今日は普通の日勤。いよいよ11月も終わりに差し掛かり今年もあと1ヶ月ですね。つまり
C93までもあと1ヶ月 という事です。サークル参加される方は是非頑張ってください。私も楽しみにしております。
今回も
M3-2017秋 で入手した音楽CDを紹介していきます。女性ボーカルを中心に、お気に入りのアーティストからやや駆け足でまとめていこうと思います。
・
妖華語り -
葉月ゆら 葉月ゆら氏の記事もなかなかの数 になってきました。それだけ葉月ゆらのCDを手にしているという事ですね。
ダークメルヘンの女王 と呼ばれ、
甘ったるい声 で彼女だけしか作れない世界観をいつも届けてくれます。ですが今回の新作はダークメルヘンではなく何と
和モノ でした。正直びっくりしました。この人が和モノを歌うのかと驚きました。それだけメルヘンのイメージが強く、ハマっていたからです。ですが、いざ聞いてみていつもの葉月ゆらっぽさは変わらずでした。きっとこの人は
ファンタジーなら何でもハマるんだな と思いました。和モノでありメルヘンではありませんが、
おとぎ話である事は共通 でした。妖しというものを扱っており、十分葉月ゆら氏のテリトリーなんだなと思いました。それでも
ゴシックな曲調のもの もあり、全てが和モノという事でもありませんでした。いずれにしても葉月ゆら氏のいつもの雰囲気が味わえて良かったです。M3ごとに新作を出しておりますし、相変わらずのハイペースに驚かされます。
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SnoW/PrunuS -
ALVINE ALVINE さんは
琉姫アルナ氏 が代表を勤める総合音楽制作団体です。
シンセサイザー を得意としており、複数のボーカリストが在籍していて非常に更新の頻度が高いサークルさんだと思っております。同人商業問わず活動しており、アニメでも名前を見ますので意外と知っている人は多いのではないかと思っております。今回はボーカリストの1人である
冬乃桜氏をフィーチャー したアルバムとなっております。ALVINEさんらしいデジタルなサウンドそのままに、
ハッキリしながらも可愛らしさを感じる歌声 がお気に入りです。そして、個人的に
華麗度スコープ という曲がかなりハマりました。と言うよりも、
音楽ゲームが好きな方でこの曲を嫌いになる人はいない と思っております。トランス風味のシンセサイザーの音にピッタリハマるドラム、そして遊びの効いた効果音、全ての要素が音ゲーに相応しいです。
この曲に出会えただけでもこのアルバムを買った価値があった と思っております。
どちらのサークルさんもとにかく
ハイペース で作品を世に送り出しております。継続するだけでも凄いのにペースが落ちないのです。このモチベーションは自分も見習いたいですね。
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2017/11/29(水) 20:51:39 |
音楽CD
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今日は休み。いよいよ11月も終わりが近づいております。つまり
今年もあと1ヶ月ちょいで終わり なんですね。もしやり残していることがある人は、後悔する前に終わらせた方がいいですね。
前に
フェイクニュースの見分け方という本を読んだ のですが、その著者が書かれた本も読んでみたいと思いこちらを読んでみました。
・
福島第一原発メルトダウンまでの50年 事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題 - 烏賀陽弘道
2016年に明石書店で出された一冊です。内容はタイトルの通り、
福島第一原子力発電所事故について著者が独自に取材し調査し書き上げたもの です。福島第一原子力発電所事故については恐らく数え切れないくらいの著書が出ていると思います。それでも私がこの本を選んだ理由は、上で書いたフェイクニュースの見分け方という本の中で
著者のジャーナリズムが信頼できるものだと確信したから です。本というものは事実だけではなく著者の思惑や想いが必ず込められております。それでも
事実にはしっかりと根拠を付ける、人から聞いた話はその実名を公表する、ネットで調べたのであればそのURLを公表する 、そういった最低限の事をこなしている本は意外と少ないようです。本書もまたそういった事実関係の裏付けを取るのに大変苦労された経緯が書かれておりました。実際に
