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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

スヌーピーミュージアム

 昨日今日は休みにしました。理由は、両親が田舎から東京観光でやってくるのでその付き添いで一緒に観光するためでした。両親が東京に観光に来るのはこの春先の恒例行事でして、行く場所や食べるところは全て両親があらかじめ決めてきますので後は私がナビするだけというスタンスです。

 最近は割と観光する場所などがお決まりになりつつあります。まずは明治神宮にお参りに行くこと、本やテレビで話題に上がった有名店のご飯を食べに行くこと、東京でしか買えないブランド物の服を買いに行くことです。ですが毎回1つは新しい観光地を見つけてきてそこに行くようにはしてるみたいです。去年は私が大宮の寮に引っ越して初めてでしたので見学するのがメインでした。そして今年のメインですが、タイトルにあります通りスヌーピーミュージアムに行く事でした(公式HPはこちらからどうぞ)。スヌーピーを知らない人はまずいないと思いますし多く語る必要もないと思います。アメリカの漫画家であるチャールズ・モンロー・シュルツが1950年から書き始めた漫画「ピーナッツ」に登場するビーグル犬の事です。犬なのに二足歩行でコミカルな表情を浮かべ、様々な格好に返送する姿は多くの方に愛されております。そんなスヌーピーの魅力が詰まった博物館が、2016年東京の六本木に誕生しました。私の母親は大のスヌーピー好きで、去年はピーナッツカフェに、一昨年はスヌーピーグッズ専門店に足を運びました。そうなれば今年はこのスヌーピーミュージアムに行くしかありませんね。何ヶ月も前から前売り券を狙っており、ようやく行くことが叶いました。感想としましては、とにかく四方八方何処を向いてもスヌーピーなんです。至る所にオブジェクトがあり、壁は全てスヌーピーの原画が貼られたカラフルなものでした。本当に訪れるたびにしあわせな気持ちになれる場所ですね。そして博物館ですので、実際に連載されているピーナッツの原画を中心として展示されておりました。この原画が本当に多く、1950年の第一回連載からの軌跡を辿る事が出来ました。原画ですので勿論英語ですが、下にちゃんと日本語の翻訳があるのが嬉しいですね。一つ一つの漫画をじっくりと読ませて頂きました。客層は女性の割合が大きかったですが、やはりスヌーピーというキャラクターの成せる技ですね、年配の方や男性で1人の方も普通にいました。春休みではありますが平日にも関わらず大盛況で、ある意味土日や連休でなくて良かったです。普通に歩ける程度の程よい賑わいでした。そしておみやげコーナーが凄いですね。もう衣料品から食べ物から文房具から食器からおもちゃから原画のレプリカから何でもありました。お金が無限にあれば全て買いたくなりますね。そして併設されているカフェは長蛇の列で、30分以上は待ち確定でした。という訳で約1時間30分の滞在でしたが、完全にスヌーピーづくしの時間を過ごさせて頂きました。定期的にコンセプトを変えているみたいで、次回はスヌーピー以外のキャラクター、例えばチャーリー・ブラウンやウッドストックに焦点が当てられるみたいです。これはきっとまた来るな、そんな予感を込めてまた来たいと思いました。

 私も折角なのでTシャツシャープペンシルを買いました。結構いいデザインでしたし、出来れば実用的且つずっと使っていたい物をチョイスしました。これは間違っても絶対に漂白なんてしちゃいけませんね。
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  1. 2017/03/30(木) 18:41:09|
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海の見える理髪店

 今日は普通の日勤。3月ももう終わろうとしているのに何でこんなに寒いんですかね。昨日とか今日みたいな日の夜勤が一番きついんですよね。気温そのものよりも風と雨、これが体温を奪っていく。

 自分は基本的に何もないときはビジュアルノベル読んでいるんですけど、普通の小説で有名どころや話題作は押さえておきたいっていう気持ちは常に持っております。そんな自分ですのでやや遅くなりましたけどこちらの本を読んでみました。

