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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

C95

 いよいよ今年も残り数時間で終わろうとしております。タイトルにあります通りコミックマーケット尽くしの3日間を過ごしました。好きな物に囲まれた最高に幸せな時間でした。

 私もコミックマーケットに参加して今年で15年になろうとしております。同じイベントに15年も参加すれば、もう十分にベテランなのだと思います。ですが、それで飽きが来るかと言えば決してそんな事はありません。むしろ回数を重ねれば重ねる程新しい発見や出会いがあり、また次回も行こうという気持ちにさせてくれます。それだけサークル参加されている方々の創作物に力があり、またそれを求めてやってくる一般参加者の方々の気持ちにも力があるという事です。コミックマーケットの様な好きな物・表現したい物に対して素直に向き合う事が出来るイベントは、是非これからも続いて欲しいと思っております。

 ですが同時に反省点も今回幾つかありました。具体的には、サークルチェックが形骸化しているという点です。私は同人ビジュアルノベルのサークルさんについてはいつも関わったサークルさんをチェックしてROM版のチェックリストとして保存しております。これで毎回取りこぼしをする事はありません。ですが、実際のところサークルチェックに関わらず同人ビジュアルノベルの島は一通り見て回ります。言ってしまえば、サークルチェックする意味を失っていたのです。この感覚が、個々のサークルチェックを疎かにしてしまう結果となりました。その為今回欲しい作品を入手する前に完売してしまったり、そもそも目的のサークルに行き忘れていたりという結果となりました。この辺りは初心に帰り、より丁寧に念入りにサークルチェックを行おうと思いました。他には体力面に対する配慮です。今回は3日間フルで参加したのですが、おかげ様で三日目くらいにはもう足の裏が限界に来ており待機列で立っているのも厳しい状況でした。その為の対策として100円椅子などがあるのですが、一日目はそれを忘れるという失態を犯してしまいました。余計な体力を使ってしまったという事です。コミケは何が起こるか分からないイベントですので、念には念を入れるという基本も少し薄れていたのかなと思っております。これもまた、初心に帰って十分な対策を行う事が必要だと思いました。

 それではここからは各日付毎に振り返ってみようと思います。まずは一日目です。一日目は主に企業ブースでCDを買う事が目的でした。それでも3つ程しか行きませんのでそれ程大変では無いかなという印象でした。ですが、今回その甘さがとなる出来事が起こりました。今回企業ブースは東7西3・4で分かれているのですが、どうしてもこのホール間の移動が発生します。その為、先に西3・4で1つ企業に行き、その後東7で2つ企業に行く作戦にしました。ちなみにこの日は8:15に国際展示場駅に到着し、その後待機列に並んで10:30には西3・4に着いてました。買い物もスムーズに終わり11:00には東7に着いてました。これは順調だなと思っていたのですが、その後に並んだビジュアルアーツが失敗でした。私、久しく忘れていました。ビジュアルアーツは、待機列の長さ最王手企業の1つでした。本来であればここに一番先に並ぶべきでした。それを怠った為、140分程並ぶ事になりました。幸いレジの進みは良かったのですが、そもそも列自体が異常な長さでした。久しぶりに、20代前半の様な参加の仕方をしてしまいました。最終的に13:30にビジュアルアーツが終了、残りの企業もサックリ終わりました。その後は1つだけ行きたいサークルさんに顔を出して、最終的に14:00で終わりました。殆どビジュアルアーツで並んでる時間でした。おかげ様で初日から足腰がパンパンでした。この辺りも油断せず作戦を練るべきでした。ビッグサイトを離れてからは15:00に秋葉原に向かい、フォロワーでありノベルゲームプレイヤーであるたいき氏と2~3時間位雑談してました。こういう機会でもないとのんびりお話出来ませんので、凄く楽しかったです。そんな感じで19:00に帰宅し、翌日に供えました。

 次に二日目です。二日目は同人ゲーム及び同人音楽の日です。即ち私にとってメインの日となります。その為二日目だけは持ち物も多くなり重装備で臨みました。また、今回もLEVEL PLUSさん(公式HPはこちらからどうぞ)で売り子をさせて頂きました。コミケでは毎回お世話になっており、今回も色々とお話させて頂いて凄く楽しかったです。この日は7:30に新橋駅で合流してそのままゆりかもめでビッグサイトに向かいました。会場には8:15くらいに到着し、のんびりと準備して10:00の開会を待ちました。ちなみに、今回は後述するひなビタ♪ライブに向けて初めてキャリーバックを導入しました。キャリーバックそのものは前回のサークル参加時にも導入したのですが、一般参加だけの時に持ち込んだのは初めてでした。どうしての戦利品を一時ロッカーにしまう必要があったからです。その為少しだけいつもと勝手が違いましたので、やや開会前はバタついてました。それでも開会後はいつものようにのんびりと同人ゲームの島を周りました。途中お知り合いのサークルさんがいたらご挨拶し、主に完成版の作品を中心に手に取らせて頂きました。ですが、その途中で既に完売していたサークルさんもありました。正直、これは事前のサークルチェックで確認できる筈でした。完全にチケットに甘えていた結果でした。それでも、いつもの通り手提げ袋がパンパンになるまで買わせて頂きました。その後11:30くらいからはほぼLEVEL PLUSさんのところで売り子をしてました。途中お知り合いの方々も顔を出して頂き嬉しかったですね。隣のサークルさんともお話して、マッタリと過ごす事が出来ました。最後の16:00まで会場にいて、LEVEL PLUSさんや別口で来ていたプレイヤーの方々とお話してました。その後は通常であれば打ち上げに参加するのですが、今回は上でも書いたひなビタ♪ライブがある為そのままそっちに向かいました。一旦国際展示場駅のロッカーに全ての荷物を預け、早めの夕食を取ってから18:15くらいに会場である豊洲PITに来ました。最終的にライブが終わったのが21:30、そこから荷物を回収し帰宅したのが23:00でした。もうかなり遅い時間でしたので、目覚ましも掛けず起きたら準備するスタンスで翌日に供えました。