事故が起きてから発行されるまで5年 も掛かっております。本を出すという事はそういうものなんだろうと思いますね。そしてタイトルに50年と書かれておりますが、これは取材を続けていって
福島第一原子力発電所事故が発生した原因が50年前から積み重なっているという事 を意味しております。東日本大震災が起きた時に政府はどのような対応をしていたのが、その対応の悪い点は何か、何故そういう対応になったのか、そのように一歩一歩深堀していくと50年前から続いている慣例にたどり着きました。読んでいって、まるで
サスペンスを読んでいるかのような気持ち になりました。これが本当に事実なのかと疑いたくもなりました。ですがここに書かれている事は全て真実です。それは著者が
5年もの歳月をかけて調べ上げた結果 です。この本でも、本当の原因はまだ調査しきっておりません。何故なら著者が東京電力や当時の政府関係者に送った質問に対して明確な回答を貰ってないからです。ここから先は本当に映画の世界の様です。それでも、
物事の真実を見つけるという事はこういう事 なんだなということを感じました。同時に
日本では原子力発電は不可能なんだなという事 も感じました。是非多くの人に読んで頂きたいです。そして、日本の民主主義というものについて、ジャーナリズムについて、原子力発電について考えてみて欲しいです。オススメです。
真実へと至る道、それは本当に茨の道です。ですがそれでも
暗中模索してたどり着いた結論は何者にも変えがたい成果 です。それを地で進む精神こそジャーナリズムだと思いました。
2017/11/26(日) 09:15:59 |
本
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今日は休み。10月から今の職場に異動して、夜勤を交えつつも比較的カレンダー通りの生活が出来ている気がします。今日は勤労感謝の日のですので無事休みになってます。
そしてタイトルにあります通り
COMITIA122 に行ってきました。
COMITIA (
公式HPはこちらからどうそ )とは同人誌即売会の1つでして、
創作オンリー となっております。
年4回 開催されており、回数としては100回を超えもう
30年以上 にもなる非常に息の長い即売会です。COMITIAは創作オンリーですので
二次創作は一切ありません。 全てが製作者さんのオリジナルであり、自分が伝えたいものをストレートに感じる事が出来る作品ばかりです。来場者数もコミケと比べて少ないですので、会場は穏やかで大変歩きやすく
非常にお気に入りの即売会 となっております。今回も
お知り合いのサークルさん がおりましたのでご挨拶を兼ねて参加したいと思ってました。合わせて前日から
ノベルゲームプレイヤーの方 と連絡を取り、色々とお話しようと約束しておりました。今日は午前を中心に雨の予報でしたので、
12:30 くらいにビッグサイトに到着しました。COMITIAは元々私のメインである
同人ゲームや同人音楽のサークルさんが少ない ので、見る時間としては
1時間 も無かったと思います。それでも気になった作品を手に取ることが出来ましたし、お知り合いの方とも結構長い時間お話させて頂いてすごく元気を貰いました。その後知り合いのノベルゲームプレイヤーの方と合流し、一緒にCOMITIAを回りその後お昼を食べてました。ノベルゲームプレイヤー界隈の方とは何だかんだで定期的に会う機会に恵まれているのですが、毎回お祭り気分でしたので
じっくりと腰を据えて話す機会としては貴重 でした。
14:00 前くらいにお店に入って
16:00 くらいまで2時間くらいでしたが、この
2時間ずっとノベルゲーム界隈中心にサシでお話 できてとても有意義でした。オススメの作品、冬に向けて、ノベルゲームプレイヤーの発掘、商業ゲームの推移など何でも話していた気がします。始めから終わりまでずっと大好きな事で話ができて、本当に楽しい1日でした。
即売会は作品を手に入れる場であると同時に人とお話する場である。 それを実践できて嬉しかったです。
そしていよいよC93までもう
1ヶ月ちょっと しかないんですよね。1ヶ月なんて、本当にあっという間に過ぎてしまいます。今は楽団も少し落ち着きましたので、ここから気合入れて作品をプレイしていかないとですね。頑張ります。
2017/11/23(木) 18:15:57 |
イベント
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今日は普通の日勤。一気に寒くなって、もう冬の格好でないと外を出歩けないですね。東北でも雪が降ってるみたいですし、
年の瀬 が近づいていると感じます。
昨日ですが、タイトルにあります通り
