徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

決断のとき トモダチ作戦と涙の基金

 今日は普通の日勤。今週は珍しく一週間全部日勤で、朝出社して夜帰宅する普通の生活をしております。逆にこの当たり前の生活リズムが退屈に思ってしまう辺り、夜勤に毒されてるなって思います。

 今日は最近読んだ本を紹介します。若干読んだ本の感想も溜まってきてますので少しずつ出していきます。世の中には割と旬の本というものもありますからね。今回紹介している本も旬の本かなと思ってます。

決断のとき トモダチ作戦と涙の基金 - 小泉 純一郎
 2018年に集英社新書で発行された本です。タイトルになっている「決断のとき」とは、著者である小泉純一郎氏が「トモダチ作戦被害者支援基金」を設立したときを指しております。ですが、最後まで読み終えて「決断のとき」とは何もこの1つの事実に対するものだけではないと思いました。「決断のとき」とは、小泉純一郎氏が自らの政治活動を行う上での全ての決断を指すのではないかと思いました。私もこの本を読むまで知りませんでした。東日本大震災発生時にアメリカから多くの方が「トモダチ作戦」と称して日本の為に援助してくれました。ですが、そうしたアメリカの多くの兵士が「被爆」しておりました。体調を崩しただけではなく何人もの人が亡くなっております。日本人以上にアメリカ人が被爆しているのです。この事実に、涙を流す事は何も不思議な事ではないと思いました。日本の為に尽くしてくれたアメリカの方の為に援助する、当たり前の事だと思いました。そして、ここに小泉純一郎の原発ゼロの言葉の意味があるのだと思いました。私自身も原発ゼロには賛成です。それはこれまでの報道の不振点や幾つかの著書を読んでの結論です。原発の技術そのものを否定しているのではありません。原発を稼働するにあたって、日本はそもそも狭いという事です。そんな常識的な事実に対して、事実を受け止めて義理と人情を持って決断したのが小泉純一郎氏でした。この本では、小泉純一郎氏が政治家となってから今日に至るまでの様々な思い出や出来事が紹介されております。そしてそれらを「仁」「義」「礼」「智」という副題を付けて語っております。目の前の現実と向き合い、時に共闘し時に決別しながら、今の小泉純一郎氏がいるのだなと思いました。まとまった内容ではないかも知れません。ですが、少なくともありのままの小泉純一郎氏を感じる事が出来ると思います。読んでいて、義理と人情とは何か、そして決断する時に大切にしなければいけない事は何か、を感じる事が出来ました。オススメです。

 自分が正しいと自信を持って周りに言える事は、是非決断して実践するべきだと思っております。その為には、自分に問いかけて矛盾や雑念が無い事が大切なんですね。そうでないと、周りに自信を持って物を言えないですもの。
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  1. 2018/05/30(水) 23:10:09|
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川越奏和奏友会吹奏楽団 第42回定期演奏会

 今日は何もない休み。ここ最近良い具合に仕事が忙しくて良い具合に趣味に触れているので、体力的にはちょっと疲れてますけど精神的にはかなり満たされている気がします。やる事・やりたい事があるって、楽しいですね。