 最後に三日目です。三日目は男性向け創作の日です。つまるところエロの日です。三日間で一番参加者が多い日であり、必然的に島サークルの異常なまでの込み具合に晒される日となっております。私もサークルチェックした結果エロ・エロ以外・評論と別れてましたので、迷うことなくエロを先に回ってそこから後はマッタリと回る作戦に出ました。起床したのが6:30、そこから身支度して7:30に出発しました。国際展示場駅に到着したのが9:00で、待機列確定したのが9:20でした。普段よりやや遅めではありましたが、大手壁サークルとかに行くわけではないのでこれでも十分でした。その後10:50にビッグサイトに入り、ここから戦いが始まりました。エロの日の島サークルの混雑具合を、文字で説明するのは大変難しいです。言ってしまえば、ヘドロの様な状態ですね。もう本当に隙間が無さすぎて、自分が進みたい方向に行く事が出来ないんです。そしてあまりにも多い人の為、サークルさんの机が押されて倒れてしまいそうになる位でした。とても立ち読みなんて出来ません。みんなお目当てのサークルさんに近づいたら、1,000冊を持って腕を伸ばし何とか新刊を手に入れるという感じでした。こればっかりは毎回嫌になりますね。何とか11:30には終えて、それ以外のサークルさんを周ってました。今回特にエロゲーの評論本が熱かった印象でした。長年このジャンルでサークル参加されているお知り合いの方に訊くと、年々エロゲー評論のサークルさんは減っているとの事です。だからこそ、全てのサークルさんを丁寧に見てみようと思いました。何だかんだでけっこうな冊数を買ってしまいました。あれですね、エロゲー評論本って表紙だけではダメで中身を見てみないとどんな感じなのか分かりませんね。今回じっくりと見させて頂き、自分の大好きなメーカーや作品を取り扱っている物、同人ビジュアルノベルを取り扱っている物などを手に取らせて頂きました。その後ビッグサイトを脱出したのですが、ここでまさかのたいき氏と偶然合流出来ました。調度お互い帰る途中でしたので、品川駅まで向かいお昼を食べてました。最後の最後まで好きな物の話が出来たコミケとなりました。

 という訳で、今回も3日間全て参加させて頂きました。正直体力的には全てを振り絞る感じでした。実際今日も家に帰ってきたら、不意に眠気が来て3時間位寝落ちしてましたからね。今はとりあえず元気ですが、この日記を書き終えたら後整理をしてもう寝てしまうかも知れません。逆に言えば、それだけ充実していたという事なんだと思います。コミケを切っ掛けに色々な人とお話出来ましたし、沢山欲しい作品も手に入れる事が出来ました。コミケの外でも知り合いとお会いしたり飲んだり出来ました。間違いなく、コミケを1つの切っ掛けとして自分の趣味生活は回っているなと思いました。幸せってこういう事を言うのかも知れません。まだまだ不器用で人と話すのも苦手な私ではありますが、今年もそんな私に付き合って頂いて本当にありがとうございました。来年になってもいつものように活動していくと思いますので、今後ともM.Mの部屋をよろしくお願いします。C95に参加された全ての皆さん、お疲れさまでした!

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  1. 2018/12/31(月) 21:43:35|
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「ビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベル」オフ会

 いよいよ今日からコミックマーケットが始まりました。今年を締めくくるイベントとして、そして平成最後という事で一段と盛り上がっている印象です。私も早速一日目から参加してきました。詳しくは明後日の日記で書こうと思います。