アンサンブルコンテスト (以下アンコン)に出場してきました。アンコンとは
3~8人の小編成 での演奏によるコンテストです。指揮者がおらずお互いの呼吸のみで合わせますので、通常の大人数での合奏と比べてよりお互いの音楽を聴き合う事が大切になります。それは
たった1人欠けるだけで曲が崩壊する程 です。そして、そんな編成が故にお互いの音楽性や性格が如実に表れてきます。
良いも悪いも全部ぶつかる んですね。この
緊張感とドロドロ感 、それもまたアンコンの魅力だと思っております。社会人になってアンコンに出場するのは
今年で2回目 でした。
昨年初めて出場したとき もそれなりに練習しましたが、中々人が揃わずどこか不完全燃焼でした。
そしてそれは結果としてハッキリと現れてしまいました。 だからこそ
今年は昨年よりも人数を減らし、加えて早めに結成 して練習を積んできました。
練習は
週1回 くらいの頻度で行ってきました。楽曲は昨年よりも
グレードの高い曲 を選びました。始めは譜読みすらまともにできず、曲が通る事すらありませんでした。それでも個人練習を積み、少しずつ
曲らしいもの が出来上がってきました。ですが、ここで終われば昨年と同じです。せめて
昨年よりは良い結果を残したい 、それは全員の願いでした。そして曲が通り始めてからが本当のアンコンへ向けての練習でした。練習日程が中々合わなくて不満が出る事もありました。同じ場所が何度も成功せず苛立つこともありました。何よりも成果が目に見えない状況に少しずつ
暗澹たる空気 が包んで行きました。3月後半から練習を始め、5月くらいまではそれなりに盛り上がっていたのに、8月くらいはかなり沈んだ感じでしたからね。今思えば、
あの時は誰も楽しんで吹いてなかったんじゃないか って思います。ですが、それを支えてくれたのは
アンコンメンバー以外の同じ楽団のメンバー でした。練習後にアンサンブルを聞いてくれたり、アドバイスをくれたり、応援してくれたりしました。
アンコンはアンコンメンバーだけで行っているのではない。 そう思ったとき、もっとメンバーと曲に寄り添わなければと思いました。
特に
本番2週間前 は平日も含めてガッツリ練習しました。それはそれまでの練習以上に意見をぶつけ合い、日に日に
曲に色がついていく のが分かりました。やっと、
アンサンブルが楽しい と思えてきました。それでもアンコンはコンテストですので
成績 が付きます。自分たちが楽しければいいのであればアンコンに出る必要はありません。出る以上は良い成績を取りたい、その為の練習は継続しました。細かい音がズレる、リズムが安定しない、ハーモニーが濁る、結局のところ
最後の最後まで完璧な演奏は出来なかった と思っております。それでも、何度も何度も合わせてきた中で個々に成功したタイミングは確かにありました。そうであるのなら、その
個々に成功したタイミングを全て繋げ合わせればいい。 そんな前向きな気持ちで本番に臨みました。
本番当日は昼くらいに集まって最後の調整を行いました。アンコンの会場についたのは本番の1時間前で、少し他団体の演奏を聞いてホールの感覚を感じてました。ちなみにアンコンは
1日で80前後の団体が演奏 します。本番の時間は勿論、チューニングの時間や舞台袖待機の時間も厳格に決まっております。その為、一度チューニングが始まったらもうそこから本番までは流れるように進んでしまい、正直
緊張する間もなくステージに上ってました。 それでも、演奏中は
これまでの練習の様子やメンバーとの葛藤 が走馬灯の様に思い出されましたね。そしてそれは
楽譜にビッシリ書かれたメモ にも如実に表れておりました。ここは息を伸ばして、ここは音量をキープして、ここはハッキリ鳴らして、そんな指示など今更見なくても覚えているのですが、
このメモの積み重ねがあってそれを全て発揮しての5分間 でした。気が付けば演奏は終わってました。
今までで一番の演奏だった と思っております。中々仕事や趣味との両立で悩む事もありましたが、最後まで妥協しないでやりきって良かったと思いました。メンバーの皆さんに改めて感謝すると共に、応援してくれた楽団のメンバーやそれ以外のTwitterの皆さんにも感謝申し上げます。ありがとうございました。
[アンサンブルコンテスト]の続きを読む
2017/11/20(月) 22:48:33 |
吹奏楽、管弦楽
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今日は平日ですけど休みにしました。明日明後日と楽団で大事な演奏会がありますので、その準備の為です。これが終われば一区切り付きますので、まずは頑張ってきます。