 そして昨日ですが、タイトルにあります通り川越奏和奏友会吹奏楽団(以下川越奏和)という楽団の定期演奏会に行ってきました(公式HPはこちらからどうぞ)。その名の通り埼玉県川越市を拠点に活動している吹奏楽団でして、アマチュアでありながらその実力は大変高く多くのCD出版や日本人作曲家の初演演奏などを行っております。私が初めて川越奏和を知ったのは、高校3年の時に出会った小長谷宗一氏作曲のウィンドアンサンブルのための音楽『子供の街』の音源を聞いた時でした。吹奏楽ってこんな楽しい曲もあるんだな、と物凄く衝撃だったのを覚えております。そしてこの音源が収録されているディオニソスの祭りというアルバム(公式HPはこちらからどうぞ)は川越奏和のデビューアルバムになっております。何十回聞いたか分かりませんね。その日以来いつか川越奏和の定期演奏会を聞きに行ってみたいと思っており、就職し埼玉に移り住んで早速聞きに行ったのを覚えております(過去記事はこちらからどうぞ)。他にも川越奏和の演奏は21世紀の吹奏楽実行委員会が運営している饗宴過去記事はこちらからどうぞ)という演奏会でも何度も聞いております。間違いなく日本のアマチュア吹奏楽を牽引する楽団であり、いつまでもその音を聞かせて欲しいと思っております。今回の定期演奏会は知り合いと一緒に行ってきました。会場は昨年の定期演奏会(過去記事はこちらからどうぞ)と同じくウェスタ川越公式HPはこちらからどうぞ)という新しい会場での開催でした。綺麗で響きの良いホールはそれだけでテンション上がってしまいます。そして、今年は川越奏和の創団40周年になります。その為いつも以上に曲目やゲスト参加者が豪華な印象でした。曲数はアンコール無しで4曲です。2時間の演奏会で4曲は少なく思えるかも知れませんが、それだけ大曲揃いだという事です。特に、2部で演奏された阿部勇一氏のわれらをめぐる海~レイチェル・カーソンに捧ぐと、清水大輔氏のマイ・フェロー・アメリカンズ~マン・オン・ザ・ムーン・ラスト・エピソードは凄まじかったです。特にわれらをめぐる海~レイチェル・カーソンに捧ぐの方は世界初演という事もあり、その場に立ち会える喜びもありました。鳥肌が止まりませんでしたね。もう壮大過ぎて、よくもまあこれだけの大ボリュームで深い曲を最後まで表現しきったなぁと感服しました。ちなみに、これだけの豪華な内容で入場料1,000円一律ですからね。これもまた、川越市に根付いた活動をしているという事なのかも知れません。当日ホールには高校生の姿も多くみられ、良い目標になっているのではないでしょうか。これからもその音を聞かせて頂きたいと思っております。素敵な演奏会でした。

 演奏会では東京佼成ウインドオーケストラに所属しているアルトサックス奏者の栃尾克樹氏や、上記の阿部勇一氏・清水大輔氏もいらっしゃいました。周りの方はみな川越奏和のファンの方ばかりでした。いつまでも多くの人に愛される存在であって欲しいと思います。
  1. 2018/05/27(日) 10:26:16|
  2. 吹奏楽
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虚構の楽園

 今日は夜勤明け。仮眠取って昼前に目が覚めたら、何故かやたらとDDRやりたい欲が湧いてきたので踏んできました。ですけど体調が微妙だった為かスコアは芳しくなかったです。気持ちだけでは結果は出ないんですね。

 今回もM3-2018春で入手したCDを紹介します。現時点で半分くらいPCに取り込んでおります。それら1枚1枚を聞きながらレビュー書いたり日記書いたりしてます。作業用BGMになるものもあればついつい聞き入ってしまうものもあり、個性が見えて楽しいですね。

虚構の楽園 - 葉月ゆら
 葉月ゆら氏は女性ボーカリストです。特徴は、なんといってもダークファンタジーですね。毎回独特のファンタジーな世界を見せてくれます。葉月ゆら氏をダークメルヘンの女王と知らしめている理由、個人的には葉月ゆら氏の甘ったるい声色にあると思っております。美しいとか透き通っているという印象はありませんね。ベタっと塗り手繰ってくるかのように耳に残るそれが、力強いサウンドに決して負けない存在感を示していると思っております。もちろん、ダークファンタジーだけではありません。時にはメルヘンファンタジー・和風ファンタジーなど別の顔も見せてくれます。それでも共通なのは、やはりファンタジーですね。今回紹介している虚構の楽園も唯のダークファンタジーではありません。ジャンルは民族ダークメルヘン、その名の通りダークなのですがどこかノスタルジックを感じるサウンドの曲が多いです。二胡を連想させる音もふんだんに入っており、単純にガツガツぶつけてくるサウンドではありませんでした。収録されているのは5曲のボーカル曲2曲のインスト曲です。個人的には3曲目のマチェちサンドラの奇しき生命というボーカル曲が好きです。トリッキーなリズムとサウンド、その上でコロコロと転がるように歌い上げる葉月ゆら氏の声が好きです。あとは4曲目の風の鱗というインスト曲も好きです。インターバルを挟むような笛の穏やかなサウンドから始まり、最後はピアノの哀愁漂う和音で終わるのが耳に残りました。葉月ゆら氏のファンであれば勿論、そうではない方にも是非葉月ゆら氏を知って頂きたく、皆さんに手に取って頂きたいです。