 昨日ですが、私がC94に向けて制作した「ビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベル」というビジュアルノベル(ふりーむ!様での紹介ページはこちらからどうぞ)に関係した方を集めて忘年会的なオフ会を開きました。元々年末はビジュアルノベル関係の方々と旧交を温める意味で飲み会は開いてましたが、今回はちょっと趣向を変えてみました。一度こういう自分の為だけのオフ会ってやってみたかったんですよね制作に関わった方は勿論、アドバイスを頂いた方や感想を頂いた方にも声をかけさせて頂きました。当日は私を含め全部で8人での開催でした。個人的に、大きな飲み会も嫌いではないですがこうした10人以下での飲み会の方が好きだったりします。全員と会話が出来ますからね。場所はJR新宿駅から徒歩5分のところにあるいかの墨 新宿駅南口マインズタワー店というところを選びました(公式HPはこちらからどうぞ)。このお店、今年入った飲み屋の中で個人的に一番料理もお酒も美味しいです。新潟料理をコンセプトにしており、お酒は新潟の地酒を、料理は厚揚げや刺身など新潟特産のものが揃っております。折角のオフ会ですので、美味しいお店で開きたかったという想いもありました。実際の雰囲気ですが、何だかんだで顔なじみの方々ばかりですので普通に一年の労をねぎらう感じになりました。むしろ、それが目的でした。今回は何となくビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベルに関わった方を集めてみましたが、結局のところ趣味で知り合った方々と旧交を温められればそれで十分でした。凄いですよね、本名も知らず年齢も仕事も様々な方々が同じ趣味を切っ掛けに集まってザックバランに話が出来るんですもの。時間的には19:00から始まり、当初21:00で終わる予定でしたが22:00まで3時間ずっと話をしてました。あっという間でした。そんな、気兼ねなく話せる人と社会人になってから出会えて本当に良かったと思っております。またこういう機会は設けたいと思いました。改めまして「ビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベル」に関わって頂きありがとうございました。そして、今年一年お疲れさまでした。

 まあ、たいていの人は明日また逢うんですけどね。明日は同人ゲームの日です。つまり、今回参加された方の多くは明日が本番だという事です。
  1. 2018/12/29(土) 20:27:44|
  2. 日記
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2018年反省

 今日は何もない休み。いよいよ今年もあと5日という事で、街を歩いていても年の瀬の雰囲気を感じる様になっております。自分も、今日はHPの整理やC95に向けた準備やDDRの踏み納めをしてました。

 今回はタイトルにあります通り今年1年の反省を書こうと思います。今年も仕事に趣味にそれなりにしっかりと時間を費やす事が出来ました。また趣味方面で新しい出会いなどもあり、ますます今の生活を楽しいと思えるようになってきました。これまでやらなかった新しい事も出来ましたし、割と密度の濃い1年だったなと思います。以下、個別に振り返ってみようと思います。

・ビジュアルノベルについて

 始めに1つ目の趣味でありHPのメインコンテンツとなっているビジュアルノベルについてです。今年は全部で80本の作品をプレイしレビューを書く事が出来ました。昨年の103本と比較し本数は少なくなっております。これは恐らく後述するビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベルと、周りの人からおすすめされた作品や過去の有名な作品をプレイしていこうという意味で、10本毎に自分にとって特別なタイトルを挟んできたからだと思います(具体的には以下のツイートをご覧ください)。同人ビジュアルノベルは平均2~3時間とプレイ時間が短いのですが、一般的な商業ビジュアルノベルであれば20時間程度は掛かります。そういったタイトルを意識的に挟んできた結果が80本なんだと思っております。勿論、これは悪い事ではなくむしろ視野が広がるという意味でとても有意義だったと思っております。周りの人のオススメ作品を自分もプレイしてみる、これまであまり積極的にしてこなかったプレイスタイルでしたがやって正解でした。これからも続けていきたいと思いました。そして今年特に印象深かったタイトルは、商業ではRemember11 -the age of infinity-SWAN SONG、同人では図書室のネヴァジスタMYTH滅び朽ちる世界に追憶の花束を、フリーゲームではまた逢う日を楽しみに四角い恋人積層のAestivumですね。詳しくはゲームレビューをご覧頂ければと思います

・DDRについて

 次に2つ目の趣味であり高校時代から続けているDDRについてです。今年も一ヶ月に2回程度の頻度でプレイする事が出来ました。私は基本的に平日の昼間を狙ってプレイしております。理由は、DDRは設置しているゲーセンの数が少なく土日ですと混雑して十分プレイ出来ないからです。その為、休日ではなく夜勤明けでプレイする事が殆どでした。それでも出来るだけ睡眠時間を確保し、プレイ前は十分な食事と準備運動を行って毎回取り組んでました。今年もLv16のクリアランプを増やす事を1つの目標にプレイしてました。私も今年で33歳なのですが、未だにスコアに衰えを感じず更新する事が出来ております。ですが、絶対的に筋力と体力が必要な高難易度の曲をクリアするのはやはり難しく、チャレンジ精神が少し衰えているとも感じております。それでも、今年もLv16のみならずLv17のクリア数も増やせましたし、今まで出来なかったLv12のPFCも達成する事が出来ました。あまり限界という物を意識せず、楽しみながらスコアも詰めていければと思っております。今年もDDR Score Managerというアプリや、HIRO氏が運営しているSkill Attackというサイトを活用させて頂きスコアの管理をしてきました。これからも筋肉痛になりながら怪我の無いようにプレイしていこうと思います。そして今年はDDRが稼働して20周年という事で、これまでの自分とDDRとの関わりについて振り返りを書かせて頂きました(ページはこちらからどうぞ)。興味があったら是非読んでみて下さい。ちなみにここ1年で配信された楽曲で特に好きな物は、Reach The Sky, Without youLove You MoreMAX 360でした。