今回も
M3-2017秋 で入手した音楽CDを紹介していきます。前回
ABSOLUTE CASTAWAY さんのCDを紹介しましたが、今回もABSOLUTE CASTAWAYさんです。というよりも、
753×ABSOLUTE CASTAWAY さんです。
・
Another Flower Special Live 2017「Cross bouquet」LIVE CD -
753 ×
ABSOLUTE CASTAWAY ABSOLUTE CASTAWAY さんについては
前回の記事 をご覧になって頂ければ良いと思います。
753 さんはボーカリストである
霜月はるか 氏と作詞家である
日山尚 氏の2人組のユニットです。霜月はるか氏と言えば、私の中では完全に
ファンタジー のイメージですね。高温で透き通った声でありながら発音がよく、ちゃんと歌詞を聞き取る事が出来ます。日山尚氏の歌詞と作り上げる
独特の世界感 、それが753さんの魅力だと思っております。ここ最近のM3でですが、このABSOLUTE CASTAWAYさんと753さんのコラボである
Another Flower という企画が行われております。お互いに既に有名であり実力があるアーティストでありながら、
和物を得しとしたABSOLUTE CASTAWAYさんとファンタジーを得意とした753さんのコラボ はある意味とても驚きました。勿論アルバムの完成度は高く、普通に商業のアルバム並みの値段でしたが気にする事なく買ってましたね。今回の新作は、そんなAnother Flowerによるライブイベントである
Cross bouquet の音源CDでした。元々
同名のアルバムCross bouquet も出ておりまして、それに収録されている楽曲を中心に構成されておりました。音源だけでしたが過去のアルバムを聞けば十分ですが、やはり
ライブ音源 という事で楽しげな雰囲気が伝わりましたね。MCも全て収録しておりましたし、正直聴きに行けば良かったと割とマジで後悔しております。どの曲も好きですのでお気に入りの一曲は選べませんでした。是非全部流して聞いてみてください。そして
今度こそライブに行ってみよう と思いました。最後には新曲である
祭果ての花 という曲も収録されております。それもそれぞれのソロバージョンとツインボーカルバーションの計3曲です。この曲が生で聴ける時が来れば良いですね。オススメの1枚です。
こうした
コラボ企画 が比較的簡単にできるのも同人の良いところだと思います。ジャンルは違いますが、同人ビジュアルノベルでもよくコラボ企画は見かけますからね。
同じ稼業を生業としていてその人たちがコラボする 、これ程楽しい事もありませんね。
2017/11/17(金) 08:12:59 |
音楽CD
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今日は夜勤。最近一気に寒くなってそろそろ
コート を着ようかと思っております。私の周りでも結構風邪をひいている方が増えておりますので、本当体調管理は大切ですね。
先日ですが、タイトルにあります
デジゲー博 (
公式HPはこちらからどうぞ )というイベントに行ってきました。デジゲー博とは、その名の通り
同人ゲーム、インディーゲームオンリーの展示・頒布のイベント となっております。私が
同人ビジュアルノベル を好むという事でまさに私のためにあるようなイベントですね。今回で
5回目 の開催という事ですが、中々日程が合わず参加する事が出来ませんでした。今回ようやく参加できるという事でじっくりと回ろうと思っておりました。会場は
秋葉原UDX2階 アキバ・スクエア&4階 UDXギャラリー です。秋葉原のど真ん中での開催で華やかですね。会場には全部で
100以上のサークルさん がおり、それぞれの自慢のゲームを紹介しておりました。ジャンルはアクション・シューティング・パズル・格闘など様々で、これだけのクオリティのものを同人で作れるという事に今更ながら驚きました。何よりも殆どのサークルさんが
試遊を用意 していたんですね。やはりゲームは遊んでみなければ面白さが分かりません。そして、
スマホ や
VR などを扱ったサークルさんの数もかなり多かったのが驚きでした。流石ゲームサークルさんです。新しいプラットフォームや素材を使ってみる事が得意なのかも知れません。いつまでいても飽きない雰囲気でした。ビジュアルノベルのサークルさんは
10サークル前後 でした。全体と比べてばややマイナーなジャンルになるのでしょうか。それでも知っているサークルさんも参加していて懐かしさに少し雑談してました。今まで知らなかった作品も手に入れる事が出来ましたので早速プレイしていかなければと思いました。という訳で
