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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

暗号解読 下

 今日は夜勤明け。人事異動の影響で途方もなく忙しくなってしまったので、この一週間は本当に長かったです。・・・いや、逆に短かったですね。仕事ばかりしていたのであっという間でした。これが来週もだと思うと恐ろしいですね。

 今日は最近読んだ本を紹介します。以前読んだ本の続編ですね。これでやっと完結です。

暗号解読 下 - サイモン・シン(著)、青木 薫(訳)
 2007年7月に発売された本です。タイトルに(下)とあります通り、上巻とセットで暗号の歴史について記しております。上巻では中世ヨーロッパから第一次世界大戦までの歴史を紹介しておりましたが、下巻では第二次世界大戦から量子コンピューターまでを紹介しております。上巻で、暗号は作成者と解読者の戦いだと言っておりましたがそれは下巻でも同じでした。どれだけ高度な暗号を作っても、コンピューターの性能が向上すればたちまち解読されてしまいます。ですが下巻では現在の暗号技術の中心となっている素数の役割について多くの文量を割いておりました。素数というものは、未だにその法則性が数式として記述出来ておりません。"ほぼ"素数と呼ばれる式は存在するのですが、無限のかなたに向かう途中でズレてしまいます。何が言いたいのかと言いますと、素数を暗号に使った場合は地道に素因数分解しなければ鍵にたどり着けないのです。これが現在の情報技術の基本となっており、今でも私たちの生活に役立っております。この素数を使った暗号に打ち勝つためには、もはや量子コンピューターを使うしかありません。現在のコンピューターの10^??ものスピードで解読しますのであっという間に鍵が分かってしまいます。ですが、量子コンピューターが生まれればそれは同時に不確定性を持った鍵が登場するという事です。結果として量子コンピューターの誕生で今までの暗号の概念が無くなり、そして暗号作成者が勝ってしまうのです。そんな暗号の歴史から未来の姿まで、情熱を感じるテキストで楽しませて頂きました。上巻下巻通してかなりマニアックな内容でしたので、是非じっくりと読んでみて欲しいです。巻末には暗号の練習問題がありますので、そちらで遊んでみるのも良いかも知れません。面白かったです。

 とにかく秘密を知りたいという情熱を感じる内容でした。そしてそんな技術者の粋が集まって今の情報化社会があると思うとロマンを感じます。きっと今使かっている技術も、10年後にはすっかり破かれるんでしょうね。
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  1. 2020/06/06(土) 12:01:56|
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