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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

 今日は夜勤明け。少し落ち着いたと思ったらまた猛暑がぶり返してきました。冷房が欠かせない気温ですね。こういう時に風邪を引きやすいですので皆さんお気をつけて。

 今回は最近読んだ本を紹介します。正直、今年読んだ本で一番興奮した本かも知れません。超大作であり、それでいて超ベストセラーになる理由が分かる気がしました。

サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 - ユヴァル・ノア・ハラリ
2016年に河出書房新社で発売された本です。ここ1~2ヶ月くらいはずっとこの本を読んでました。サピエンス全史は上巻と下巻に分かれておりまして、全部合わせると約600ページにもなる内容です。加えて一ページ当たりの文字数も一般的な新書の倍以上あり、非常にボリュームがある事が分かると思います。ですが、その最初から最後までずっとワクワクしながら読む事が出来ました。何故なら、タイトルの通りサピエンスの全ての歴史を鮮やかに分かり易く描き切っているからです。サピエンスとは、ホモ・サピエンスの事です。ホモとはラテン語で人という意味であり、現在この地球に残っている種はサピエンスしかおりません。つまり、かつてはサピエンス以外の人類も存在したという事です。では何故他の人種は絶滅してしまったのでしょうか。この本では、その根本から丁寧に解説しております。石器時代のサピエンスとそれ以外の種の生活の違い、そしてその理由を分かり易く書いているのです。この本では、そうした石器時代を認知革命と称し、そこから農業革命人類の統一科学革命と大きな単元を振っております。この本を読めば、私達が何となく歴史で学んできた事、その知識が実に上澄みだったという事に気付けると思います。まさに目から鱗の連続でした。自分が常識だと思っていた事が、それすらも作らされた事だったんだなと思えるようになりました。そして、本書の最後ではサピエンスの未来についても触れておりました。AIが発達しテクノロジーが発達し情報が爆発的に増えている現在、これまでのサピエンスはもしかしたらいなくなってしまうかも知れないと著者は言っております。そして、その先に生まれる新サピエンスの持つ常識や文化は、きっと私達が想像できない何かで構成されると思います。それでも忘れてはいけない事、それは幸せの在り方だと著者は言っておりました。物が溢れ娯楽が溢れている現在、皆さんは幸せですか?中世や石器時代の人と比べて、確実に幸せだと言えますが?そうだと簡単に言えないと思います。そもそも、幸せとは何なのでしょうか?私たちは何を望んでいるのでしょうか?この答えが出た時、サピエンスは新サピエンスになれるのかも知れません。そんな、歴史と夢とロマンと幸せが詰まった本でした。科学をかじった事のある人は勿論、そうではない人でも是非読んで頂きたいです。いわゆる名著と呼ばれる本だと思います。

 確かな事実から積み上げ積み上げた結果生まれたこの事実、普段無意識だっただけに改めて認識すると体の奥底がくすぐられる感覚を覚えます。これが、サピエンスが今日まで生き残ってきた証拠なのでしょうか。
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  1. 2018/08/22(水) 20:20:38|
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