今日は夜勤明け。そして実に
1ヶ月半ぶりのDDRをやってきました。久しぶり過ぎて踏めないんじゃないかって思ったんですけど、思ったよりも足が動いてくれて良かったです。何よりも、解禁情報知ってからずっと踏みたかった
MAX 360(
参考動画はこちらからどうぞ)と
シュレーディンガーの猫(
参考動画はこちらからどうぞ)が踏めたのが嬉しかったです。
今日も最近読んだ本を紹介します。本屋の新刊コーナーで見つけて、衝動的に買ってしまった本です。何故か読まなければいけない、そんな予感を不思議と感じておりました。
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ヒキコモリ漂流記 - 山田ルイ53世
2018年8月に発売された本です。正直な話、タイトルを見て
嫌な予感がしました。
自分の見たくない何かを見せてくれるのではないかと。そして、その予感は当たりました。この本は、髭男爵の名前で知られている芸人
山田ルイ53世が自分の半生を振り返り書いたものです。タイトルにあります通り、著者は青年期の殆どを
引き篭もって過ごしております。正直驚きました。芸人という
人と触れ合い人を笑わせる仕事をしている人が、まさか引き篭もっていたとは思いませんでした。ですが、その半生を読んでみて何となくその理由が分かったと同時に、何か
むずがゆい気持ちになってしまいました。著者が引き篭もってい理由、その殆どが
自分への認識の勘違いと
ありもしない世間体を気にしすぎた為でした。自分の事を
神童だと思っていた著者、それは別に構わないと思います。ですけど、相手の気持ちを
勝手に推し量ってしまったんですね。むしろ、相手の気持ちを
確認する事を恐れていたのだと思います。人って、自分の中だけで答えのない思考を回転させると大体
ネガティブに向かってしまいます。著者も家族に相談出来ず信頼も出来ず、自分一人で考えてしまってました。そして、この本を一躍有名にした言葉が
「何も取り得が無い人間がただ生きていても、責められない社会」です。実際、自分がどんな生き方をしていても
言う程周りは気にしていません。ですけど、周りは何も
悪気はなく物を言うんですよね。噂、SNS、その場は現在多岐にわたっております。その軽口一つ一つに
何も重みなどありはしないのに。それでも
言われた本人は決して忘れる事はありません。自分も皆さんも、言葉に少し気を付ければそれで良いんだと思います。それが、責められない社会の実現に大切なのかなと思いました。全体的に暗いテンションでした。ですが、
そんな人生も良いんじゃないかと思わせる内容でした。今は、読んで良かったと思っております。
世間体というものは本当に厄介だと思います。誰かが明確に定義しているものではないのに、
何となくこうしなければいけないと思わせてしまうのです。そんなありもしないルールに、どれだけの人が苦しんでいるのでしょうね。
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- 2018/12/05(水) 20:53:36|
- 本
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