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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

被差別のグルメ

 今日は夜勤明け。先日ですけど、約5年間愛用した私のデスクトップPCお亡くなりになりました。元々電源が落ちる不具合を抱えてましたので、予めデータのバックアップを取っておいて良かったです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。この本は自分で見つけたのではなく知り合いの方との雑談の中で話題になった本です。素直にタイトルに惹かれましたので忘れる前に読んでみました。

被差別のグルメ - 上原善広
 2015年に新潮新書で出版された本です。この本を読んだ切っ掛けは、ビジュアルノベルを制作しているサークルである活動漫画屋さん(公式HPはこちらからどうぞ)と大晦日にお話しした時にオススメされた事です。活動漫画屋さんの作品は出展を大切にし根拠をハッキリさせたテキストが個人的にお気に入りでして、そんな活動漫画屋さんからの読んでみて欲しいという本であれば私としても是非読んでみたいと思いました。タイトルだけをみて、どのような内容か全く想像付きませんでした。ですが「はじめに」を読んでどのような内容なのかを理解すると共に、差別と歴史と料理は切っても切れないものだという事を理解しました。「ソウルフードとは差別される料理である」。そんな苛烈な言葉が冒頭語られましたが全く誇張ではなく、その後事例と著者が自ら踏査した記録を元に丁寧に被差別のグルメを描いておりました。この本では、路地・アイヌ・北方少数民族・沖縄・在日の5つの差別についてのグルメを紹介しております。現在でも形を変えて存在するものもあれば、本当に数軒の人しか作っていないものもあります。中には自ら敢えてそのルーツを捻じ曲げ、差別される事を避けたものもありました。料理の歴史を紐解いていくと必然的に見えてくる差別、だからこそソウルフードであると強く思いました。ソウルフードはおふくろの味とよく称されます。ですが、そのおふくろの味の為に差別されるとしたら、あなたはそのソウルフードを愛せるでしょうか。そのような形で現在も過去と葛藤している人がいることも知りました。単純に知識が増えた事も嬉しかったですが、今食べている料理がどのようなルーツで生まれたのかも知りたくなりました。今度あなたが友達や会社の人と食べに行くその焼肉、ルーツが韓国ではないって知ってましたか?そんな驚きが詰まっている印象的な1冊でした。

 生きる事は食べる事ですので、食べ物が生活に密着していて当たり前です。差別された現実があってもその中で知恵を出して作り出した食べ物、それがソウルフードでありグルメだと思いました。
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  1. 2018/03/19(月) 20:21:26|
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HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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