徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

論理哲学論考

 今日は何もない休み。久しぶりに一日ビジュアルノベル漬けでした。先週COMITIA124が行われてもう1週間経ってるんですね。ビジュアルノベル部として楽しんだあの時が昨日の事のように思い出されます。

 今日も最近読んだ本を紹介します。実際のところGW中に何冊か読んでいたのですが、書く暇が無かったのでこの時期にまとめて更新していたりします。今回はビジュアルノベルに影響されて読んだ本です。

論理哲学論考 - ウィトゲンシュタイン(著)、野矢 茂樹(訳)
 2003年に岩波文庫で出版された本です。私がこの本を読む切っ掛けになったのは、C93で入手したビジュアルノベルをプレイしている時でした。私が同人ビジュアルノベルを選択する基準は、実際のところです。何となくパッケージの雰囲気に惹かれて、そこから裏面のあらすじに惹かれて選択しプレイしております。そして、C93で入手した作品をプレイしていたらたまたま3連続で今回記事にしているウィトゲンシュタインが著したこの論理哲学論考を取り扱った作品に出会ったのです。元々この論理哲学論考を扱った作品というものは多くありました。商業ビジュアルノベルでもケロQ素晴らしき日々~不連続存在~などは代表かと思います。ですが私はこの論理哲学論考を読んだ事がありませんでした。ですがこうも連続して論理哲学論考に触れてしまったのであれば、もう読むしかないと思い手に取らせて頂きました。この本を読むにあたって、まずは栞を2つ用意する必要があります。1つは本編で、もう1つは訳注で使用します。この本編と訳注を交互に繰り返しながら、1つ1つの構文を読み進めていくことになるのです。そして、ウィトゲンシュタインはこの論理哲学論考を通して「どれだけ考える事が出来るか」というものを伝えているように思えました。この本は物語でもなければ教科書でもありません。世界の定義から始まって1つ1つの事実と事態について意味を与えていきます。そしてそれは自然科学や倫理、神秘といったものにまで発展していくのです。この繰り返しによって謎は無くなります。何よりも、「語りえるものについては、沈黙せねばならない。」のです。きっとここまでがウィトゲンシュタインの限界だったのだと思います。もちろん、私でしたらもっともっと早くにこの「語りえるものについては、沈黙せねばならない。」が出てきたと思います。自分が考えうるだけの限界に到達するまで考える事、それがこの論理哲学論考の本質なのかなと思いました。著者の中ではバートランド・ラッセル氏による解説も収録されております。そして、それに対して訳者である野矢茂樹氏の解説も加わっております。このように、多くの人の解説や感想を重ねてみて、より深みが増していくのかも知れません。多くの人を虜にする理由がよく分かりました。一度は読んでみて良い本だと思います。

 考え抜くという事は、実際のところ限界が無いのだと思います。自分がどれだけの知識を持っているのか。どれだけ頭を整理できるのか。その限界に挑戦してみる楽しさ、あるのかも知れません。
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  1. 2018/05/12(土) 20:05:03|
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HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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