11:00 に会場について
12:00 まで約1時間楽しませて頂きました。この位の規模のイベントであれば全部回れますので調度良いかも知れません。ゲームが好きな方であれば誰でも参加して欲しいですね。楽しかったです。
オンリーイベントの良いところは、
本当にそのジャンルが好きな方ばかり集まります ので密度が濃いところですね。今回のデジゲー博に来た事で、
自分が好きなジャンルのオンリーイベントの優先順位 が高まった気がします。
2017/11/14(火) 06:47:01 |
イベント
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今日は普通の休み。午前中は
デジゲー博 (
公式HPはこちらからどうぞ )というイベントに行ってきます。初めていきますのでどんな雰囲気なのか楽しみです。午後は楽団の練習ですので長居は出来ないですけどね。
最近また興味をそそられた本がありましたので読んでみました。今自分が欲しいと思っているもの、そこにまさにドンピシャにはまった一冊となっておりました。
・
フェイクニュースの見分け方 - 烏賀陽弘道
2017年 に新潮新書で出された一冊です。著者である
烏賀陽弘道 氏は30年以上のキャリアを持つ
ジャーナリスト です。そしてこの本では著者のジャーナリスト人生の中で培った
情報をどのように入手するか・入手した情報をどのように精査するか・精査した情報をどのように検証するか といった技術を非常に丁寧に説明しております。フェイクニュース…
SNSが発達した現代 では本当に多くなっていると思います。Twitter上に公開される一枚の写真、それが何千何万もの人によってリツイートされ拡散されます。更にその写真をネット記者やマスコミが取り合えげ、インターネットやテレビを通して全国へと伝わっていくのです。ですが、
そうした情報の殆どがフェイクであり信用出来ない と言っております。これは写真が嘘であるという意味も勿論ありますが、
広めている人達がちゃんと検証しない からという事の方が大きいとの事です。この本では、まずは世の中に溢れている文章について注意して読むべき点を教えてくれます。それはその文章が事実に基づいているのか、それとも記者の主観なのか、事実であればソースは書いてあるのか、それとも書いてないのか、などといった点です。大切なのは、
文章を読んだ誰もが自分の力で文章の真偽を確かめられるという事 です。言ってしまえば、
「~のように思う」という言い回しの文章は全て疑っていい し、
ソースの無い文章は読まなくてもいい という事です。代わりに、世の中の文章の真偽を確かめるにはとても長い時間が掛かります。ソースを追う為にはその人に連絡を取らなければいけませんし、時には自分の足で現地へ向かい取材したり人に会ってインタビューしなければいけないかも知れません。ですが、
本来ニュースとはそういう物 だそうです。決して、ネットやSNSの記事を鵜呑みにしてそれをまとめて最もらしいまとめをすればはい終わり!では無いのです。他にも、速報についてはその他の情報が出るまで待ってみる、感情的な文章は疑ってみる、当事者の文章や本は大切にする、など著者が経験的に信じられる様々な視点が紹介されておりました。ここで
「この著者は信頼出来るの?」と思った方がいたら、是非著者に連絡を取ってみて下さい。 この手順がフェイクニュースかそうでないかを検証するという事です。
ニュースを精査するという事はとても時間と手間が掛かる という事です。そしてその分非常に精度の良い情報が得られるという事です。SNSの投稿やネットの流行りに流される事なく、
自分の力で正しい情報を掴み取る事 がこれからの時代でより求められる気がします。
私も日記やレビューを書くときは、基本
公式HPの情報しか参考にしません。 人が書いた文章は絶対に当てにしません(勿論ソースが書かれている場合は別です)。そして自分の日記やレビューでは必ずソースへのリンクを貼っております。疑わしければ、そのリンク先を検証してみて下さい。そして私の記事の真偽を確かめてみて下さい。
2017/11/12(日) 08:36:18 |
本
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今日は普通の日勤。11月に入って昼でも冷たい風が吹くようになってきました。私の周りでも体調崩している方が増えてますので皆さんも是非ご自愛下さい。
そろそろ
M3-2017秋 で入手した音楽CDを紹介していきます。
