徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

「自分」の壁

 今日は夜勤明け。珍しくお昼まで掛かったので今日はどこにも出かけず引き篭ってました。こういう時にビジュアルノベルを消化するべきなんでしょうけど、どうしても夜勤明けですと気合が足りないですね。

 前に尊敬する職場の元上司の方から頂いた本を紹介したのですが、実はこれ以外にも4冊ほど頂いています。他の本も一気に読んでみましたので立て続けに紹介していこうと思います。

「自分」の壁 - 養老孟司
 2014年に新潮新書で発行された本です。著者である養老孟司氏の著書では過去に「バカの壁」という本がベストセラーになり、目から鱗の内容が話題となっております。今回紹介している「「自分」の壁」ですが、この本をくれた職場の元上司は仕事出来る意識の高い方でしたので、そんな方から頂いた本であればさぞ意欲的な内容なんだろうなと思ってました。ですが、実際読んでみたら決してそんな事は無く、むしろ自分を見つめ直し自分と周りの壁を理解しようというシンプルであり優しい内容でした。この本にとっての大前提、それは自分と周りには本質的に壁を作ってはいけないという事です。現代社会は得てして「個性」というものを尊重する流れになっております。他人に合わせるよりも自分にとって大切なものを大事にするべきである、多くの方がこういった意見に賛同し勇気を貰ったと思います。ですが、著者はこうした個を大切にする風土に疑問を投げかけております。何故なら、こうした個を大切にする風潮はそもそも日本の文化や組織と逆行しているからです。会議や集会でも割と右へ倣えの方が多いと思います。著者はむしろこれでいいと主張しております。何故なら、個人が問題にする程深刻な状況ではないからです。もし本当に深刻な状況になったら、その時はちゃんと個人が考え出します。それだけ日本は平和であり、また時間を守り言われた事を丁寧に行う国民性が評価されているのです。そして、これは自分自身が自分だけのものではないという事にも繋がっております。例えば人の体中には無数のが生息しており、これらの存在が無ければ人間は生きていけません。他には、日本人は天皇を国民の象徴とし自分の事以上に敬う存在として認めております。東日本大震災を契機に広まったという言葉、これをすんなり受け止める人と違和感を感じる人の両者がいたと思います。選挙に無関心なのは悪い事でしょうか?逆に考えれば、それだけどの政治家も信頼しているという事ではないでしょうか?今ここで話した事はほんの一例です。共通しているのは、全て自分個人で閉じているものは一つもないという事です。何らかの形で個人は全体と繋がっております。では、あなたはこの全体に対してどう向き合うでしょうか。そして向き合った結果、それでも捨てられないものがあるでしょうか。それが本当の自分であり、自信に繋がるのだと思います。この本を通して、今社会で常識ととらえられている事を再び考えてみて下さい。目から鱗の発見があると思います。自分ももう一周します。

 意識高いと意識高い系は違うという事を象徴している本だと思いました。生き急ぐのではなく周りを見渡して自分と比べて適切な行動を取る、視野が広くないと出来ない事だと思いました。
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  1. 2018/02/21(水) 20:41:32|
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HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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