今週の土日は久しぶりに何もない休みでした。
2日連続で何もない休みなんて、
今年に入って初めてでした。ずっとビジュアルノベルと今までサボっていた音楽CDの整理をしていましたね。こんな日も楽しいですね。
先日ですが、ずっと欲しかったCDを手に入れる事が出来ました。それがタイトルにあります
JORMUNGAND(
特設ページはこちらからどうぞ)というCDです。これは同名の音楽集団である
JORMUNGANDさん(
公式HPはこちらからどうぞ)の1stアルバムです。私が何故このCDが欲しかったのか、それはこのアルバムの5曲目に収録されている曲が聴きたかったからです。その曲のタイトルは
「人は相も変わらず」と言います。この名前だけで分かった人は、流石ですね。解説しますと、この曲は
楽想目というビジュアルノベルを制作されるサークルさん(
公式HPはこちらからどうぞ)の作品である
親愛なる孤独と苦悩へ(
特設ページはこちらからどうぞ)のED曲として使用されております。親愛なる孤独と苦悩へについては、その想いのたけをレビューに綴っておりますので割愛しますが(
レビューはこちらからどうぞ)、私にとって忘れる事が出来ない作品となっております。定期的にプレイしたり思い出したり、人と話したりして
この作品から得られたものを大切にしております。そんな親愛なる孤独と苦悩への
ED曲がこのJORMUNGANDに収録されているという事で探したのですが、
どの通販サイトでも同人ショップでも売り切れで見つけられませんでした。そんな時、たまたま
Amazonで中古品を見つける事が出来ましたので直ぐに購入しました。嬉しかったですね。アルバムには全部で
7曲収録されておりました。その殆どが
クサメタルと呼ばれるジャンルの曲であり、アップテンポで重いサウンドが特徴でした。むしろ、
人は相も変わらずが浮いている感じでした。意外といえば意外でしたが、それは恐らく自分だけですね。
元々のファンの方にとっては逆に人は相も変わらずの方が特別なのかも知れません。何れにしても、激しいサウンドの中で良く聞こえる女性ボーカルが特徴でテンション上がりましたね。そして、人は相も変わらずを聴きながら親愛なる孤独と苦悩へを思い出してました。是非再販して欲しいと思いましたし、
もっとJORMUNGANDさんの曲を聴いてみたいと思いました。また一つ新しい楽曲を知る事が出来ました。
歌詞カードが付いてましたので、改めて人は相も変わらずの歌詞を読んでみました。深く頷いてしまいますね、本当親愛なる孤独と苦悩へにピッタリだと思いました。
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- 2019/09/29(日) 22:54:21|
- 音楽CD
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今日は夜勤明け。夜は職場のグループから後輩が異動するという事で
送別会をやってました。大宮にある
非常にコスパの良い中華料理屋で食べ飲み放題、出てくる話題に辛気臭いものは一切ありませんでしたね。楽しい時間でした。
今回は最近読んだ本を紹介します。
ここ最近自分探しの旅に行ったりと移動の時間があり、それなりに本を読む時間が取れましたので結構冊数が溜まっていたりします。
・
マインド・コントロール - 岡田尊司
2016年に発売された新書です。読む切っ掛けになったのは、お知り合いの方に少し読ませてもらった事です。
マインド・コントロールというどこか犯罪めいたネーミングですが、多かれ少なかれ
人間は周りの環境に左右されて生きている事を記した一冊となっております。マインド・コントロールとは、特殊な技術なのでしょうか?若しくは、特定の人しか掛からないのでしょうか?最後まで読んで、私はどちらも違うなと思いました。どんな人でもマインド・コントロールに掛かる事はありますし、難しい技術が無くてもマインド・コントロールを掛ける事が出来ます。
キーワードは主体性です。本書では、
歴史上の様々な事件にフォーカスを当てて、何故このような事件が起きたのかを
心理学の面から分析しております。併せてそれらの分析から得られた
教訓を日常生活の場面に落とし込んでおります。大切なのは、
日々考えて主体性をもって生活しているかという事です。現代社会はSNSなどに代表されるように
情報多可になりがちであり、逆に
リアルの付き合いは減少している傾向にあります。本書的に言えば、
脳が情報を欲している状態と不要としている状態が繰り返されているという事です。こういう時こそ、人は自分らしさやアイデンティティを見失いがちです。そして、そういう心理状態だからこそマインド・コントロールは掛かり易くなるとの事です。本書は新書としては
