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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

秋葉原事件 加藤智大の軌跡

 今日は休み。先週先々週で知り合いが所属する楽団の演奏会を聴いてきましたが、今日も別の知り合いの演奏会に行ってきます。毎週こういったイベントに巡り合う事が出来るのは嬉しいですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。読んだ切っ掛けは、今年プレイしたとある同人ビジュアルノベルでした。一度ちゃんと理解したいと思い読んでみました。

秋葉原事件 加藤智大の軌跡 - 中島 岳志
2013年6月に発売された本です。2008年6月8日、秋葉原通り魔事件と呼ばれる無差別殺人事件が発生しました。犯人は派遣社員である加藤智大であり、白昼の歩行者天国で起きた凄惨な事件という事で社会現象になりました。社会現象になった理由は加藤智大が唯の殺人鬼だったという事ではなく、家庭環境や自身の社会との繋がり、派遣社員としての立場やネット社会の発展など現代を取り巻く様々な要因が複雑に絡み合って今回の殺人に至っているからだと思っております。ネット上では加藤智大を神格化する声もあり、一人の犯行として切り縮めてはいけないのではないかと思いました。この本はそんな加藤智大の軌跡について綿密な取材と共に記した内容となっております。幼い時の家庭環境の辛辣さ人との会話が苦手な様子、言葉ではなく行動で自分の意思を示してしまう態度、そんな不器用な様子が赤裸々に語られておりました。正直、私も他人事ではないと思いました。私を含め、全ての人は社会との繋がりが無ければ生きていけません。お金を稼ぐにしても食べ物を手に入れるにしても、絶対に社会と関わるからです。そして、社会との繋がりについて自分以外の人の姿が否応にも見えてしまいます。無意識に自分と比較してしまうのです。加藤智大はコミュニケーションが苦手でした。その為人並みの幸せというものを手に入れるのが出来ない様子でした。そんな自分自身に絶望し、居場所を失った加藤智大は今回の殺人に至りました。殺人をする事が悪い事だという自覚は勿論ありました。それでも、加藤智大には殺人しかもう自分と社会を繋ぐものは無かったのではないかと思いました。あとがきにて、加藤智大には自己と向き合い言葉と向き合う必要があったと言っておりました。自分のコミュニケーションが苦手な性格を受け入れ、自分なりのペースで社会と繋がる為に言葉を使わなければいけない、これは全ての人が達成しなければいけない課題だと思いました。人と幸せを比べる事に意味が無い、自分の幸せは自分で見つけないといけないと思いました。

 どのような形であり社会とは繋がらなければ生きていけません。合う社会もありますし合わない社会もあります。自分にとって居心地の良い社会は、きっとあるはずなんですけどね。
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  1. 2020/02/23(日) 08:56:58|
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Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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