 最近私が贔屓にしているサークルさんで、色々と毛色を変えるパターンが多い気がします。基本的な軸は変わらないんですけど、着飾っているものが違うと言いますがそんな感じですね。
  1. 2018/05/25(金) 21:04:20|
  2. 音楽CD
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徒然にゃるままに

 今日は夜勤。ここ最近突発でしかも期限が短い仕事が多く降ってきて、やや残業気味な日々です。実際のところ、相手が言うのを忘れてただけだったのでホントは残業する必要なんて無かったんですけどね。こういうのがホント困る。

 今回もM3-2018春で入手したCDを紹介します。私は基本的に欲しい作品は予め全て予約してしまいます。当日会場で買うのはチェック漏れや触覚が働いて欲しいと思ったものだけです。今回もそんな予約した作品です。

徒然にゃるままに - にゃーろんず
 にゃーろんずは作編曲家であるbassy氏とボーカリストであるchika氏のユニットです。bassy氏についてはもうこの日記の中でもう何度も何度も紹介しておりますので割愛します。chika氏は囁くような歌声が特徴でして、歌うというよりも語りかけるような柔らかい雰囲気が和ませてくれます。bassy氏のCDはこれまでも多く手に取らせて頂きましたが、ここ最近はにゃーろんずとしてリリースしているものが多い気がします。bassy氏に最近多い童謡の様な雰囲気のサウンドがchika氏の歌声に合ってるからかなと思っております。今回のアルバムである徒然にゃるままにには全部で5曲のボーカル曲が収録されております。正直言いまして、一曲目を聞いて驚きました。今回のアルバムですが、EDMがメインです。まさかにゃーろんずの緩い雰囲気の中でEDMが聞けるとは思ってもみませんでした。それでもスローテンポですのでにゃーろんずの緩さを崩す事は無く、chika氏の呟く場面では鳴りを潜めておりますのでいつもの雰囲気は変わりませんでした。代わりに間奏部分ではガッツリEDMでした。私がいつもDDRなどで聞いているあのギュインギュギンしたサウンドでした。素直に面白かったですね。もちろん、全ての楽曲がEDMという訳ではありません。それでも、私にとって新鮮なにゃーろんずでしたので是非皆さんもEDMを楽しんでみて下さい。個人的には、1曲目のこんなにも青の後半の間奏部分を聞いて欲しいですね。ここだけ切り取れば誰もにゃーろんずだと気付かないと思います。そんな普段と違うにゃーろんずを楽しませて頂きました。これまでのにゃーろんず含め、是非多くの人に聞いて頂きたいです。

 サークルさんが自身のイメージを崩してくる作品を新鮮に感じるのは、元々のイメージを確固にしているからだと思います。それだけ、沢山の作品をリリースしているという事ですね。
  1. 2018/05/22(火) 06:36:54|
  2. 音楽CD
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ASTRO=GRAPH

 今日は夜勤明け。割と体力勝負な夜勤でしたので帰って直ぐ眠りに落ちてました。その分目覚めはそれなりにスッキリでしたね。さっきまで会社の同期と飲んでましたので、この記事投稿したら再び眠ります。

 今回はM3-2018春で入手したCDを紹介します。GWのイベントが終わって既に2週間経過しようとしておりますが、未だに音楽CDの紹介をしておりませんのでそろそろ始めていきます。