300ページ近くもある比較的ボリューム多めの内容です。様々なケースが書かれておりますので、是非他人事と思わず自分も同じ事に逢うのではないかと思ってみて読んでみて欲しいです。決して人をマインド・コントロールする為の本ではありませんので、その点はご注意を。
社会の中で生きる以上人や物との関わりを断つ事は出来ません。考えて生きる事無しに自分らしく生きる事は出来ないのが真理だと改めて思いました。
- 2019/09/26(木) 22:11:27|
- 本
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今日までの3日間ですが、私が所属している
楽団の合宿がありました。年一回この時期に行っておりまして、いつも以上に長い練習時間と夜の懇親会、そしてレクリエーションを楽しみにしております。
HPをよくご覧になっている方は何となく知っているかも知れませんけど、私は
吹奏楽が好きと同時に
DDRというダンスシミュレーションゲームも好きです。どちらも
音楽という共通点がありますので好きになる理由としては納得できると思います。ですけど、吹奏楽とDDRでは扱っている音楽が全然違います。ジャンルや楽器など勿論違う要素だらけではあるんですが、
端的に1つだけ違う点を挙げるとすると皆さんは何を上げるでしょうか。私は、今回の合宿を通じてその答えは
テンポの揺らぎだなと思いました。ユーロビートやエレクトロポップやダンスミュージックは、得てして決まったBPMの中でサウンドが変化していきます。
まずは指定のBGMがある、そこが基準となっております。ですが、吹奏楽はそんな事は
不可能です。何故なら、音楽のうねりや抑揚に応じて
指揮者や奏者のテンションもまた変化するからです。楽譜としては曲の長さを指定しておりますが、その中で少しずつテンポは揺らいでおります。速くもなれば遅くもなり、
平均を取れば指定のテンポになるのです。そして、この
テンポの揺らぎをバンド全体でそろえる事が合奏の意味なのかなと思いました。楽譜をさらって吹けるようになるのは、まあ当たり前です。ですが、一人ひとり感じ方や歌い方が違いますのでそのまま全体で合わせてもバラバラになり曲として成立しません。そこを揃えるのは、主に指揮者の仕事ですが
奏者も隣の人の音を聴きながら調整していきます。この作業がどれだけできるのか、その意味を今回の合宿で良く学びました。
バンド全体でサウンドを揃えるという事はバンド全体を信頼するという事、自分だけの音楽をしないという事です。その為に、まずは個人で吹けて加えて周りを聴く耳と余裕を持つ事が大切だなと思いました。
そういう意味で、吹奏楽は個人練習をして合奏をするだけでは完成しないと思っております。今回の合宿の様に、懇親会やレクリエーションを通して親睦を深めることは必ず意味があると思っております。その事に、どれだけの人が気付いているんでしょうかね。
- 2019/09/23(月) 23:31:10|
- 吹奏楽、管弦楽
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今日は夜勤明け。夜の気温は
20℃と一気に冷え込んで、長袖が無いと寒く感じる空気になってきました。また台風が接近するなどありますが、少しずつ秋になってきているのを感じます。
前回横浜創作オフ会というオフ会に参加したという記事を書きましたが、
二次会があったにも関わらず一次会で帰った理由は全てタイトルにあります通り
東京ゲームショウ2019(
公式HPはこちらからどうぞ)に参加する為でした。東京ゲームショウ(以下TGS)2019には、関東に就職してからはほぼ毎回参加しております。何しろ
世界最大の家庭用ゲームの祭典ですからね。そして、毎回
中学高校時代の友達と参加しております。私も学生時代は普通にコンシューマーのゲームばかりしておりましたので、その延長もあります。何よりも
華やかな雰囲気が好きですからね。ゲームは元気だなと思わせてくれます。今回は主に3つ目的がありました。1つはお馴染みですが
SQUARE ENIX(
公式HPはこちらからどうぞ)の物販で
音楽CDを買う事です。これはいつも通りですね。2つ目はインディーズゲームコーナーに参加している
Chloroさん(
公式HPはこちらからどうぞ)に顔を出す事です。即売会等でいつもお世話になっているChloroさんがTGS2019の場面で何を見せてくれるのかが楽しみでした。そして3つ目が今回一番のメインで、COSPAで
DDR関係のグッズを買う事とKONAMIブースで
DDRのモバイル版の試遊をする事です。TGS2019開幕のちょっと前ですが、DDRがモバイル版として稼働するという告知がされました(
公式HPはこちらからどうぞ)。そしてそれが
TGS2019の場面で試遊出来るとの事です。これはもう実際に触るしかないと思い必ず行こうと思ってました。幸い自分が向かった時はそこまで込んでおらず、
20分程度の待ち時間で買う事が出来ました。感想としては、
