FC2ブログ

徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

 今日は夜勤明け。引っ越しも大詰めで、今日はニトリに頼んだ家具が届きました。大型の本棚が届いたので早速手持ちの本を並べてみました。いや~楽しいですね。この瞬間を待っていたんです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。正直、こんな本が世の中に出て良いのか?って思いました。あまりにも衝撃的な暴露本でした。

トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉 - 西岡研介
2019年10月に発売された本です。久しぶりに、凄まじい一冊を読んだという感じでした。タイトルになっているトラジャとは、インドネシア・スラウェシ島の中央や西南の山岳地帯に暮らすマレー系の先住・少数民族の名称です。ですがこれにはもう一つの意味がありまして、それは旧国鉄の労働組合「動労」「国労」出身の有能な革マル派同盟員で、分割・民営化前後に『職業革命家』として革マル派党中央に送り込まれたメンバーに名付けられた名称という意味があります。この本は、2018年にJR東日本の第一労働組合であるJR東労組から35,000人が脱退した出来事が何故起きたのかを、30年の歴史を振り返って描くノンフィクションです。著者は週刊文春でもジャーナリストとして仕事をしており、どんなリアルな内容が書いてあるのか気になって読んでみました。この本、なんとページ数は600ページにもなります。非常に分厚く、辞書の様です。そして、そんなに分厚いのに読む手が止まらず先日帰省した行き帰りの電車の中で一気に読んでしまいました。内容ですが、JR東日本とJR北海道の会社体質と第一労働組合との関係を細かく書いておりました。これがノンフィクションなのですから、どんなドラマよりも恐ろしいですね。組合を守る為に安全を疎かにする、組合を守る為に人の命を疎かにする、そんな事実が赤裸々に書いておりました。そして、そんな恐ろしい事実がありながらも誰も脱退しなかったJR東労組の組合員たち、ですがそれも会社のメスが少し刺さっただけで簡単に弾けてしまいました。JR東労組に信頼があれば、誰も脱退などしなかったのでしょうね。それでも脱退したのは、やはりこんなやり方はおかしいと思っていたからだと思います。首都東京の鉄道網を支えているJR東日本、その内部でこんなごたごたがあっては誰も乗る人はいなくなるという物です。今回の35,000人の脱退は間違いなく正しかった、そしてこんな腐敗した労使関係は許されるべきではない、そう思わせる一冊でした。

 昭和から平成、そして令和になる中でこうした対立は恐らくかなり多く存在したのだと思います。それが時代の流れと共に変わっていく、それでも変われなかったからこんな事件が生まれたのですね。
スポンサーサイト



  1. 2019/10/24(木) 22:20:36|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
<<Prelim Open | ホーム | キリン解剖記>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mmsroom.blog67.fc2.com/tb.php/1920-2c83d43c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する