ASTRO=GRAPH - ABSOLUTE CASTAWAY
 ABSOLUTE CASTAWAYさんは、女性ボーカリストである中恵光城氏の個人サークルです。この日記の中でも何度も登場しております。活舌の良い発音とよく耳に通る歌声に惹かれ、加えてABSOLUTE CASTAWAYさんが作り出すファンタジーな世界設定が大変お気に入りです。M3では必ずと言っていい程新作を発表しており、その精力的な制作ペースにも驚かされます。ABSOLUTE CASTAWAYさんはここ最近コンセプトがあるファンタジーシリーズを制作している印象があります。今回紹介しているASTRO=GRAPH天体ファンタジーシリーズと称されており、天体記憶分析官であるクロハという登場人物が天体の旅を続けていく中で紡がれていく物語を音楽にしたというバックシナリオを持っております。全部で5曲収録されておりまして、それぞれのインストバージョンを加えて計10曲となっております。全てボーカル曲であり、作詞も全て中恵光城氏が行っております。作編曲者は複数人おりますので、それぞれの曲で趣が全然違いますね。と言うよりも、それぞれの曲に架空の登場人物の名前をあてがっており、それぞれの登場人物の性格を楽曲で表現しているという感じですね。1曲目のアルリシャの星図はノスタルジーを感じるバラード、2曲目のハマルの幸福は最小限の音源を使用しボーカリストの声を前面に出したバラード、3曲目のアルデバランの情炎はパーカッションのリズムが心地よいポップス、4曲目のアルヘナの憧憬は讃美歌の様な合唱が印象的なバラードでした。そして5曲目は過去に発表されたASTRO=PHEREという曲のアコースティックバージョンです。様々な情景をメドレーのように見せてくれます。どの曲も中恵光城氏のボーカルの魅力にあふれており、加えて地球を飛び越えた宇宙をテーマにしているという事でどこか簡単に掴めない儚い印象も魅力です。ABSOLUTE CASTAWAYさんのファンの方や中恵光城氏を知っている方は勿論、個人的には全ての方に聞いて欲しいと思っている1枚です。

 ABSOLUTE CASTAWAYさんのコンセプトアルバムでは、和風ファンタジーシリーズである刀心幻戯も大好きですね(過去記事はこちらからどうぞ)。楽曲を通じて生きているキャラクターを連想するだけで、涙が溢れそうになります。
  1. 2018/05/18(金) 22:56:50|
  2. 音楽CD
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エロゲーマーの方々との飲み会

 今日は普通の日勤ですけど、出張でしたので職場には行きませんでした。久しぶりに通勤ラッシュとか経験しました。これを毎日やるのは、正直疲れますね。明日もそうなのであと1日凌ぎます。

 先週の日曜日ですけど、私にとっては比較的珍しい飲み会に参加してきました。タイトルの通り、エロゲーマーの方々との飲み会です。ご存知の通り、私はHPでビジュアルノベルのレビューを書いております。ですが、自分がエロゲーマーかと言われると一概にそうだとは思っておりません。私が好きなのはエロゲーも含むあらゆるノベルゲームです。そこにエロも全年齢も、商業も同人も区別はありません。ここ最近は同人に傾倒しておりますが、それは同人が持つ製作者とプレイヤーの距離感に惹かれているからです。決してノベルの性質な内容で差別してはおりません。何よりも、私が一番好きなノベルゲームは2001年にCIRCUSで発売された水夏~suika~ですからね。エロゲー発です。それでも、Twitterを覗いていると様々な趣味趣向を持ったノベルゲームプレイヤーの方がおります。そして、それぞれで好きなジャンルがあり熱い拘りを感じております。今回はここ最近のイベントでたまたまリアルでエロゲーマーの方とお会いする機会にも恵まれましたので、是非一度腰を据えてお話してみたいとは思っておりました。Twitterを見てたら知っているエロゲーマーの方々が飲む話を見つけましたので、勝手に首を突っ込んでみました。それでも快く受け入れて頂き嬉しかったですね。今回は私を含めで5人で行われました。場所はもちろん秋葉原で、17:15に集合してお店に入りました。話の中身は本当にザックバラン、皆がみんな好きな作品・好きなブランド・好きなキャラクター・好きな絵師・好きな声優・好きな歌手の話で盛り上がりました。驚いたのはその知識の深さです。皆さん商業ゲームを何百本もプレイしている方だけに、様々な情報が飛び交いました。2000年初期から最近まで年代も幅広く、フィールドの広さを感じましたね。唯々圧倒されました。それもこれも、好きな物があってその事に真っ直ぐだからなんだなと思いました。何も難しくは無いですね。好きだから好きなんです。好きだから語りたいんです。私が水夏が好きでminoriNavelが好きで春のうらら2236が好きなのと同じです。気が付けば22:30を超えており、実に5時間以上も語っておりました。いつまでも終わらなかったなと、そう思わせる楽しい飲み会でした。非常に刺激を貰いましたので、自分ももっと自分らしく頑張ろうと思いましたね。