シーケンスがぬるぬる動いてくるのでタイミングが計り易かったという事です。これは音楽ゲームとして一番大切なところですのでスマホでありながら安定してました。後は
オプションの変更が分かりませんでしたので、実装されるときにどこまで調整できるかが気になりました。
配信開始は来年春と少し遠いですが、とりあえずDDRがスマホで遊べるという事で楽しみしかありません。本格稼働されるのを待っております。という訳でいつも以上に楽しかったTGS2019でした。いつもの友人も元気でしたし、賑わっている雰囲気も感じられましたので良かったです。また来年も元気に参加できたら良いなと思いました。
最近は始発で行く体力も厳しくなってきましたので普通に朝起きて向かう感じになっております。実際、これで目的は果たせますので十分ですね。
- 2019/09/20(金) 18:21:12|
- イベント
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今日は夜勤明け。午後の関東はずっと雨みたいですので今日は家に引きこもってます。最近始めたビジュアルノベルが
相当の大ボリュームですので、地道に進めていかないとですね。
前回
自分探しをしたという記事を書きましたが、その旅の締めくくりはタイトルにあります
横浜創作オフ会というオフ会でした(
公式HPはこちらからどうぞ)。これは
Random Walkというサークルさん(
公式HPはこちらからどうぞ)のメンバーである
須々木正氏が幹事を務めるオフ会でして、これまで9回開催されてきた歴史があります。その名の通り、
横浜で開催される創作関係の方を集めたオフ会です。ジャンルは限定せず、様々な創作者が集まる場としてこれまで継続されてきました。今回私が参加した切っ掛けは、同じく横浜創作オフ会の常連(?)でもある
豪腕はりー氏に誘われた事です。はりー氏とは
過去に別のオフ会で絡ませて頂いた縁もあり、今回是非という事で自分も顔を出させて頂きました。実際のところ、自分は創作は殆どしておらず人が作ったものの感想を書いているだけです。始めはそんな自分が参加しても大丈夫なのかという気持ちもありました。ですがそんな事は
杞憂だったと始まって直ぐに気付きました。皆さんとにかく
自分が好きな物に正直、そして
人がどんな事をしているのかに本気でした。
素直に創作を楽しんでいる熱量に圧倒されました。私もレビューの話のみならずHPの運営の素朴な悩みなども話をしまして、それが意外と皆さんにとっても共通だったという事が分かりました。他にも、
ノベルゲームを制作されているサークルさんも数多く参加されており、一度顔を合わせてお話したかった方とも会えましたので嬉しかったです。あっという間の3時間で、時間が経つのが本当に早かったです。今回は事情があり一次会で解散したのですが、次回も是非参加したいと思いましたしその時は体力が続く限り最後まで参加したいと思いました。お話させて頂いた皆さんと誘って頂いた豪腕はりー氏、そして幹事の須々木正氏と全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
オフ会は、たまにやるのが良いのかなと思っております。その間に蓄積した創作物や想いがあるからこそ、それがオフ会で発散されるのが盛り上がりに繋がっている気がします。
- 2019/09/18(水) 13:37:21|
- 日記
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今週末ですが、実は金曜日から
4連休にしてました。元々日曜と月曜が休みでして、これに金曜と土曜で有給を取って4連休にした感じです。何故有給を取ったかといいますと、タイトルにあります通り
自分探しの旅をしていたからです。
一部のフォロアーの方にはバレバレだったみたいですが、実はここ2ヶ月くらい割と
不安定な状態でした。仕事や楽団、それ以外の場面で
落ち着かない出来事が続き、それを抑える事が出来ずツイートに漏れだしていました。なんとかしないととは思っていたのですが中々どうにも上手く処理できませんでしたので、思い切って
普段あまりお話出来ない人とお話しようと思い立ち声を掛けたのが切っ掛けでした。たまには色々な事を忘れて
ビジュアルノベルの話に没頭しようと思い、
大阪に一泊二日してきました。今回の様に
完全に人とお話する為だけに一泊したのは初めてでした。今までは何かしらのイベントがあってそのついでにお話する感じでした。それだけ内心切羽詰まっていたんだろうなと思っております。今回は
ビジュアルノベルの製作者さんや
プレイヤーの方を含め何人かの方とタイミングが合いましたのでお話する事が叶いました。作品の話やプライベートな話、地元の話など話題を限定せずにダラダラと話してしまった気がします。それでも少し気持ちの整理を付ける事が出来たと言いますが、自分が気にし過ぎていた事が
