徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

しんがり 山一證券最後の12人

 今日は普通の日勤。なんですけど、年度末は何かと忙しくて今週来週はちょっと仕事に時間を割きそうです。今週末はちょっとイベントもありますので、明日が勝負になりそうです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。お知り合いの方からオススメされた本で、タイトルとあらすじを読んでこれは絶対に読まなければいけないと思いました。

しんがり 山一證券最後の12人 - 清武 英利
 2015年に講談社で発行された文庫です。皆さんは、山一證券というかつて日本に存在した名門証券会社をご存知でしょうか。そして、その証券会社が1997年に経営破綻を迎えた事をご存知でしょうか。私自身、1997年の時は小学6年でしたのでこの出来事がどれ程社会に影響を与えたのか理解しておりませんでした。ただ記憶に残っているのは、どのテレビ局でもこの報道しかしていなかった事、日本にとって時代の転換を迎えた出来事だった事です。そして、そんな経営破綻をした山一證券の清算業務を行った人達がいた事をご存知でしょうか。それが、タイトルにもなっている「山一證券最後の12人」と呼ばれる方々です。しんがりとは、負け戦のときに、最後列で敵を迎え撃つ者たちの事を指します。つまり、しんがりがどれだけ働いても敵から勝つという事はないのです。それでも会社の為に説明責任を果たす、全ての社員の将来を心配する、という使命感に溢れた人達の生き様を見せてくれました。本書はノンフィクションです。ですが私にはまるでドラマの1幕を見ているかのようでした。誰もが命の危険に晒されており、それでも前を向いて報われない仕事に取り組むのです。途中、しんがりの1人に「どうしてそこまで会社の為に頑張るのか?」と問う場面がありました。それに対しての答えは「家族が病気になったら損得考えずに看病するでしょう?それと同じです。」でした。彼らにとって山一證券は家族同然でした。またプロとしての誇りを持っており、尻拭いは絶対にするという使命感を持っておりました。山一證券が経営破綻して20年が経過しました。現在でも、しんがりの方を始めかつて山一證券で働いていた人は定期的に集まっているそうです。何だかんだで山一證券が好きなんだと思います。この本は、同じ会社の人は同じ方向を向くべき、全員の意見を共有するべきというプロとしての基本的な事を伝えております。総ページ数400の大長編ですが、是非多くの人に読んでもらいたいと思いました。

 もしも自分がいま勤めている会社が倒産するとわかったらどうするでしょうか。自分の仕事位は最後まで終わらせてから去るでしょうか、それとも一目散に去るでしょうか。こればっかりは、その時になってみないと分かりませんね。
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  1. 2018/03/28(水) 00:00:17|
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