1つ目に紹介するCDは買う前からこれと決めておりました。 ABSOLUTE CASTAWAYさんの
刀心幻戯 憶 です。
・
刀心幻戯 憶 -
ABSOLUTE CASTAWAY ABSOLUTE CASTAWAY さんは
中恵光城 氏という女性ボーカリストの個人サークルです。同人商業問わず様々な場面で活動しております。中恵光城氏を知った切っ掛けですが、これはここ最近の過去記事をご覧になれば書いておりますのでお暇があれば読んでみて下さい。今回紹介している
刀心幻戯 憶 は、ABSOLUTE CASTAWAYさんが最近展開している
和風ファンタジーシリーズ です。過去に
刀心幻戯 序 ・
刀心幻戯 という2枚のCDを出しているのですが、今作はそれを包括する内容であり過去作が気に入っているからにとって
必需品 と呼べるものでした。この刀心幻戯シリーズには
バックシナリオ があります。
常人の目には見えない"穢れ"を 斬り祓う役目を担う少女"千代"と、幼き頃に千代が助けた狐"ヒコ"。 一人と一匹は日々街の穢れを斬り祓い、人知れず街の安寧の為に暗躍していた。 こういったバックシナリオがある音楽CDを制作されるサークルさんは少なからずあるのですが、この刀心幻戯シリーズはより一層そういった背景をボーカル曲に込めている気がしました。言ってしまえば、
ボーカル曲を聴いただけで本当に彼女らの姿が頭の中に浮かぶ のです。曲そのものも好みですがそれ以上にバックシナリオが気に入ってしまいすっかりファンになってしまいました。そして今回の新作である刀心幻戯 憶は、何と
ボイスドラマ 付きです!
設定だけの存在だった千代やヒコに声がついた のです!これだけでテンション上がってしまいましたね。加えて千代は
中恵光城氏本人 でした。ヒコもショタボイスがハマる
桑原由気氏 でイメージ通りでした。他には
刀心幻戯 序・刀心幻戯に収録されている全楽曲のピアノアレンジ が収録されておりました。全ての曲にテーマと設定があるわけですが、
ボイスドラマとピアノアレンジのトラックリストも全て計算 されております。ちゃんと千代をテーマにした楽曲、ヒコをテーマにした楽曲などを区別しているのです。そして最後には次回作に繋がる新曲
桜花演武 が収録されておりました。刀心幻戯 憶はその全てのトラックでバックシナリオを再現しており、刀心幻戯 序・刀心幻戯を包括するものでした。刀心幻戯 序・刀心幻戯を買っている方は絶対に、そうでない方はまずは刀心幻戯 序・刀心幻戯を買っていただきそこから刀心幻戯 憶を買って欲しいですね。超オススメです。
真面目な話、
ビジュアルノベル化して欲しい とすら思ってますからね。そしたらいの一番にプレイします。プレイ中ずっとアドレナリンが出っぱなしになる気がしますね。それだけ素敵な世界感の作品でした。
2017/11/09(木) 07:19:54 |
音楽CD
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今日は楽団の練習日。世の中的には
3連休 でしたが私は全然連休らしくない3日間を送っております。1日目は普通に
仕事 、2日目は引きこもって
ビジュアルノベルと物書き 、3日目は
楽団の練習 と点で動いてます。まあ、連休らしくないというだけで充実はしているので良いんですけどね。
先日
M3-2017秋 に行ってきたという事で早速入手したCDを紹介していこうと思っているのですが、
C92 で入手したCDでどうしてもあと
2つ 紹介したいものがありますので書こうと思います。どちらも
インストゥルメンタル です。
・
reAdvent -
sakuzyo sakuzyo 氏は同人音楽制作レーベル
Diverse System (
公式HPはこちらからどうぞ )に所属しているコンポーザです。
BMS を中心としてテクノやハードコアなど多彩なジャンルの楽曲を提供しております。最近は色々な
音楽ゲーム でよく楽曲を見るようになり、
DDRにも1曲収録 されて嬉しく思っております。sakuzyo氏も様々なジャンルの楽曲を作られますが、最近は
ピアノやストリングス を中心とした
クラシカルにEDMをミックスさせたような雰囲気 の楽曲をよく見かける気がします。今回の新作である
reAdvent も同様でして、全10曲のうち殆どにその傾向が見られました。どの曲も好きなのですが、とりわけお気に入りなのが2曲目の
Monolith of Monologue という曲と9曲目の
Trinity という曲ですね。どちらも
BPM高め でスピード感がありながら、Monolith of Monologueは