 あとは、Twitterで知っているだけという理由でしたが首を突っ込んで良かったなと思っております。実際のところ、顔を知らない人とリアルで会うって緊張すると思うんです。それでも、絶対に楽しくなる確信がありましたので首を突っ込んで正解でした。楽しみは、自分で見つけないとですね。
  1. 2018/05/15(火) 20:18:19|
  2. 日記
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論理哲学論考

 今日は何もない休み。久しぶりに一日ビジュアルノベル漬けでした。先週COMITIA124が行われてもう1週間経ってるんですね。ビジュアルノベル部として楽しんだあの時が昨日の事のように思い出されます。

 今日も最近読んだ本を紹介します。実際のところGW中に何冊か読んでいたのですが、書く暇が無かったのでこの時期にまとめて更新していたりします。今回はビジュアルノベルに影響されて読んだ本です。

論理哲学論考 - ウィトゲンシュタイン(著)、野矢 茂樹(訳)
 2003年に岩波文庫で出版された本です。私がこの本を読む切っ掛けになったのは、C93で入手したビジュアルノベルをプレイしている時でした。私が同人ビジュアルノベルを選択する基準は、実際のところです。何となくパッケージの雰囲気に惹かれて、そこから裏面のあらすじに惹かれて選択しプレイしております。そして、C93で入手した作品をプレイしていたらたまたま3連続で今回記事にしているウィトゲンシュタインが著したこの論理哲学論考を取り扱った作品に出会ったのです。元々この論理哲学論考を扱った作品というものは多くありました。商業ビジュアルノベルでもケロQ素晴らしき日々~不連続存在~などは代表かと思います。ですが私はこの論理哲学論考を読んだ事がありませんでした。ですがこうも連続して論理哲学論考に触れてしまったのであれば、もう読むしかないと思い手に取らせて頂きました。この本を読むにあたって、まずは栞を2つ用意する必要があります。1つは本編で、もう1つは訳注で使用します。この本編と訳注を交互に繰り返しながら、1つ1つの構文を読み進めていくことになるのです。そして、ウィトゲンシュタインはこの論理哲学論考を通して「どれだけ考える事が出来るか」というものを伝えているように思えました。この本は物語でもなければ教科書でもありません。世界の定義から始まって1つ1つの事実と事態について意味を与えていきます。そしてそれは自然科学や倫理、神秘といったものにまで発展していくのです。この繰り返しによって謎は無くなります。何よりも、「語りえるものについては、沈黙せねばならない。」のです。きっとここまでがウィトゲンシュタインの限界だったのだと思います。もちろん、私でしたらもっともっと早くにこの「語りえるものについては、沈黙せねばならない。」が出てきたと思います。自分が考えうるだけの限界に到達するまで考える事、それがこの論理哲学論考の本質なのかなと思いました。著者の中ではバートランド・ラッセル氏による解説も収録されております。そして、それに対して訳者である野矢茂樹氏の解説も加わっております。このように、多くの人の解説や感想を重ねてみて、より深みが増していくのかも知れません。多くの人を虜にする理由がよく分かりました。一度は読んでみて良い本だと思います。