海の見える理髪店 - 荻原浩
2016年3月30日に第1刷が発行された荻原浩の小説です。第155回直木賞の受賞作品であり、爽やかな雰囲気のタイトルと表紙とは裏腹に家族の後悔を描いた物語という事でどんな世界が広がっているのか楽しみに読み始めました。私は殆ど本を読んできませんでしたが、荻原浩の名前は知っておりました。私が宇都宮に住んでいた時によく東北新幹線に乗って東京に出ていたのですが、その時に読んでいたJR東日本の車内誌であるトランヴェール冒頭のエッセイを書いておりました。スっと心に入ってくるテキスト、自然と情景が浮かぶ擬音と比喩の使い方に毎月楽しみにしていたのを思い出します。今回直木賞を受賞した海の見える理髪店は、全部で6つの短編が収録されております。それぞれが40ページ程度で、20分もあれば各話読む事が出来ます。どの作品も扱っている題材は家族、そして表現しているテーマは後悔でした。6つの短編を通して、様々な家族の形を表現しておりました。ある時は父と息子、ある時は母と娘、またある時は夫と妻、そのどれもがありふれたものであり真新しいものはありませんでした。そして描かれるテーマは後悔、これもまた誰もが経験しているものでした。あの時あんな事言わなかったら、あの時もう少し勇気を出していたら、あの時意地を張らなかったら、そんな自分自身に対する後悔と、それを噛み締めて乗り越えていく登場人物たちの姿が描かれておりました。テキストは風景の描写を丁寧に描くことで場面場面の姿が見えるように想像できるものです。その中で自然体の会話が色を付けてくれます。だからこそ、フィクションであるにも関わらず何故か自分の事のように思えてしまうんですね。もちろん私は結婚しておりませんしこの作品の人物のような重い経験もありません。それでも身近に感じてしまうのが不思議ですね。個人的には「成人式」という作品が一番心に残りました。交通事故で娘を失った夫婦の決断と行動、その姿に電車の中にも関わらず目が潤んでしまいましたね。どの作品も劇的な展開や山あり谷ありのシナリオではありません。空気のように流れていくテキスト。それなのに心にいつまでも残り続ける。ああ、これが荻原浩氏の文章なんだなと思いました。誰にも読んで欲しいです。必ず心に留めておきたい物語に出会えると思います。

 直木賞は大衆小説作品に与えられる文学賞との事です。その名の通り、普通に生きる人にこそ共感され心に残る作品だと思います。後悔という目を背けたくなるものにも関わらず読み進んでします、これが直木賞の決め手なのかなと思いました。
  1. 2017/03/27(月) 23:11:11|
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真島俊夫 meets 神大