・吹奏楽について

 次に3つ目の趣味であり中学時代から続けている吹奏楽についてです。これも月2回の楽団練習を基本として出来るだけ多くのイベントに参加してきました。昨年はアンサンブルコンテストに参加しましたが、今年は参加を見送りました。理由は、割と昨年の結果で納得した事とアンサンブルコンテストに費やす時間をビジュアルノベルに当てたかったからです。そういう意味で、今年の吹奏楽に対する関わり方は割と平坦だったかも知れません。ですが、私が吹奏楽を行っている理由は単純に楽器が好きだからという事と合奏が好きだからです。それが満たされましたので十分でした。また、日々の練習だけではなく今年は割と関西地方への遠征も多かった気がします。秋ぐらいの時期は結構な頻度で行ってました。それも単純に楽しかったですね。後は、毎年聴きに行っている饗宴を始め、私の好きな川越奏和奏友会吹奏楽団や知り合いが所属しているネクサス・ブラスバンドなど幾つかの演奏会にも足を運んでました。上手い人たちの演奏を聴くのはそれだけで勉強になり楽しいですので、これからもタイミングが合えば是非聴きに行こうと思っております。現時点では、ビジュアルノベルやDDRと比べるとやや優先順位は低いかも知れません。これが来年どうなるのかは、来年になってみてのお楽しみですね。

・イベントについて

 今年も様々なイベントに参加出来ました。まずは即売会関係ですが、コミケを中心にCOMITIAM3とお馴染みのイベントに参加してきました。加えてデジゲー博名古屋COMITIACOMIC1にも足を延ばし、参加した即売会の数は今年が一番多かったのではないかと思っております。即売会では製作者の方々と話をする事に加え、一般で参加している方がいたら出来るだけお会いしてお話するようにしてました。これこそが即売会の醍醐味ですからね。他にもおすすめ同人紹介公式HPはこちらからどうぞ)という個人サイトを運営しておりますみなみ氏主催のイベントである同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー、COMITIAのサークル部活等の1つでありこれまで活動していたノベルゲーム部を前身とするビジュアルノベル部公式HPはこちらからどうぞ)にも参加出来ました。特にビジュアルノベル部については、これまでのノベルゲーム部へ参加した経験を活かして今まで以上にビジュアルノベルの魅力が伝わるよう努めました。併せてサークルさんとの交流も深める事が出来ました。他のイベントでは、毎年行っているJAEPO東京ゲームショウに参加してきました。後は、久しぶりにライブにも参加しました。SWEET SMILE PARADEミライコウシンの2つに行ってきたのですが、どちらもひなビタ関係でした。年末にもう1つあります。

・HP全般について

 そしてHP全般ですが、今年は何と言ってもビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベルだと思っております。C94にて、ついに初めてサークル参加させて頂きました。しかも、ジャンルは私の大好きなビジュアルノベルででした。元々ビジュアルノベルのレビューは書いていた訳ですが、本当は絵と音を組み合わせて紹介した方が分かり易いよなと思っておりました。そうであるのなら実際に作ってみればいい、それを今年達成する事が出来ました。制作中はこれに付きっ切りでしたので、HPの更新も1ヶ月半程度止まってました。それでも、折角C94にスペースを貰ったのだから何としても成果物を出さなければという想いがありました。良い経験になりましたし、レビューの幅が広がる切っ掛けになったと思っております。現在ふりーむ!様にて公開しておりますので、興味があれば是非プレイしてみて下さい(ふりーむ!様での紹介ページはこちらからどうぞ)。そしてもう一つ大切な更新がありました。それは好きなものを好きでいる事についてというコラムを書いた事です。これは、私がここ数年同人という世界に触れてきて感じた事を受けてまとめたものとなっております。仕事ではない趣味の世界で、どのように自分は自分の好きと向き合っていくのか、この年になってやっとその答えを明文化出来たと思っております。こちらのページで公開しておりますので、是非多くの人に読んで頂きたいです。あと日記についても月10記事をキープする事が出来ました。今年は昨年に引き続き本の記事が多かったですね。楽団の練習や移動の時間の合間に読んでますので、それなりの冊数になってました。逆に音楽CDの記事が殆どありませんでしたので、もっと沢山更新したいなと思いました。

・その他

 その他としましては、今年も2236の聖地巡礼を同人ノベルゲームプレイヤーの方々と行いました(当時の記事はこちらからどうぞ)。昨年に引き続きの企画でしたが、自分を含め10人での旅行はそれだけで楽しかったです。実際、聖地巡礼も早々に新潟県妙高市周辺の観光地をひたすら回っていた感じでした。他にも、戸隠神社・野尻湖・高田公園などまで足を延ばしてました。ものすごく密度の濃い時間でしたね。後はまいてつの聖地巡礼も行いました(当時の記事はこちらからどうぞ)。これもいつか行いたいと思っていたのですが、ある日突然やろうと思い立ち飛行機・ホテル・旅館などの予約を行いました。久しぶりに3泊4日の聖地巡礼でした。舞台である熊本県人吉市をのんびりと堪能させて頂きました。まだ聖地巡礼レポが作れてませんので、地道に作成し近々公開したいと思います。アニメに付きましては、いつも通りP.A.WORKS公式HPはこちらからどうぞ)を中心に幾つか気になるのは見てきました。本数は少ないです。コンシューマーの作品は、いよいよ来年1月にKINGDOM HEARTS III公式HPはこちらからどうぞ)が発売しますのでこのタイミングでPS4を開封するんですねきっと。

