徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

研究室OB会

 今は新潟から上野に向かう新幹線の中です。昨日は大学時代の研究室の教授の方が退官されるという事で、研究室のOBの方を一堂に招いた研究室OB会が開かれました。新潟大学の研究室にお邪魔するのは実に8年振りで、懐かしくもあり同時に昔と変わらない雰囲気に安心しました。

 私は新潟大学で学士を取ってからは東北大学大学院に進学しそこで修士を取りました。当時は素粒子物理学で飯を食っていきたいという想いで研究の最先端を行っている東北大学に進学したのですが、正直なところ新潟大学とのあまりのレベルの違いに愕然とし、早々に研究者の道を諦めた経緯があります。研究をしたことが無い人には中々ピンと来ない話だとは思いますが、研究職は研究したいという気持ちだけでは務まらずそれ相当の知識と実力とお金が求められます。どれだけ自分がその研究に対して想いを持っているのか、その研究にどれだけ魅力があるのか、その想いを正当に評価してくれるのは論文だけです。その論文も自分1人の力だけでは書くことは出来ず、多くの研究機関及び研究者と協力して仕上げていきます。その為一人前の研究者としてまずは認められる事、その上で自分のやりたい事を実現するために更に切磋琢磨する事が求めれられるのです。私の場合その知識と実力が圧倒的に不足しており、気持ちだけでは好きな事すら理解できないという事に気づかされました。そういう意味で、現在でも研究職で頑張っている人は須らく尊敬の対象です。今回の研究室OB会でも学部時代の同期も何人か参加てましたが、その内2人はポスドクとして活躍しております。生活的には厳しいのかも知れませんけど学生時代から夢見ている世界に未だに残り続けている事はそれだけで素晴らしい事であり、是非このまま生涯研究者として頑張って欲しいと思いました。本当の事を言えば、アカデミックな会話が繰り広げられる世界に付いていけずそんな会話が出来る空間に嫉妬していました。ですがそれは自分が諦めた道、そして諦めなかった人だけがたどり着ける高みの世界です。忘れかけていた研究者としての想いを少しだけ思い出すことが出来たひと時でした。

 それでも物理は好きですので科学的な話題にはどうしても敏感に耳を傾けてしまいますね。ですがそれも所詮一般人としての視点に成り下がっている訳ですからね。今の私に出来る事は、研究者が研究に対して腰を据えてじっくり向き合える環境を邪魔しない事しかありませんね。
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  1. 2014/04/20(日) 11:39:30|
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Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
第2回のべるちゃんコンテスト審査担当。
第10回同人ゲーム制作勉強会講師担当。
ノベルゲーム部2016ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
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