 今日は夜勤明け。地味に今週の夜勤は昨日の1回のみでした。3月後半は急に暇になるのでこのギャップに戸惑いますね。また新しい年度が始まるという事ですね。

 前回の記事饗宴と言う演奏会について書きました。21世紀の吹奏楽実行委員会という団体が運営している邦人作曲家の内覧会でして、吹奏楽に関わっている人であればあるほど楽しめる演奏会となっております。そして饗宴では演奏会のみならずロビーで幾つかのレーベルが新作CDや新譜のスコアなどを販売しており、それらを見て回るのも楽しみです。今回1枚だけCDを買わせて頂きました。それがタイトルにあります「真島俊夫 meets 神大」です。CAFUAで出されたCDでして、タイトルの通り真島俊夫氏の楽曲を神奈川大学吹奏楽部が演奏したものとなっております(特設サイトはこちらからどうぞ)。神奈川大学は真島俊夫氏の母校です。そして神奈川大学吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールで何度も金賞を受賞している吹奏楽の名門です。そんな名門で吹奏楽人生を歩んだ真島俊夫氏の「神大の演奏で作品集を作って欲しい。」という強い希望もありこのCDが生まれました。残念ながらCDが完成する前に真島俊夫氏は早逝されてしまいましたが、その想いは親睦が深かった顧問である小澤俊朗氏に引き継がれこうして日の目を見ております。CDは全部で3枚組という大ボリュームになっておりまして、吹奏楽に関わっている方であれば必ずや知っている曲があると思います。全日本吹奏楽コンクールの課題曲である「吹奏楽のための交響詩「波の見える風景」」「五月の風」、ラテン系のアップテンポなノリがテンションを上げてくれる「ジェラート・コン・カフェ」、全国大会出場校の多くが自由曲として選曲し、私が所属している吹奏楽団の今年の定期演奏会でも演奏した「三つのジャポニスム」、そしてクードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクールで第一位を受賞した「鳳凰が舞う 印象、京都 石庭 金閣寺」と盛りだくさんです。真島俊夫氏の母校は神奈川大学ですが、高校は私と同じだったりします。そんな縁もあり真島俊夫氏の作品にはこれまでも数多く触れさせて頂きました。勿論作品は残り続けますし、これからも沢山の人達に演奏される事と思います。是非このCDを通して真島俊夫氏の吹奏楽に対する想い、そしてその作品を感じて頂ければと思います。オススメです。

 神奈川大学吹奏楽部は毎年饗宴に出場しております。これも顧問である小澤俊朗氏のご尽力と真島俊夫氏の演奏してもらいたいという想いがあったからだと思っております。今後も吹奏楽が、特に若い人に親しまれる文化であって欲しいと思いますね。
  1. 2017/03/24(金) 17:37:10|
  2. 吹奏楽、管弦楽
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第20回饗宴

 今日は何もない休み。地味に何もない休みは久しぶりでしたので今日は一日ビジュアルノベル読んでました。午前中に伝奇物を読んで午後に男の娘物を読むとか、このバランスがいい感じですね!

 そして昨日は毎年楽しみにしている演奏会に行ってきました。タイトルにあります「饗宴」と言う演奏会でして、21世紀の吹奏楽実行委員会という団体が運営しております(公式HPはこちらからどうぞ)。昨年に引き続き、これまで合計6回程行かせて頂きました。この演奏会は他の演奏会にはない大きな特徴があります。それは演奏会というよりも内覧会の様相が強いという事です。演奏される曲の全てが邦人の未発表曲です。毎年この饗宴に対して広く作品を公募しているのですが、その全てが新曲でありそこから選ばれた15曲ほどが演奏されます。作曲者の経歴もジャンルも様々であり、ただ難しい曲のみ演奏される会ではないという事です。そしてプログラムには全ての曲について解説のみならず求められる編成が細かく書いており、大編成か小編成か、必要な楽器はどれかなどがひと目で分かります。なんとロビーには全ての曲のスコアが置いてあり、自由に回覧できますので演奏の参考になります。演奏団体は中学校、高校、大学の吹奏楽部、企業、一般の吹奏楽団といわゆるプロではありません。勿論実力は全国大会出場など折り紙付きですが、これも吹奏楽という文化が広く根付いて欲しいという想いが反映されているように思えます。演奏会は14:00から始まり17:30まで全16曲が演奏されました。グレードの高い曲を見事に吹き上げる中学生、高校生を見て自分の高校時代を振り返ってしまいましたね。自分じゃあの演奏は出来なかったな、と。中には小編成用でありかつグレードの低い曲もありました。訳の分からない曲もありました。琴線に触れる曲もありました。可能であれば、自分が所属しているバンドで吹いてみたい、そう思わせるものもありましたね。そして最後の曲は、昨年の4月に亡くなられた真島俊夫氏の曲であるウィンドジャマーが演奏されました。真島俊夫氏と饗宴の縁は非常に深く、1回を除き全ての会で作品を提供しております。また饗宴の代表である小澤俊朗氏が常任指揮者を勤めている神奈川大学吹奏楽部真島俊夫氏の母校であり、そんな小澤俊朗氏の気持ちも反映されたものだと思いました。私にとっても真島俊夫氏とは多少なりとも縁があり、私が所属している楽団で今年の定期演奏会メイン曲として真島俊夫氏の三つのジャポニスムを選びました。もっと言えば、真島俊夫氏と自分は同じ高校出身だったりしますからね。そんな偶然の縁を懐かしみつつ、贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

