今日は普通の日勤。今週はちょっと夜勤の数が多くて、加えて少し体を冷やしたっぽくて微妙に倦怠感が抜けない感じです。どうせコロナですので、きっとこのまま土日は引きこもりですね。
今回は最近読んだ本を紹介します。小説なのですが、普段ビジュアルノベルを読む私にとって本で物語を読んだのは割と久しぶりかも知れません。
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神様のカルテ 1 - 夏川 草介
2011年6月に発売された本です。小説家であり医師である
夏川草介氏による小説であり、
劇場版にもなっておりますので知っている方は多いのではないでしょうか。私は小説の発売時期や劇場版が公開された時期には知りませんでしたので、今更ながら読んでおります。切っ掛けは会社の後輩とオススメの本の話をしたときに名前が挙がった事ですね。
知り合いが好きな作品ですので、是非その人を理解したいと思い読んでみました。主人公である栗原一止(くりはらいちと)は、信州にある
24時間365日患者を受け入れている病院に働くとある内科医です。結婚しており、妻は世界を股にかけるカメラマンです。お互いその職業柄、あまり顔を合わせる事はありません。住んでいるのは
御岳荘と呼ばれる古めかしいアパートで、少し変わった住人がいて面白おかしく日々生活しております。日々忙しく診療する一止の視点で、
病院の大変さや
命というもの、
人々の生きる様子を描いた内容となっております。読んでみて思ったのは、
非常に読み易くサクサクと進める事が出来るテキストです。時に医者の蘊蓄が語られたり時に恋バナがあったり、時に家族愛があったりと場面を変えつつ少しずつシナリオが進んでいきますので、
頭に入り易いのが理由なのかも知れません。全部で
3つの章に分かれており、それぞれ
100ページ未満程度ですので私の場合は30分程度で各章を読む事が出来ました。派手さは無いもののジンワリと胸が温かくなる物語でした。なるほど、劇場版になるのも頷けると思いました。オススメですので、是非興味のある方は読んでみて下さい。
ビジュアルノベルでも小説でも、やはりテキストが一番大切ですね。
読むという動作を阻害する要素は極力減らすべきだと思うんです。
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- 2020/03/13(金) 19:55:50|
- 本
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