 という訳で2018年の反省でした。2018年の抱負の記事を見返してみて、割と殆ど達成できたんじゃないかと思っております。別に肩肘張って頑張ったつもりはありません。あくまで好きな物に好きなように触れてきただけです。それがこのような形になったんだなと思っております。自分で言うのもなんですが、良い1年だったんじゃないかと思いますね。こんな感じで、好きな物を好きでい続ける事が出来る生活を送っていきたいと思います。来年もよろしくお願いします!(その前にC95ですね)
  1. 2018/12/27(木) 21:07:08|
  2. HP
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指揮者のいない室内オーケストラ

 今日はクリスマスイブですね。私はクリスマスとは全く関係ない日常を送る予定でしたが、今回お知り合いの方に誘われてとあるオーケストラを聴いてきました。久しぶりに弦楽器の演奏を聴いて、その力強さを感じましたね。

 今回聴きに行ったのは東京アカデミーオーケストラという室内オーケストラです(公式HPはこちらからどうぞ)。早稲田大学や慶応義塾大学のオーケストラ部のOBの方々で構成されておりまして、全部で30人程度のメンバーで構成されております。一番の特徴は、タイトルにあります通り指揮者がいないという事です。クラシックにおいて指揮者がいないという事は決して珍しい事ではありません。いわゆるアンサンブルというスタイルですね。ですけど、30人という規模で指揮者がいないスタイルは私も触れた事がありませんでした。素直にそのスタイルに興味を持ち是非聴いてみたいと思いました。併せて、私は普段クラシックは吹奏楽しか聴きませんので、改めて弦楽器というものに触れてみたいとも思いました。会場はJR飯田橋駅から徒歩10分位のところにあるトッパンホール公式HPはこちらからどうぞ)です。よく聞く名前でしたが行った事はありませんでしたのでそれも楽しみでした。約400人収容できるホールは完全にクラシック向きで、天井も低めで前によく音が飛ぶホールだなと思いました。全席自由席で、ほぼ満員でした。曲目はスーク・ドヴォルザーク・グノーの楽曲をそれぞれ約25分演奏されました。上でも書きましたが、私はクラシックは吹奏楽しか嗜んでませんので正直楽曲の魅力や特徴は良く分かりませんでした。それでも、弦楽器の動きのある奏法と全員が統一感を持って強弱を表現する様子に圧倒されました。30人程度のオーケストラですので、勿論管楽器は少ないです。Tubaなんてある筈がありません。だからこそ、木管楽器・金管楽器の特徴や音型を生かしたサウンドが印象的でした。前にブラスバンドの演奏会を聴いた時も思いましたが、吹奏楽以外の構成の演奏を聴く事で改めて自分たちが吹いている楽器の魅力が分かるんですね。弦楽器の重厚さに負けない存在感を出している木管楽器のリードの響き、そして会場を包み込む金管楽器の柔らかい響きを感じました。休憩時間を含めて2時間の演奏会でしたが、あっという間という印象でした。指揮者がいないという事で、アンサンブルは見事でした。素直に楽曲や個々の楽器の音を楽しむ事が出来ました。またオーケストラも聴きたいと思いました。

 オーケストラの大規模な演奏会は、まさにクリスマスや年末年始など一年の節目の時期に演奏される印象があります。それだけ伝統があり、多くの方に支持されている証拠ですね。この歴史や構成など色々な意味で重厚で厳かな雰囲気は、吹奏楽ではなかなか表現できないです。
  1. 2018/12/24(月) 19:46:43|
  2. 吹奏楽、管弦楽
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定刻発車 日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?

 今日は夜勤明け。世の中的には年末に向けて盛り上がっておりますけど、仕事は普通に新年を迎えた先も見越して行っております。年末年始で仕事がチャラになれば、そんな良い事はないんですけどね。

 今日も最近読んだ本を紹介します。今回はお知り合いの方から勧められた一冊です。ある意味、現代社会において当たり前に感じている事柄にスポットを当てた内容です。

定刻発車 日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? - 三戸 祐子
2005年7月に発売された本です。特に都市圏に住んでいる方は当たり前のように感じていると思いますが。日本の鉄道は分単位で運行されそれが遅れる事は殆どありません。殆どありませんと言っても、時々発生する人身事故や台風・大雪による復旧は勿論発生します。そして、そんなたまに発生する輸送障害ですらたまにとは思わなくなるくらい日本の鉄道は正確無比だと思っております。本書では、どうして日本の鉄道は正確なのかという事を鉄道の歴史日本の文化に触れながら様々な視点で描いておりました。従来、日本人は時計を持つ習慣は無かったそうです。日本人が時計を持つ切っ掛けになったもの、それこそがまさに鉄道と言われております。時間になったら待ち人を待つことなく勝手に発車する鉄道、いつしか鉄道に合わせて私達人が動く社会へとなっておりました。そしてそれが日々の生活や社会にも浸透し、先が見通せる社会が実現しているのです。本書では、新宿駅という世界一利用者が多い駅の一日の中に今の日本社会を垣間見ている場面がありました。時間通りに入線する列車、降りる人を優先する乗客、整列乗車をする乗客、駅員の合図でドアを閉める車掌、それらの動作が予定調和の様に流れております。つまり、定刻発車を実現しているのは鉄道会社だけの努力ではなく社会の理解があってこそなのです。だからこそ、一度ダイヤが乱れた時に乗客は怒るのだと言います。「自分たちが協力しているのにどうなってるんだ!」という事ですね。2分半に1本の割合で走る山手線、それに何の不満があるのでしょうか?これこそが日本という社会と鉄道を示しているのかも知れません。他にも、定刻発車を実現しているシステム作り指令と呼ばれる部署や保線士と呼ばれる線路を補修する人達の様子など、専門的な内容も書かれておりました。最後には鉄道の未来とそれによって変わる日本の未来についても触れておりました。常に定刻発車を目指して運行してきた日本の鉄道、ですがそれは未来永劫続くのでしょうか?もしかしたら、時間通りで窮屈な車内よりも多少時間が乱れてもゆとりのある車内が求められる時代が来るのかも知れません。そんな社会や文化の変化に、きっと日本の鉄道は対応していくんだろうな。そんなことを思いました。面白かったです。