 ちなみにロビーでは様々なレーベルが新作CDや新譜のスコアを販売しており、私も真島俊夫氏のCDを一枚買わせて頂きました(これについては次回の記事で書こうと思います)。とにかく吹奏楽に関わっている人、これは聞き手ではなくプレイヤーや指揮者向けの仕掛けが随所に施されているのが饗宴です。是非次回も楽しみにしております。
  1. 2017/03/20(月) 19:36:28|
  2. 吹奏楽、管弦楽
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この世の果てで恋を唄う少女YU-NO ハイレゾサウンドドラックDVD

 今日は楽団の練習日。前回の練習から2週間経ってますけどあっという間という印象です。先週は4日連続飲み、先々週は2連続夜勤が2回でしたからね。もう3月も後半に入ります。

 先日3/16にようやくこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO(以下YU-NO)のPS4版及びPSVita版が発売されました(公式HPはこちらからどうぞ)。1996年に老舗のブランドであるelfから発売されたSFアドベンチャーであり、発売後長きに渡って多くの方に愛されている作品です。私自身初めてプレイしたのは2016年の1月でして、たまたま秋葉原でWindows版(elf大人の缶詰)を手に入れることが出来たのでプレイが叶いました。アドベンチャーの楽しさが詰まった大作であり、20年の年月を感じさせない面白さに溢れておりました(レビューはこちらからどうぞ)。そんなYU-NOはBGMも大ボリュームであり、感覚的に70曲以上収録されていた印象でした。勿論サウンドトラックなどありませんので時々ゲームを起動して音楽を聴いてたりしてましたね。今回PS4版及びPSVita版が発売されました、私の中での目当ては同梱されているハイレゾサウンドドラックDVDです。これは原作の音源PS4版及びPSVita版の音源が全て揃っており、更にハイレゾ音源で収録されたものです。非常に豪華であり、何よりも自分が触れた全ての作品についてサウンドトラックが欲しいと思っている私にとって入手しない事は考えられませんでした。蓋を開けてみたら何とDVDで5枚組、データ量としましては20GB以上にも及びました。凄まじいボリュームですね。サウンドトラックが入っていない通常版の価格が7,800円、限定版の価格が11,000円を考えると大変お得だと言わざるを得ません。今もサントラを聞きながら書いているのですが、本当プレイした時の思い出が蘇りますね。FM音源だからこそ際立つメロディライン。焦燥感を際立たせる旋律。特に私にとっては異世界2という曲が大のお気に入りで、このために限定版を買ってもいいとすら思ってました。シナリオの壮大さとゲームの面白さ、そしてBGMの引き立て感の全てが組み合わさっているのがYU-NOという作品です。限定版を入手できた人は是非あの時の思い出を懐かしんで下さい。

 最近のビジュアルノベルは中々サウンドトラックを別売りしてくれないんですよね。大概初回限定盤と同梱、もしくはイベント限定販売ですからね。まだまだサウンドトラックの需要は多いと思いますので、昔のように積極的に売り出して欲しいです。
  1. 2017/03/18(土) 10:32:41|
  2. 音楽CD
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同期飲み

 今日は夜勤の予定でしたけど、昨日の進捗が良かったので今日は作業中止になりました。そして折角空いた時間を作る事が出来ましたので会社の同期とさっきまで飲んでました。久しぶりのメンバーでしたので話が弾みましたね。

