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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

愛がなんだ

 今日は日勤後に飲み会があって今帰宅。今週は珍しく日勤だらけだったんですけど、そのうち3日間飲み会だったのであっという間でした。まあ、飲める人がいるのは良い事なのかも知れませんけどちょっと疲れましたね。

 今回も最近読んだ本を紹介します。まさか、自分がこんなジャンルの本を読むとは思いもしませんでした。

愛がなんだ - 角田光代
2006年2月に角川文庫で出された本です。元々は2003年3月に角田光代氏によって発表された単行本であり、それを文庫本化したものが本作です。純度100%の恋愛小説として有名となり、2019年に映画化して全国公開されております。私がこの本を読んだ切っ掛けは、仕事の後輩と飲んだ時に教えて貰った事です。私は割と親しい人や尊敬する人が読んでいる本は真似して読みたくなる性格です。それが、今回は「愛がなんだ」だったという事です。主人公は30代の独身女性テルコで、テルコは同じく30代の独身男性であるマモちゃんに片想いしております。片想いなんですけど、一緒にご飯を食べたりデートしたり身体の関係を持ったりと、傍から見たら付き合っている姿そのものです。それでも、マモちゃんの心はどうしても自分に向いてくれない。そうしてそのままずっとマモちゃんの傍にい続ける人生を送っていたら、ある日突然転機が訪れた、というあらすじです。正直言って、テルコもマモちゃんもどうしようもありません。自分の事を決められないし、仕事とプライベートを分離できないし、相手に気持ちを伝える事も出来ないし、もどかしいしかありません。ですけど、それが片想いという奴なんだと思いました。片想い程、自分の事が分からなくなる事も無いと思います。このテルコのように、マモちゃんの為なら仕事もプライベートも全てを投げ打って捧げてしまうのです。それなのに、相手は気付いてくれないし察してもくれません。そんな関係、不毛だと思います。それでも、たとえ不毛でも傍にいたい、それもまた片想いなのかも知れません。この本では、そんな赤裸々でリアルな男女の気持ちが表現されておりました。まるで、自分の事の様です。そんな誰もが共感してしまう気持ちの揺れ動きを是非味わってほしいです。そして、テルコとマモちゃんがどんな結末を迎えるのが見届けて欲しいです。全ての恋する男女の為の本だと思いました。

 何となく、恋愛小説が読まれる理由が分かった気がします。共感するからなんですね。辛いのは自分だけじゃない、きっと小説に励まされるんだと思いました。
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  1. 2019/09/06(金) 22:56:22|
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ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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