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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

上級国民/下級国民

 昨日今日と一泊二日で北の方に出張に行ってました。10月になったので多少は涼しくなると思っていたのですが、全然夏日でしたね。今日はこの日記を書いたらすぐ寝てしまう気がします。

 今回は最近読んだ本を紹介します。これも確か先月自分探しの旅に行った時に読んだ本だった気がします。

上級国民/下級国民 - 橘玲
2019年8月に発売された新書です。橘玲氏の本はこれまでも何冊か読ませて頂いておりますが、本当にタイトルが上手だと思っております。何しろ、今ネット上で騒がれている上級国民という言葉をダイレクトに使っているのですから、上級国民という言葉はネットスラングです。実際にそういった身分は存在しません。では何故この上級国民という言葉が流行ったのでしょうか。それを、氏はモテるモテないという非常に分かりやすい構図を使用して説明してくれました。行ってしまえば、上級国民はモテる人であり下級国民はモテない人です。この本では、平成という時代で起きた事とそこから予測される令和という時代で起こる事を書き、その中でモテるモテないに分類される人々を描いております。その後人間という生物としての本能と現代社会での関わり方に発展し、最後にリベラル化する社会の中でますます加速する上級国民と下級国民の差を描いております。様々なエビデンスを用いて明快に世の中の事実を解き明かす書き方はとても鮮やかであり、誰もが納得してしまいます。時に耳の痛い事も書かれているかもしれませんが、それが真実なのですから仕方がないですね。最後、この本では知識社会は崩壊すると言っております。何故なら、テクノロジーが発達して人間の知識など必要なくなるからです。それは同時に、知識によって差別化していた文化が消えてまた一つモテるモテないの差がなくなるという事です。白人主義、嫌韓、独身、非正規、ニート、そういったマジョリティの中に存在している上と下的な関係は、テクノロジーの発達とリベラル化で少しずつ減っていくのかなと思いました。面白かったので是非皆さんも読んでみて下さい。

 今この世の中には意識無意識に関わらず様々な差別があります。ですがそれらもまた、テクノロジーの発達とリベラル化でどんどん変わっていくのだと思います。上級国民がいつまで上級国民でいられるのか、在り方そのものも変わっていくのだと思いました。
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  1. 2019/10/02(水) 21:33:53|
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