 実際のところ、遠くに出かける予定があるときに正確に時間を予測して生活できるってとてもありがたい事だと思っております。決して当たり前の事ではないのに、それを当たり前に感じさせてしまう鉄道会社の取り組みと社会の流れを考えさせられました。
  1. 2018/12/20(木) 23:31:09|
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日航機123便墜落最後の証言

 今日は夜勤明け。12月も後半に入り、グッと気温が下がって防寒対策しないと簡単に風邪ひいてしまうようです。大みそかに向けてイベントも沢山控えてますので、体調第一で頑張りたいですね。

 今日は最近読んだ本を紹介します。自分の日記の中で、本の記事を読み返してみると毎回ここに「読まなければいけないと思った」って書いている事に気付きました。それだけ衝動的に本を買っているという事かも知れません。そして、今日紹介している本もそんな衝動的に買った本です。

日航機123便墜落最後の証言 - 堀越 豊裕
2018年7月に発売された本です。1985年8月12日、東京(羽田)発大阪(伊丹)行の日本航空123便は群馬県多野郡上野村の高天原山の尾根(通称「御巣鷹の尾根」)に墜落し、乗員乗客合わせて524名中、520名が死亡するという大変痛ましい事故が起こりました。私自身事故が起きた当時は物心すらついておりませんので、直接事故当時の世の中の雰囲気という物は知りません。それでも、世界的にも例を見ない墜落事故という事でもちろん知っておりました。その後日本航空は、東京モノレール羽田空港線・整備場駅側に日本航空安全啓発センターを設立しました。私も一度このセンターを見学した事があり、事故機の生々しい姿や当時の時系列を見させて頂きました。改めて安全という物を考える切っ掛けになりましたが、事故から33年経過しても関係者にとってこれは過去の事故などではありません。その事を、この本から感じさせて頂きました。この本では、著者である堀越豊裕氏が自らの足で日本航空123便墜落事故の関係者を周り、事故について聞き取りを行いまとめた内容です。その範囲は大変広く、遺族や生存者の方々は勿論、アメリカのボーイング社の社員国家運輸安全委員会(以下NTSB)の方、日本のマスコミの関係者や過去に著書を出された方など多岐にわたっております。氏には「とにかく会える人にはすべて会おう」という気持ちがあり、それが本書の体系的に整理された内容を創り出していると思っております。内容は、日本航空123便墜落の技術的視点、当時の調査方法や救助の過程、その後の報道のされ方や裁判の過程など、氏が実際に目で見て耳で聞いた事をノンフィクション風に書いております。一番印象に感じたのは、日本人もアメリカ人も、誰一人自分たちの保身に走った人はいなかった事です。何が悪いのかを人のせいにする事は出来ます。ですが、誰もそれをしておりませんでした。誰もが、丁寧に事故の原因を追究し航空輸送の安全のために行動しておりました。それでも33年経過してまだくすぶっている理由、それは日本とアメリカの物事を裁く価値観の違いだと思っております。アメリカは、例えミスがあってもそこに悪意が無ければ裁かれません。つまり、民事訴訟です。ですが日本は、例えミスに悪意が無くても必ず一定の責任を取ります。つまり、刑事訴訟です。氏は、この点については是非日本はアメリカに学んでほしいと思っておりました。本の中では「うっかりミスを裁くとあるべき公平さが失われる」と言っておりました。何が言いたいのかといいますと、ミスを隠したり正確に伝えなくなるという事です。責任追及よりも原因究明とはよく聞きますが、それが日本では実現できない実情があります。後は、運命論・不条理という言葉も印象的でした。日本航空123便墜落事故が起きたのは運命だった、これを聴いて、怒る人は怒ると思います。整備不良が原因であり、それを運命などと言われたらたまったものではない。理解できます。ですけど、本の中では「運命とでも思わないとやっていけない」とも書かれてました。言葉の重さが違う、そう思いました。この本から感じるものは沢山あると思います。安全への考え方、物事に向かう姿勢、人生観、是非一度事故を振り返り考えてみては如何でしょうか。

 本当に引き込まれましたね。ジャーナリストという職業の人の執念と言いますか想いの強さを感じました。この本が氏の処女作という事ですが、まさに魂を込めて作り上げたという印象でした。
  1. 2018/12/18(火) 14:23:06|
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ASTRO=FILMS、ASTRO=SIGN

