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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

福島第一原発メルトダウンまでの50年 事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題

 今日は休み。いよいよ11月も終わりが近づいております。つまり今年もあと1ヶ月ちょいで終わりなんですね。もしやり残していることがある人は、後悔する前に終わらせた方がいいですね。

 前にフェイクニュースの見分け方という本を読んだのですが、その著者が書かれた本も読んでみたいと思いこちらを読んでみました。

福島第一原発メルトダウンまでの50年 事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題 - 烏賀陽弘道
 2016年に明石書店で出された一冊です。内容はタイトルの通り、福島第一原子力発電所事故について著者が独自に取材し調査し書き上げたものです。福島第一原子力発電所事故については恐らく数え切れないくらいの著書が出ていると思います。それでも私がこの本を選んだ理由は、上で書いたフェイクニュースの見分け方という本の中で著者のジャーナリズムが信頼できるものだと確信したからです。本というものは事実だけではなく著者の思惑や想いが必ず込められております。それでも事実にはしっかりと根拠を付ける、人から聞いた話はその実名を公表する、ネットで調べたのであればそのURLを公表する、そういった最低限の事をこなしている本は意外と少ないようです。本書もまたそういった事実関係の裏付けを取るのに大変苦労された経緯が書かれておりました。実際に事故が起きてから発行されるまで5年も掛かっております。本を出すという事はそういうものなんだろうと思いますね。そしてタイトルに50年と書かれておりますが、これは取材を続けていって福島第一原子力発電所事故が発生した原因が50年前から積み重なっているという事を意味しております。東日本大震災が起きた時に政府はどのような対応をしていたのが、その対応の悪い点は何か、何故そういう対応になったのか、そのように一歩一歩深堀していくと50年前から続いている慣例にたどり着きました。読んでいって、まるでサスペンスを読んでいるかのような気持ちになりました。これが本当に事実なのかと疑いたくもなりました。ですがここに書かれている事は全て真実です。それは著者が5年もの歳月をかけて調べ上げた結果です。この本でも、本当の原因はまだ調査しきっておりません。何故なら著者が東京電力や当時の政府関係者に送った質問に対して明確な回答を貰ってないからです。ここから先は本当に映画の世界の様です。それでも、物事の真実を見つけるという事はこういう事なんだなということを感じました。同時に日本では原子力発電は不可能なんだなという事も感じました。是非多くの人に読んで頂きたいです。そして、日本の民主主義というものについて、ジャーナリズムについて、原子力発電について考えてみて欲しいです。オススメです。

 真実へと至る道、それは本当に茨の道です。ですがそれでも暗中模索してたどり着いた結論は何者にも変えがたい成果です。それを地で進む精神こそジャーナリズムだと思いました。
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  1. 2017/11/26(日) 09:15:59|
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