 考え抜くという事は、実際のところ限界が無いのだと思います。自分がどれだけの知識を持っているのか。どれだけ頭を整理できるのか。その限界に挑戦してみる楽しさ、あるのかも知れません。
  1. 2018/05/12(土) 20:05:03|
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マネジメント 基本と原則 エッセンシャル版

 今日は普通の日勤。GWが終わって当たり前のようにいつもの生活に戻っております。ですけど、自分は割と飽きっぽいので早速次の一手を用意しております。月一回くらいで何か遊びを入れてますので、とりあえずそこを目指して仕事頑張ります。

 今日も最近読んだ本を紹介します。ここ最近読んだ本で一番難解で、そして一番刺激になった一冊でした。いわゆる名著と呼ばれる一冊でして、それだけの重みを感じました。

マネジメント 基本と原則 エッセンシャル版 - P.F.ドラッカー(著)、上田 惇生(編訳)
 2001年に発売された本です。多くの方が名前くらいは聞いた事があるのではないかと思います。最近ではもしドラの愛称で親しまれているもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらでブームになった印象です。ピーター・ドラッカーはユダヤ系オーストリア人の経営学者です。現代経営学の第一人者であり、マネジメントという言葉の定義者とも言われております。これまで数多くの経営に関わってきただけではなく、その波乱万丈な人生はドラッカーがなるべくして経営学者になったという印象を持たせます。氏はこれまで様々な本を書かれました。そしてそれらの要素をまとめて1つのシリーズにしたのが「マネジメント」です。ですが、マネジメントの原文は大よそ800ページ以上の大ボリュームであり、また内容も非常に高度な物となっております。そのマネジメントの基本と原則をまとめたのが、今回紹介しているエッセンシャル版です。エッセンシャル版と言いながら、その内容は非常に高度で洗練されております。むしろ基本と原則だからこそ、曖昧にしないでしっかりと定義しなければいけないという意志を感じました。マネジメントとは、直訳すれば「管理」「経営」という意味です。ですが、現実におけるマネジメントとはそういった言葉尻だけの意味ではなくて、仕事・会社・人などこの社会に関わるもの全てに関係してくる言葉でした。本書は大きく3つのパートに別れており、それぞれマネジメントの使命・マネジメントの方法・マネジメントの戦略となっております。その中で更に9つの章に別れており、個別の言葉について具体的な定義を示しております。私も社会人としてはまだまだ若手であり、いわゆる人をマネジメントする立場ではありません。ですが、そんな私でもしっかりとマネジメントの考えを持って仕事を行わなければいけないと思いました。後半はかなり具体的な戦略に書いておりますので私としてはありのままに受け取るしか出来ませんでしたが、前半は仕事とは・社会的責任とは・企業とは・事業とはという事について定義しており非常に参考になるものでした。企業は営利組織ではない、社会に貢献するものである。事業は何かを問うだけではなく事業は何であるべきかを問う事が発展に繋がる。このように簡潔で明確に言葉を定義しております。とても一周しただけでは頭に入れる事は出来ません。少しずつ何度も何度も読み直して、一言ずつインプットしていきたいと思いました。2015年現在で第54刷が発行されております。それだけ読まれている経営の決定書です。その重みを感じる事が出来ました。

 ここ最近発売されているビジネス書って、実際のところその大部分はこのマネジメントを源流にしている気がします。やはり名著だからこそ誰もが参考にして、そしてその中で自分の色を見つけ出せた人が自分の本を出しているんですね。
  1. 2018/05/09(水) 21:58:44|
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COMITIA124

 今日は楽団の練習日。GWも今日が最終日であり、私も始めから最後までイベントづくしの時間でした。今回はそんなGWで一番力を入れたイベントであるCOMITIA124について書こうと思います。