実は気にする事でもなかったという事に気付けた気がします。ちょっと神経質になっていたのかも知れません。すぐに気持ちの切り替えが出来る程器用ではありませんが、少なくとも
自分にはこれだけ話し相手になってくれる人がいるのですから幸せだと思いました。また人生に迷った時は声掛けるかも知れませんが、その時は是非話し相手になってくれたら嬉しいです。自分にとってとても大切な2日間でした。お話させて頂いたみなさんありがとうございました。
後はあれですね、
普段と違う場所で寝泊まりするのはそれだけで楽しいですからね。無理やり泊まらないといけない場所に強制的に向かうのも大事なのかも知れません。
- 2019/09/15(日) 21:08:17|
- 日記
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今日は夜勤明け。
台風15号が通過して、さいたまは台風の被害こそ少なかったですけど台風一過の猛暑で
雷が酷い事になってました。一昨日なんて帰る途中本当に打たれるんじゃないかって思いましたからね。いい加減収まって欲しいですね。
久しぶりにBEMANI関連の記事でも書こうと思います。今日から久しぶりに大型の連動イベントが始まりました。それがタイトルにもなっている
いちかのBEMANI投票選抜戦2019です(
公式HPはこちらからどうぞ)。
いちかとは
KONAMI公式のバーチャルキャラクターです。私も初めて知ったのは
JAEPO2019の時でしたね(
過去記事はこちらからどうぞ)。最近は大手メーカーはこういった方法で宣伝するんだなと思った事を覚えております。そんないちかがテーマ曲を歌うイベントがいちかのBEMANI投票選抜戦2019です。内容的には
BEMANI各機種をプレイする事で投票券を貰う事が出来、それを投票する事で
楽曲が解禁されたりマニフェストが実現したりするものです。今回参加している機種は
全8機種、これまでも様々な連動イベントが行われてきましたがこれだけの機種が参加するのは久しぶりな印象です。勿論私が普段プレイしている
DDRも参加しており、折角なので全ての曲を解禁したいと思っております。連動イベントがありますと、他の機種をプレイする切っ掛けになるのが良いですね。自分が普段プレイしている機種だけプレイしても解禁は進むのですけど、得てして
他の機種もプレイする事で解禁のスピードは上がります。今回はDDRやIIDXなどの昔からある機種だけではなく、
DANCERUSH STARDOMや
ノスタルジア Op.2も参加しておりますので新しい感じがして良いと思いました。という訳で早速今日は全機種をプレイし、それからはずっとDDRをプレイしてました。久しぶりに他の機種をプレイしたのですが、ある程度こなす事は出来ますね。懐かしさを感じつつ、どこか新鮮さも感じました。後は
ノスタルジア Op.2は本当に
初めてのプレイでしたが、感覚でプレイ出来たのが良かったです。という訳で、暫くは仕事終わりにゲーセンによって1クレでもプレイする日々になりそうです。こうやって搾取されるんですね。まあ、そうやって
新しい機種の魅力に気付ければKONAMIとしては御の字なんだと思います。まだ始まったばかりですので、これからどんな情報が解禁されるか楽しみです。
とりあえず今日で5曲ほど解禁してきました。残り3曲みたいですが、少し投票数が多くないと厳しいみたいですし初回プレー特典などがありませんのでここからが本番ですね。
- 2019/09/12(木) 21:56:35|
- DDR(BEMANI関係)
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今日は、タイトルにあります通り
天気の子(
公式HPはこちらからどうぞ)というアニメ映画を見てきました。3年前に大ヒットした
君の名は。(
過去記事はこちらからどうぞ)を制作した
新海誠氏の新作であり、再びあの美しいアニメーションが見れると話題となりました。
実はTwitterで前情報を幾つか見てしまったのですが、残念ながら
そこまで期待しない方が良いといった微妙な感想が多くありました。勿論人の感想を鵜呑みにするつもりはありませんが、程々の期待感を持って見に行く事にしました。結果として、
想像よりは面白かったですが見終わった当初は
何が言いたかったのか分からず暫く悩んでしまいました。今、ようやく整理出来てきましたのでその感想を
ネタバレ有りで書こうと思います。ご覧になりたい方は[天気の子 感想]の続きを読むからどうぞ。反転です。
[天気の子 感想]の続きを読む
- 2019/09/08(日) 20:53:06|
- アニメ
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今日は日勤後に飲み会があって今帰宅。今週は珍しく日勤だらけだったんですけど、そのうち3日間飲み会だったのであっという間でした。まあ、
