今日は夜勤明け。中国に長期の出張に行ってましたのでもう仕事が溜まって溜まって、ずっとその処理をしております。やっと仕事の方も通常営業出来そうです。
先日中国に出張に行ったという記事を書きましたが、今回はその中で
成都市についてピックアップして書こうと思います。成都市は中国の内陸部に位置する
四川省の省都です。省都という事もあり、人口は
1,600万人と非常に多くまた都市そのものも非常に大きくなっております。都市部は
放射状及び円形に道路網が整備されており、計画的に街づくりが行われれている様子を感じました。また歴史的には
三国時代に蜀の都となっており、そうした観点からも魅力的な街だと思っております。
成都には
2泊3日しました。初日は東京から出発し上海で乗り継ぎましたので、成都国際空港に到着したのは
15:00過ぎとなりました。そこから車で移動し、成都市内にあるホテルにチェックインしました。移動中の高速道路は
片道4車線と大きくも真っ直ぐで、中国の広さを感じさせました。ちなみに、中国の運転は
非常に荒いですね。もう
平気でクラクションを鳴らしてガンガン割り込んでいくんですもの。よくこれで事故起きないよな、と思っていたら普通に事故ってました。そりゃそうだよなと思いました。ちなみに、
自転車や二輪車は歩行者通路を平気でクラクション鳴らして突っ込んできます。歩いていて気が気ではありませんでした。
そして、四川と言えばやはり
四川料理が気になると思いますが、想像以上の辛さでした。辛さというよりも、
油の多さと香辛料の多さと言った方が良いかも知れません。何を食べても辛みがあり、
取り皿が一瞬にして赤く染まるんです。まあ、これぞ醍醐味という感じですが私は
2日目の朝からお腹の調子を崩しました。それでも夜まで持ち直しましたので良かったです。ちなみに、街を歩いていてもう
どこにいても香辛料の香りがするんです。それだけ日常的に使っているんだろうなという感じがしました。
味は絶品でしたね。3日目くらいになると慣れて普通に欲しくなっているのが面白かったです。ちなみに、
麻婆豆腐は思ったより辛くなかったです。その分香りが良く、日本の四川風麻婆豆腐とは別物ですね。
後は、2日目の夜は
成都の人達と懇親会だったのですが、独特の
乾杯の風習がありました。机の上に
やたらと小さなグラスがあったのですが、そこに
白酒(バイジュウ)と呼ばれるお酒が注がれました。これは中国の焼酎のようなもので、度数はなんと
52度と非常に高いです。もう飲んだ瞬間食道から胃に掛けて熱くなるのが分かりました。だからグラスが小さいんですね。このグラスで、もう
10回以上も乾杯を交わしました。一人ひとりと交わすので常に
「カンペー!カンペー!」って言っていた気がします。なる程こういう文化なんだなと思いました。ですがかなり高級なお酒だったのか、次の日に全然残りませんでしたね。何れにしても美味しい料理と賑やかな雰囲気で楽しめました。
という訳で、中国の地方大都市の雰囲気を味わった感じでした。前回の日記で
高層マンション群とボロボロのアパートが混在する雰囲気と描きましたが、まさに成都がそのイメージそのものでした。経済発展している中でまだまだ格差は残っている、そんな雰囲気を感じました。今回自分たちは日本の企業から来たという事ですのでとても高級なおもてなしをして頂きましたが、
一人で観光するにはそれなりの準備は必要だなと思いました。少なくとも、これからどんどん発展していく勢いを感じました。文化や風習、食生活など様々な物に触れる事が出来ました。
次回は上海について書こうと思います。同じ中国でも成都と上海では全く違う、それを体感させられました。
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- 2019/07/17(水) 16:39:03|
- 日記
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