 今日は楽団の練習日。今週はやたらと職場での飲み会があってあっという間に時間が過ぎてしまった感じがします。C95までもう2週間しかないので、ちょっと色々ペース上げないとですね。

 今日はC94M3-2018秋で入手した音楽CDを紹介します。即売会では必ずチェックし作品を購入するサークルさんですね。

ASTRO=FILMSASTRO=SIGN - ABSOLUTE CASTAWAY
ABSOLUTE CASTAWAYさんは、女性ボーカリストである中恵光城氏の個人サークルです。歌詞が聞きやすい力強さのある歌声、そしてファンタジーな世界観が大変お気に入りで、イベントのたびに必ず手に取らせて頂いております。今回紹介している作品は、どちらも天体ファンタジーシリーズと称されているシリーズ物です。ASTRO=FILMSはC94、ASTRO=SIGNはM3-2018秋で発売されております。天体ファンタジーシリーズはこれまで3タイトル発表されておりまして、ASTRO=PHEREASTRO=GRAPHは過去に日記の中でも書いておりました。天体記憶分析官であるクロハが天体の旅を続け、回顧蝶に残された記憶の物語に触れていくというバックシナリオがあります。その設定の通り、宇宙を連想させる透き通った楽曲をメインとして、様々な星の姿をイメージさせる楽曲が収録されておりました。言ってしまえば、ジャンルが非常に豊富なのです。バラード・ゴシック・ポップ・民族など、素敵な天体の旅を印象付けてくれます。勿論、楽曲に応じて中恵光城氏の歌い方は違っております。様々な表情を見せてくれますので、ファンの方は勿論是非初めての方にも手に取って頂きたいです。個人的に好きな曲は、ASTRO=FILMSではキファの境界、ASTRO=SIGNではサダクビアの秘密という曲です。どちらも中恵光城氏の力強さが一際前面に出た曲構成となっているように感じ、何度か繰り返して聞いておりました。

 ここ最近はまいてつの聖地巡礼に行った事もあり、同じく中恵光城氏が歌うレイル・ロマネスク参考動画はこちらからどうぞ)はかなり印象深い曲となっております。ボーカル曲は、やっぱり声そのものに惹かれますね。
  1. 2018/12/15(土) 08:44:34|
  2. 音楽CD
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スラップ訴訟とは何か 裁判制度の悪用から言論の自由を守る

 今日は久しぶりに何もない休み。ここ一ヶ月半は楽団の練習や演奏会まいてつ聖地巡礼COMITIAなどの即売会、等々何だかんだで外に出る用事がありました。今日みたいな日こそ、一気にビジュアルノベル読むチャンスですね。

 今日も最近読んだ本を紹介します。私は本を読むときはとにかくジャンルを違えるように読んでおります。ビジネス書を読んだら、次は雑学だったり、若しくはエッセイだったり、といった感じですね。今回は裁判の本です。

スラップ訴訟とは何か 裁判制度の悪用から言論の自由を守る - 烏賀陽 弘道
2015年に現代人文社から出された本です。烏賀陽弘道氏の本を読むのはフェイクニュースの見分け方福島第一原発メルトダウンまでの50年 事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題に続いて3冊目となります。非常に丁寧な取材と引き込むような文章が大変お気に入りで、この人の文章なら信じられると個人的にも好きな記者であります。そんな烏賀陽氏が今回テーマにしたのがスラップ訴訟というものです。皆さんはスラップ訴訟というものを知っているでしょうか?あまり聞きなじみが無いと思います。それもそのはずです。何故なら、日本の法律ではスラップ訴訟というものは存在しないからです。ですが、スラップ訴訟と同様の訴訟は幾つも起こされております。スラップ訴訟とは、憲法で保障されている権利を行使した人に対する民事訴訟の事です。これだけ言うとよく分かりませんが、簡単に言えば憲法上何も悪い事をしていないのにある日突然全く関係ない角度から訴えられるようなものです。例えば、マンションの建設に反対運動をしている住民に対して、通行妨害という名状で訴える事例がありました。この訴えに対して裁判所で何かしらの判決を出す訳ですが、この判決がマンション建設について何の解決にもならないのです。それでも、通行妨害という訴えを起こされたという事実は、マンション建設の反対運動を委縮させるのに十分な効力があります。このように、本題と関係ない訴訟を起こして相手に精神的苦痛を与えるのがスラップ訴訟の典型です。本の中では、日本における民事訴訟制度の不公平感についても触れておりました。日本は、言ってしまえば訴えたもの勝ちなのだそうです。訴えるのは非常に簡単、名状も要求する金額も自由に決めれます。そして、訴えられた人が自分の無罪を証明しなければいけないのです。訴えただけで簡単に相手に苦痛を与える事が出来る、これがアメリカに行けばスラップ訴訟という名前で守られます。皆さんも、もしかしたら明日突然誰かに訴えられるかもしれません。その時どのようにすればいいのか、一度スラップ訴訟について考えてみては如何でしょうか。非常におススメの一冊です。

 現代はSNSが発達してますので、本当突然どこから裁判を吹っ掛けられるか分からないとも言えると思います。たとえ貴方が余計な事を言わない様に意識していても、訴える側が難癖付ければそれが通るのが恐ろしいですね。
  1. 2018/12/08(土) 20:42:47|
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ヒキコモリ漂流記

