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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

あなたが世界のためにできるたったひとつのこと 〈効果的な利他主義〉のすすめ

 今日は夜勤明け。理由が分からないんですけど、最近まったく花粉症の症状が出ないんですよね。薬を飲んでいる訳でもないのに、周りの人は普通に花粉症なのに、もしかしたら花粉症じゃなかったっていう事なんですかね。

 今回も最近読んだ本を紹介します。今回紹介する本はよく本の貸し借りをするお知り合いの方からの一冊です。これも、自分であれば選ばなかったかも知れない一冊ですね。

あなたが世界のためにできるたったひとつのこと 〈効果的な利他主義〉のすすめ - ピーター・シンガー (著),関 美和 (訳)
2015年12月に発売された本です。突然ですが、皆さんは自分の事を利己的か利他的がどちらに近いと思うでしょうか?それでは、利己的に近いと答えた方は自分は利他的になりたいかなりたくないかどちらでしょうか?これは特に意味を持つ問いではありません。利己的でも利他的でも、利他的になりたくてもなりたくなくても、どれが正解でそれが不正解かは無いと思います。ですが、あなたが人生の中で少しでも自分ではない誰かの為に行動したという経験があれば、是非その経験と照らし合わせてこの本を読んでみれは如何かと思います。この本では、世界中で行われているチャリティ活動や慈善活動を紹介すると共にその内容を精査しております。また、世間的に行き過ぎとも思える利他的行動をとる人を紹介し同じく精査しております。利他的活動を精査する、ともすれば傲慢にも思えるフレーズだと思います。自分が他人の為に行動しているのに、それに善し悪しを言うのは何事かと。ですがこの本を読んでみると、世の中の様々な利他的行動が実は純粋な利他的行動ではないという事に気づきます。例えば、1,000万円集まれは難病に苦しむ日本人の子供に心臓移植出来るとします。よくテレビや都会の街頭で見かける光景です。ですが、同じ1,000万円あれば外国の飢餓に苦しむ子供の命を10,000人助けられるとします。あなたが1,000万円持っていたら、どちらに寄付するでしょうか?数字で言えば、10,000人の外国の子供に寄付する方が効果的です。ですが、それであなたは納得できるでしょうか。この質問が、この本で語っている効果的な利他主義の本質に関わっております。つまり、どれだけ感情的にならずに限りある資源で多くの人を助けられるかという事です。効果的な利他主義に必要なのは感情ではなく数字、そのように言い切っております。この時点で、嫌悪感を拭い切れない方はこの本を読むのはおススメしません。イライラが募るだけだと思います。少しでも納得できる部分があれば、是非その先を読んでみて下さい。逆に言えば、上記の問いにノータイムで外国の子供を選べる方はこの本を読む必要が無いかも知れません。本当の意味で世界の為に出来る事は何だろう、自分がやってる利他的行動は本当に利他的行動なのだろう、善と偽善はどう違うのだろう、そんな事を考えさせられる1冊でした。

 一度、自分の行動を深く深く考えてみる事だと思います。今している行動は本当に他人の為なのだろうか。行く行くは自分にリターンが帰ってくる事を前提としていないだろうか。
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  1. 2019/03/09(土) 17:50:57|
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