ストリングス 、Trinityは
ブラス を中心とした楽曲を使用しております。まさにsakuzyo氏お得意という感じでした。
・
Crimson Raincoat -
RaqesQue RaqesQue (読み方はラクエスク)さんは
るーく 氏と
ナツメサク 氏という2人による
創作サークル です。私は今回初めてRaqesQueさんの作品を手にとったのですが、切っ掛けはハードコア関係の楽曲を多く取り扱っているレーベル
HARDCORE TANO*C (
公式HPはこちらからどうぞ )のストアにあった事でした。始めは本当にハードコアなのか分からない程穏やかな雰囲気でしたが、全体を聞いていくうちに繰り返されるビートが確かにハードコアだなと思わせました。私がハードコアだと最初思えなかった理由、それは
雨を連想させる透明感のある短調な曲 が多かったからです。タイトルにあります通り、この作品のテーマは
雨 です。全部で10曲収録されておりますが、素直に明るい曲はなく
不安や哀愁を感じさせる曲 を中心に構成されております。個人的に好きな曲は9曲目の
夕立と嘘 と10曲目の
Rainy Days Never Stay ですね。アルバムの最後2曲という事もあり、穏やかながらも未来への希望のようなものを感じ良い締めくくりに思えました。
上でも少し触れてますが、私は即売会では毎回
ハードコア関連の楽曲は一定数購入 しております。元々DDRをやっていた事もありそういった
電子音楽 に馴染みがあり、今でも勢いが続いていて嬉しいですね。そしてそこから今回紹介した2サークルの様に
個性が滲み出るインスト に派生して楽しいです。
2017/11/05(日) 10:24:22 |
音楽CD
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今日は普通の日勤。新しい職場に異動して1ヶ月となりました。仕事にはまだまだ慣れませんが
職場の雰囲気 には慣れた気がします。ここからは自分のペースで仕事ができそうです。
少し前ですが知り合いからオススメされた本を読んでみました。
今までの私ならあまり読まないジャンル の本であり、だからこそ何度も何度も繰り返して読んでみました。
・
夢は叶う 哀しみを携えている人への贈り物 - 上原 文雄
2010年にブイツーソリューションで出された一冊です。この本は著者である上原文雄氏がこれまで生きてきた人生を、
100篇の詩 で表現した内容となっております。正直な話、私はこれまで
詩というものを殆ど読んできませんでした。 抽象的な表現ばかりで
取っつきにくい というイメージを持っておりました。それこそ始めは「折角知り合いが良いとおススメしてくれてるのだからまあとりあえず読んでみるか~」くらいの感覚でした。ですが、最後まで読んでみてこの感覚は180度変わりました。この本の特徴として、詩の後に必ず
著者による解説 が付いている点が挙げられます。自分がどんな心境で書いたのか、いつ書いたのが、悲しいのか楽しいのか、そういった人生の様々なシーンで感じた事を詩で表現しているのです。そして、その詩の一つ一つが様々な文体で書かれており、
純粋に読んでいて面白い のです。ホント解説があったのが良かったですね。
詩を読んで、解説を読んで、また詩を読み返す と違った味わいがあります。そして、
著者の人生の様々なシーンを隠すことなく素直に表現 しているのです。自分が行った失敗、旅先での不安、家族への感謝の気持ち、誰もが通るであろう人生の様々なシーンでの気持ちをありのままに表現しております。そしてそれは同時に
読者に対するエール になっているのです。悩んでいるのは自分だけではなく著者も同様に悩んでいたんだな、と思うだけで随分と気持ちが楽になります。生きていて何か嫌な気持ちになったり辛い状況になったりしたら、是非この本を開いてみて下さい。必ずや
今の自分を励ましてくれる詩 が見つかるはずです。何度読み返しても良いと思います。
自分が悩んだり迷ったりした時の数だけ読み返せば良い と思います。そんな風に、詩というものは読者に染み渡っているのだなと思いました。
詩って、
その意味を考えそして理解した時にホント色鮮やかになる んですね。今回は必ず解説が付いておりましたので良かったですが、是非次は解説の無い詩にも挑戦してみたいと思いました。その時は、もっともっとじっくりと読み進めて行きたいですね。
2017/11/03(金) 22:18:39 |
本
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