 COMITIA公式HPはこちらからどうぞ)についてはこの日記で何度も登場しております。一時創作オンリーの即売会です。私の大好きな即売会の一つで、優先的に行くようにしております。目的は同人ゲームと同人音楽です。同人音楽についてはM3過去記事はこちらからどうぞ)というオンリー即売会がありますので割愛しますが、春のコミティアは他の即売会や他のコミティアと比較しても同人ゲームの割合が多く、コミケ程ではありませんが沢山のサークルさんが参加しております。そんなまだ見ぬ同人ゲームや同人音楽を求めて毎回参加しております。

 そして春のコミティアと言えばサークル部活動です。私の場合はビジュアルノベル部公式HPはこちらからどうぞ)ですね。これはかつて活動していたノベルゲーム部を前身とするもので、今回運営メンバーや装いを新たにして新規に活動を開始しました。ビジュアルノベルを作るサークルとビジュアルノベルが好きな人が集まって何かをしたい、そんな純粋で尊い気持ちから始まった活動に関わらせて頂き今回で通算4回目になるんですね。活動自体は昨年のノベルゲーム部活動が終わってから少しずつ進めていき、昨日の開催に向けてきました。前回以上に自分を含めた運営の方々との密な連絡時間軸を持ったサークルさんへの対応、疑問点や不安点の洗い出し徹底など、様々な点を考慮してきました。そんな一年間の集大成という事で、誰よりも不安で緊張して、そして張り切って昨日の本番を迎えました。

 今回は全部で18サークルさんでの開催でした。非常に多いサークル数に加え、ジャンルや作風が様々で私個人としても嬉しさでいっぱいでした。今回も電子ソムリエ実物はこちらからどうぞ)というあなたにおすすめのノベルゲームを教えるアプリを作らせて頂いたのですが、ジャンルが本当に様々でして思ったよりも制作に時間が掛かりました。その分自分でも何度も遊べる面白いものに仕上がったと思っております。他にもコミティア後の交流会も自分の方で企画させて頂きました。今回折角同じ趣味を持つ方々の集まりですので、貸し切りパーティ会場を見つけてプランを練ってきました。途中サークル紹介などの企画も準備し、少しでも楽しめる場を用意しようと考えてみました。途中何度も仕様の変更があって特に運営の方々には不安にさせてしまったと思います。それでもこのメンバーであれば上手くいくという自信もありました。

 そして昨日の本番ですが、9:15に国際展示場駅に運営メンバーは集合して会場入りしました。既に他のサークルさんも搬入しており、私は全員知っているのですが他のメンバーにとっては初顔合わせであり、その辺りの挨拶廻りは醍醐味的でした。その後ビジュアルノベル本部の設営を行い、シールラリー企画や部費などの集金を行い滞りなく11:00の開催を迎えました。開催して直ぐに、何人かの方が真っ直ぐビジュアルノベル部に来てくれました。そしてシールラリーも遊んでくれました。嬉しかったですね。その後12:30をピークに他のサークルさんお知り合いのプレイヤーの方々、そしてTwitterだけで知っていた知り合いの方などが続々とやってきて、ずっとお話させて頂きました。皆さん今回ビジュアルノベル部があるという事を見て頂いたという事で、凄く感動しました。実際、中盤くらいはビジュアルノベル本部の仕事そっちのけで知り合いの方お話してた気がします。それも他の運営メンバーの方々の協力があっての事だと思っております。他にも、向こうから「おすすめのゲームはありますか?」と質問して頂いたり、自分から悩んでる方に声を掛けたりしました。出来るだけ各作品の魅力を伝えようと努めましたが、上手く声が届いたか気になりましたね。そんな感じで、運営としてそしてノベルゲームソムリエとしてのあっという間の5時間でした。16:00がこれ程早く感じたのも初めてかも知れません。お昼を食べるのも忘れてましたからね。

