今日は休み。
引っ越し作業がかなり本格的になって来まして、先日
IKEAで頼んだ家具が届いて昨日は
粗大ごみを市の回収センターに捨てて来ました。今日も引っ越し準備を進めて、明後日に
ニトリの家具が届きます。
今回も最近読んだ本を紹介します。とても興味深いタイトルでして、内容もタイトル通りの素直なものでした。是非
これから大学を目指す学生さんに読んで欲しいと思った一冊です。
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キリン解剖記 - 郡司 芽久
2019年8月に発売された本です。この本を買った切っ掛けは、会社の後輩から勧められた事です。キリン解剖記、正直この言葉だけで
ワクワクしてしまいました。キリンと言えば、あの
長い首が頭に浮かぶと思います。そして、この本の著者である郡司芽久氏もまたその長い首に魅入られてキリンを研究する道に進んでおります。この本は、
著者が大学生になってから10年の軌跡を書いております。
何となくキリンの研究をしたい、そんな想いから様々な人と出会い沢山のキリンと出会っていきました。初めてのキリンの解剖で思うように成果が出なかった悔しさや、一つのことを解明したいという想い、そんな研究者としてのキャリアを積んでいく様子が印象的でした。最後まで読んで、私は
著者が羨ましいと思いました。何故なら、子供の事から好きだったキリンに
大人になった今でも関わっているからです。自分が夢見たものは、実はそうでもなかった。憧れていたものは、実は大変だった。そんな経験は誰にもあると思います。ですけど、それでも
好きなものは好きという気持ちを失う事なく、走り続ける事が出来る人が著者のようになれるのだと思います。好きなものが好きでなくなるのはとても悲しい事です。だからこそ、人は
自分なりの好きを見つけるべく人生を歩んでいるのだと思います。大切なのは、
好きという気持ちを失わない事かなと思いますね。それさえ持ち続ければ、きっと素敵な出会いが待っているはずです。自分も、自分の好きなものを忘れないようにしたい思いました。
そして、研究にはお金がかかりますのでそうした支援がある事も大切ですね。誰かがキリンの研究の意義を認めてくれた、それだけでもとてもありがたいですし嬉しい事です。
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- 2019/10/22(火) 08:16:41|
- 本
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