飲める人がいるのは良い事なのかも知れませんけどちょっと疲れましたね。
今回も最近読んだ本を紹介します。まさか、自分がこんなジャンルの本を読むとは思いもしませんでした。
・
愛がなんだ - 角田光代
2006年2月に角川文庫で出された本です。元々は
2003年3月に角田光代氏によって発表された単行本であり、それを文庫本化したものが本作です。
純度100%の恋愛小説として有名となり、
2019年に映画化して全国公開されております。私がこの本を読んだ切っ掛けは、仕事の後輩と飲んだ時に教えて貰った事です。私は割と
親しい人や尊敬する人が読んでいる本は真似して読みたくなる性格です。それが、今回は「愛がなんだ」だったという事です。主人公は30代の独身女性テルコで、テルコは同じく30代の独身男性であるマモちゃんに
片想いしております。片想いなんですけど、一緒にご飯を食べたりデートしたり身体の関係を持ったりと、傍から見たら付き合っている姿そのものです。それでも、マモちゃんの心は
どうしても自分に向いてくれない。そうしてそのままずっとマモちゃんの傍にい続ける人生を送っていたら、ある日突然転機が訪れた、というあらすじです。正直言って、テルコもマモちゃんも
どうしようもありません。自分の事を決められないし、仕事とプライベートを分離できないし、相手に気持ちを伝える事も出来ないし、
もどかしいしかありません。ですけど、
それが片想いという奴なんだと思いました。片想い程、自分の事が分からなくなる事も無いと思います。このテルコのように、マモちゃんの為なら仕事もプライベートも全てを投げ打って捧げてしまうのです。それなのに、相手は気付いてくれないし察してもくれません。そんな関係、
不毛だと思います。それでも、
たとえ不毛でも傍にいたい、それもまた片想いなのかも知れません。この本では、そんな赤裸々でリアルな男女の気持ちが表現されておりました。まるで、自分の事の様です。そんな
誰もが共感してしまう気持ちの揺れ動きを是非味わってほしいです。そして、テルコとマモちゃんがどんな結末を迎えるのが見届けて欲しいです。全ての恋する男女の為の本だと思いました。
何となく、恋愛小説が読まれる理由が分かった気がします。
共感するからなんですね。辛いのは自分だけじゃない、きっと
小説に励まされるんだと思いました。
- 2019/09/06(金) 22:56:22|
- 本
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今日は普通の日勤。月が替わって、私の職場では
人の異動が結構あってある意味新鮮な気持ちで仕事に臨んでおります。こういう時に、改めてグループ全体で気持ちを前に向けていくのは大事ですね
今回も最近読んだ本を紹介します。これは最近読んだ本の中ではかなりオススメ出来ます。とにかく、読み易かったです。
・
具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ - 細谷 功
2014年12月に発売された本です。この本を読んだ切っ掛けですが、改めて具体的というものと抽象的というものの意味や役割を整理したかったからです。冒頭でも書いておりますが、人生の様々なシーンで
「具体的に示しなさい」と言われる場面が多いと思います。まるで
抽象的である事が悪であるかのようです。ですが、むしろ
抽象化こそ人類がここまで文明を発展させ文化を育てる事ができた理由だと本書では言っております。具体的なものは、非常に分かりやすいです。ですが、物事が限定され応用が利きません。大して抽象的なものは、曖昧でふわっとしております。ですが、様々な場面に応用できます。本書では、そんな
具体と抽象の事例を20以上の章に分けて紹介しております。また、章の冒頭には
猫を模したキャラクターによる四コマ漫画が書かれており、途中に
数多くの挿絵が描かれております。そんな感じで
誰でも読みやすく理解しやすい構成となっているのも特徴です。個人的に面白いと思ったのは、具体と抽象の両方が大事だという事を20以上の章を用意して「具体的に」説明している事です。つまり、最終的には
この本の内容を「抽象的に」捉える事で初めて理解出来るのかも知れません。ページ数に対してやや値段高めの印象を受けますが、とにかく分かり易い内容となっておりますので是非多くの方々に読んで頂きたいと思いました。
会話をしていて、相手が理解しているかどうかの指標として具体と抽象が使えるかも知れないと思いました。内容を理解していれば、具体⇔抽象を置き換えが出来ますからね。ちょっと試してみようと思います。
- 2019/09/03(火) 21:31:21|
- 本
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