 今日は夜勤明け。そして実に1ヶ月半ぶりのDDRをやってきました。久しぶり過ぎて踏めないんじゃないかって思ったんですけど、思ったよりも足が動いてくれて良かったです。何よりも、解禁情報知ってからずっと踏みたかったMAX 360参考動画はこちらからどうぞ)とシュレーディンガーの猫参考動画はこちらからどうぞ)が踏めたのが嬉しかったです。

 今日も最近読んだ本を紹介します。本屋の新刊コーナーで見つけて、衝動的に買ってしまった本です。何故か読まなければいけない、そんな予感を不思議と感じておりました。

ヒキコモリ漂流記 - 山田ルイ53世
2018年8月に発売された本です。正直な話、タイトルを見て嫌な予感がしました。自分の見たくない何かを見せてくれるのではないかと。そして、その予感は当たりました。この本は、髭男爵の名前で知られている芸人山田ルイ53世が自分の半生を振り返り書いたものです。タイトルにあります通り、著者は青年期の殆どを引き篭もって過ごしております。正直驚きました。芸人という人と触れ合い人を笑わせる仕事をしている人が、まさか引き篭もっていたとは思いませんでした。ですが、その半生を読んでみて何となくその理由が分かったと同時に、何かむずがゆい気持ちになってしまいました。著者が引き篭もってい理由、その殆どが自分への認識の勘違いありもしない世間体を気にしすぎた為でした。自分の事を神童だと思っていた著者、それは別に構わないと思います。ですけど、相手の気持ちを勝手に推し量ってしまったんですね。むしろ、相手の気持ちを確認する事を恐れていたのだと思います。人って、自分の中だけで答えのない思考を回転させると大体ネガティブに向かってしまいます。著者も家族に相談出来ず信頼も出来ず、自分一人で考えてしまってました。そして、この本を一躍有名にした言葉が「何も取り得が無い人間がただ生きていても、責められない社会」です。実際、自分がどんな生き方をしていても言う程周りは気にしていません。ですけど、周りは何も悪気はなく物を言うんですよね。噂、SNS、その場は現在多岐にわたっております。その軽口一つ一つに何も重みなどありはしないのに。それでも言われた本人は決して忘れる事はありません。自分も皆さんも、言葉に少し気を付ければそれで良いんだと思います。それが、責められない社会の実現に大切なのかなと思いました。全体的に暗いテンションでした。ですが、そんな人生も良いんじゃないかと思わせる内容でした。今は、読んで良かったと思っております。

 世間体というものは本当に厄介だと思います。誰かが明確に定義しているものではないのに、何となくこうしなければいけないと思わせてしまうのです。そんなありもしないルールに、どれだけの人が苦しんでいるのでしょうね。
  1. 2018/12/05(水) 20:53:36|
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フォロワーの方主催の忘年会

 今日は楽団の練習日。気が付けば12月に入り、あっという間に年の瀬が迫ってきております。まだまだやりたい作品を沢山積んでますので、少しペース上げて消化していきます。

 昨日ですけど、私のフォロワーさんが主催した忘年会に参加してきました。この会は定期的に主催の方が開催しておりまして、何年も継続しているイベントになっております。私も今回参加させて頂いたのですが、初めてでした。それでも参加したいと思った理由は、主催の方とはTwitter上では知っているのに実際に合った事が無かった事、主催の方以外にも普段Twitter上で絡みがあるにも関わらず実際に合った事が無い方がいた事、何人か直接顔を合わせた事がある方参加していた事です。元々緩い雰囲気の忘年会という事ですので、まあ行けば行ったなりに楽しいだろうというスタンスで参加してみました。場所は秋葉原で、15:00集合でした。夜ではなくから集合して、時間を気にせず飲めるスタンスも良いですね。当日は全部で15人の方が集まりました。ビジュアルノベルを制作されている方、イラストを描いている方、3DCGを作られている方、小説を書いている方、同人誌を書いている方、とにかく様々な方が参加しておりました。それでも共通していたのは、とりあえず楽しく話せればそれで良いという雰囲気でした。実際、それぞれの趣味の話は勿論ですが、案外年代が近い事もあり昔好きだったアニメとか漫画とかゲームの話が普通に通じるのが面白かったです。色々な人の色々な話が聴けて、また自分も今年あった事とかビジュアルノベルの話とかも出来て嬉しかったです。1次回は19:00までで、そこから2次回はカラオケに行きました。皆さんの個性が出る選曲ばかりで聞いているだけで楽しかったです。そんな感じで22:30くらいまで秋葉原にいました。去り際は割とあっさりと「良いお年を!」的な感じ別れました。ですけど、会おうと思えばTwitter上でもリアルでも会えますのでこの位のテンションが調度良かったのかも知れません。また次回も主催されるとの事ですので、タイミング合ったら是非参加したいと思いました。楽しかったです。お会いした皆さん、ありがとうございました。

 本当面白かったのが、元々想定していたお知り合いの方だけではなく実は過去のイベントでお会いしていた方もいたという事です。この業界にいると、何だかんだでどこかで繋がってるんだなと思いました。不思議でしたけど嬉しかったです。
  1. 2018/12/02(日) 08:40:14|
  2. 日記
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】DP八段
【吹奏楽】楽器はTuba

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