しより厳しい生活を強いられていました。作品の舞台となっている
富山県の漁村でも同様の事態が起きており、主人公である松浦いとも日々の家事・仕事・育児を行いながら生活を送っておりました。物語は、米価格の高騰に伴い
漁村のおかか達が手を取り合って米の積み出し阻止を試みるところから始まります。地方の小さな漁村にいる少ない集団での行動ですが、この騒動が思わぬ形で全国へ波及していく事になるのです。感想ですが、
単純に楽しかったです。基本的に貧しい漁村が舞台ですので閉塞感と言いますか暗い雰囲気になる筈ですが、
登場人物みんなが元気で活発ですので暗い雰囲気には一切なりませんでした。言ってしまえば、
ノリノリなんですよね。皆自分の役を楽しんでるように感じました。そして、やはり
ネイティブな富山弁が凄かったです。メインキャストの
室井滋を始め、作中には
富山出身の俳優が多く参加しております。正直、
翻訳が必要だなと思うくらい訛りが凄くリアルさを感じました。後は、
生活が貧しい時こそ周りを信じられなくなるんだなという事も思いました。米の価格が高騰し満足に買えなくなる中で、そうした生活の基盤にすり寄ってくる誘惑に抗う事はとても難しいです。同時にその事が周りとの温度差を生んでしまいコミュニティが壊れてしまいます。それでも、ここの漁村では最後まで踏ん張り米騒動を起こしました。そんな
人間らしさを真っ直ぐに感じる描写も印象的でした。総じて楽しく見させて頂きましたし、何よりも
お米を食べたくなりますね。そんな感じの良い映画でした。
エンディングが米米CLUBというのも粋でした。折角なので、富山のお米を食べてみようとも思いました。まだロードショーしておりますので、タイミングが合えば是非ご覧頂ければと思います。
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- 2021/01/17(日) 09:48:49|
- 日記
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