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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

なんとめでたいご臨終

 今日は夜勤。夜勤があると次の日が非番になってくれるのは嬉しいんですけど、基本寝不足ですのでどうしてもモチベーションが下がってしまうのが悩みですね。

 今日も最近読んだ本を紹介します。私は基本的に読む本は直観で選びます。本屋さんで新刊コーナーに並んでいてちょっと気になったらすぐ手に取ってしまいます。だからこそ、人から勧められた本というのはある意味新しい視点を開拓してくれるのですごく有難いです。

なんとめでたいご臨終 - 小笠原 文雄
2017年6月に発売された本です。切っ掛けは私のお知り合いの方からおススメされた事です。皆さんはご臨終にどのような印象を持っているでしょうか。ご臨終は愛する家族と死を持って分かつという事、悲しいという印象を持つ方が多いのでしょうか。ですけど、将来必ず悲しいお別れが待っていると思うよりは、楽しいお別れが待っていると考えた方が楽しいと思いませんか?この本では、終末医療に関わっている小笠原文雄先生が自ら立ち会った患者さん達のご臨終の様子をリアルに描いております。全部で40以上の事例の中で、それぞれの方にそれぞれの終末の形があるという事が語られております。小笠原先生が意識している事、それは医者は医者の務めを果たせるのであれば果たす、そしてそれが難しいと判断したら患者の希望を最優先にするという事です。例えば、抗がん剤はガンを治療する為に使われます。ですが、末期がんの患者を少しでも延命する為に抗がん剤を使う事はしないそうです。それよりも、モルヒネを使って痛みを取ってあげる事に重点を置きます。その方が、患者の方の不安を取り除けるからです。そして、この本では終末を迎える患者さんに対して様々な制度があり出来る事があるという事を伝えております。トータルヘルスプランナー(以下THP)という方を起点として在宅介護を行ってくれる制度、PCAと呼ばれる患者自分の意思で痛み止めを打つことが出来る器具、患者や家族の意思で即日で退院できる緊急退院という制度、こういったものを活用して少しでも本人にとって満足のいくご臨終を迎えて欲しいという想いが伝わりました。この本の中ではぴんぴんころりという言葉がよく登場します。亡くなる直前まではぴんぴんしていて、亡くなるときはころりと逝くという意味です。呼吸器を付けられ肉体を殺さない為だけの延命措置は、ぴんぴんころりではありませんね。人間の尊厳という物に対してどのように向き合うのか。そして家族やTHPや医師や看護師の方とどれだけ理解を深める事が出来るのか。その事の大切さを学ぶことが出来ました。死は誰もが逃れる事が出来ません。死について考える事は、必ずや意味のある事だと思っております。

 この本を読んで、病は気からという言葉は本当なんだなと思いました。まずは自分自身が前向きな気持ちにならないと、治るものも治りませんね。
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  1. 2018/11/15(木) 07:42:33|
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