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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

スラップ訴訟とは何か 裁判制度の悪用から言論の自由を守る

 今日は久しぶりに何もない休み。ここ一ヶ月半は楽団の練習や演奏会まいてつ聖地巡礼COMITIAなどの即売会、等々何だかんだで外に出る用事がありました。今日みたいな日こそ、一気にビジュアルノベル読むチャンスですね。

 今日も最近読んだ本を紹介します。私は本を読むときはとにかくジャンルを違えるように読んでおります。ビジネス書を読んだら、次は雑学だったり、若しくはエッセイだったり、といった感じですね。今回は裁判の本です。

スラップ訴訟とは何か 裁判制度の悪用から言論の自由を守る - 烏賀陽 弘道
2015年に現代人文社から出された本です。烏賀陽弘道氏の本を読むのはフェイクニュースの見分け方福島第一原発メルトダウンまでの50年 事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題に続いて3冊目となります。非常に丁寧な取材と引き込むような文章が大変お気に入りで、この人の文章なら信じられると個人的にも好きな記者であります。そんな烏賀陽氏が今回テーマにしたのがスラップ訴訟というものです。皆さんはスラップ訴訟というものを知っているでしょうか?あまり聞きなじみが無いと思います。それもそのはずです。何故なら、日本の法律ではスラップ訴訟というものは存在しないからです。ですが、スラップ訴訟と同様の訴訟は幾つも起こされております。スラップ訴訟とは、憲法で保障されている権利を行使した人に対する民事訴訟の事です。これだけ言うとよく分かりませんが、簡単に言えば憲法上何も悪い事をしていないのにある日突然全く関係ない角度から訴えられるようなものです。例えば、マンションの建設に反対運動をしている住民に対して、通行妨害という名状で訴える事例がありました。この訴えに対して裁判所で何かしらの判決を出す訳ですが、この判決がマンション建設について何の解決にもならないのです。それでも、通行妨害という訴えを起こされたという事実は、マンション建設の反対運動を委縮させるのに十分な効力があります。このように、本題と関係ない訴訟を起こして相手に精神的苦痛を与えるのがスラップ訴訟の典型です。本の中では、日本における民事訴訟制度の不公平感についても触れておりました。日本は、言ってしまえば訴えたもの勝ちなのだそうです。訴えるのは非常に簡単、名状も要求する金額も自由に決めれます。そして、訴えられた人が自分の無罪を証明しなければいけないのです。訴えただけで簡単に相手に苦痛を与える事が出来る、これがアメリカに行けばスラップ訴訟という名前で守られます。皆さんも、もしかしたら明日突然誰かに訴えられるかもしれません。その時どのようにすればいいのか、一度スラップ訴訟について考えてみては如何でしょうか。非常におススメの一冊です。

 現代はSNSが発達してますので、本当突然どこから裁判を吹っ掛けられるか分からないとも言えると思います。たとえ貴方が余計な事を言わない様に意識していても、訴える側が難癖付ければそれが通るのが恐ろしいですね。
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  1. 2018/12/08(土) 20:42:47|
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ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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