 その後は場所を変えて18:00から交流会となりました。私が担当という事で一足先に現地へ向かい、企画の準備やお店との打ち合わせを行いました。おかげ様でスムーズに入場して頂き始める事が出来ました。途中のサークル紹介の企画は、本当は全部自分の口で話す予定でした。ですが場の雰囲気などを考えて結局は各サークルさんに直接自己紹介を兼ねて紹介して頂きました。ご協力ありがとうございました。その後も幾つかの企画を行いまして、多少の変更を加えつつ21:00の閉会を迎える事が出来ました。多少の変更については、これも実は本番前日に思いついた事だったりしました。運営の方に相談するも無しで不味かったかなと思いつつも、このメンバーであればいけるとも思いました。何よりも、他の運営メンバーの方とサークルさんとゲスト参加者の方皆さんの協力があって上手くいった交流会だと思っております。最後笑顔で帰られる皆さんの様子を見て、とりあえずホッとしました。

 振り返ればあっという間のビジュアルノベル部だったと思います。昨年の反省から始まり企画の立案、内容の決定、サークルさんの募集、各種手続き、運営間の打ち合わせ、サークルさんとの連絡、物の準備、宣伝などやる事は沢山あり、それを部長を中心にスムーズに展開する事が出来ました。一人では決して出来ない事でも大勢の方が協力すれば達成する事が出来る、それを感じる事が出来ました。後は皆さんの得意分野を生かしつつある程度任せてくれたのも良かったと思っております。常識的に間違いさえしなければ大抵は何とでもなる、そんな事も感じました。ビジュアルノベル部のサークル部活動としての活動はいったん終わりになります。ですが、ビジュアルノベル部はこれからも何かしらの手を打っていくつもりですので、その時はまだ皆さんよろしくお願いします。今回お会いした全ての皆さん、ありがとうございました。そして運営を始めビジュアルノベル部に関わった皆さん、お疲れさまでした。暫くはいつものM.Mに戻ります。またどこかでお会いしましょう。
  1. 2018/05/06(日) 10:00:22|
  2. イベント
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笑う数学

 今日からGW後半です。私のGWは殆どカレンダー通りでして、今日から6日まで4連休です。そして5日(土)はいよいよGWのメインイベントであるCOMITIA124公式HPはこちらからどうぞ)が開催されます。ビジュアルノベル部公式HPはこちらからどうぞ)としても頑張りますので、是非皆さん遊びに来てください。

 今回は最近読んだ本について紹介します。最近読書の量が少ないなと思っており、それが記事の少なさに滲み出ている気がします。そんな忙しい状況でも軽く読める一冊です。

笑う数学 - 日本お笑い数学協会
 2018年にKADOKAWAで発売された本です。この本を読んだ切っ掛けはTwitterでたまたま見かけた事です。単純でストレートなタイトルと、世の中で苦手意識が強い数学という学問について楽しく触れようというアプローチが気に入って読んでみる事にしました。笑う数学という事で、クスッとなるネタ・意外性のあるネタ・試験に役立つお得なネタなど全部で100のトピックが収録されておりました。内容は本当に様々で、全然数学に関係ないネタから大学数学に関係する物までレベルも様々でした。全てが全て笑えるかと言えばそんな事はありません。私自身、実は笑ったトピックは1つもありませんでした。ですが、普通に感心したりクスッと来たトピックはありました。そして、著者達が根っからの数学好きで年がら年中数学の事を考えているような人達であるという事は伝わりました。人によって笑いのツボが違うように、もしかしたら誰かにとっては大笑いするトピックがあるかも知れません。ちなみに、役に立つのは間違いありませんね。真面目に読むのではなく、ちょっとした教養のつもりで軽く読むのが良いと思いました。ちなみに、個人的に「へー!」「なるほど!」って思ったトピックは、22・27・49・74・83・100でした。どんな中身なのかは、是非本を読んで確認してみて下さい。面白かったです。

 数学が面白いと思う瞬間って、本当ちょっとした日常の一コマにあると思っております。例えば地面に敷き詰められたタイルの模様とか、コンビニで整然と陳列されたお菓子の棚とか、一瞬の規則性にハッとしたら、もうあなたの数学の虜です。
  1. 2018/05/03(木) 23:23:56|
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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