 自分の会社は割と規模は大きめですので同期といっても何人もいるんですけど、入社時に配属された部署の顔馴染みの同期は全部で9人でした。現在入社してから丸8年になろうとしておりまして、異動などもあり現在はそれぞれがそれぞれの部署で仕事をしております。それでも今日は同期9人中5人がたまたま都合が良かったという事で飲む事にしました。同期の存在って、やっぱり特別だと思っております。先輩でも後輩でもない関係は本当の意味で対等であり、体面とか何も気にせず何でも話が出来ます。立場っていうバイアスがないだけでこれだけ自由に話が出来るんですね。内容は正直殆ど意味のない事ばかりです。あそこの上司が面倒くさいとか誰々が今ここに異動したとか、将来何処に行きたいとか本当他愛のない事ばかり。でもこんな話は先輩や後輩では中々出来ませんね。そしてそれぞれがそれぞれの職場で仕事しているという事でどんな実情なのか知る事が出来るのも楽しいですね。職場の雰囲気って、実際に所属してみないと分からないものです。周りのイメージや人の噂って知らず知らずのうちに大げさになりますからね。厳しいと思っていた部署は実は入ってみるとそうではなかったり、楽だと思っていた部署は実は人間関係がドロドロだったり、色々と面白い話が聞けました。飲み始めたのが19:00で気が付けば22:30とかになってました。明日も普通に仕事がありますしそれぞれ住んでいる場所も別々ですのでこの時間でお開きになりましたが、これが金曜日とかでしたらもう0:00まで飲んでいたこと間違いないですね。それぞれが別の部署ですので今自分が行っている仕事に直接役立つ話が出来る訳ではないですけど、気兼ねなく何でも話せる人がいるという事は本当に大切な事だとしみじみ思った同期飲みでした。

 昔は愚痴を言うなんて情けないことだと思ってましたけど、吐き出したいものを吐き出す事は本当に精神衛生上大切な事です。ストレスを溜めると本当に心の疲れになりますからね。こういう無駄な時間こそが命の洗濯になるんですね。
  1. 2017/03/15(水) 23:54:26|
  2. 日記
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Harmonoize、NANSUKA COLLECTION

 今日は夜勤明け。一昨日から連続夜勤で、今日は帰ってきてからもずっとボーっとしている感じでしたね。今週は月・火・木・金と5日中4日夜勤で殆ど趣味の時間が取れませんでした。来週は来週で結構飲み会が多く入っていてまた時間が取れなさそうなんですよね。

 今回もC91で入手したCDの紹介をします。今回紹介するCDはHARDCORE TANO*Cというサークルの新作であるHarmonoizeNANSUKA COLLECTIONの2枚です。

Harmonoize - HARDCORE TANO*C
NANSUKA COLLECTION - HARDCORE TANO*C
HARDCORE TANO*CはコンポーザであるREDALiCE公式HPはこちらからどうぞ)を中心としたハードコア製作サークルです。シンセサイザーなどの電子音と重厚なビートはダンスシーンやクラブでは一般的なものであり、現在ジャンルは非常に細分化されもはやハードコアというジャンルと言うよりもカテゴリーの様に思えます。ジャンルが細分化されていると言いましたが、実際のところ雰囲気で何とも言えてしまうのが実情の様ですね。要は楽しめればそれでいいのです。HARDCORE TANO*Cさんも元はヾ(゜Д゜)ノハードコアタノシーから来てますからね。そんなHARDCORE TANO*Cさんの新作がこの2枚です。Harmonoizeボーカルコンピレーションアルバムです。HARDCORE TANO*Cに所属しているアーティストとゲストボーカリストによるアルバムであり、曲数は10曲と大変多いものとなっております。ジャンルもハッピーハードコア、ガバ、トランスコアととにかく様々で、ハードコアとはこういうものだという事を教えてくれるお手本の様な1枚です。ボーカリストも男性女性と様々で、特に男性ボーカルは割と珍しいのではないでしょうか。続いてNANSUKA COLLECTIONですが、こちらは何とBEMANIシリーズの名プレイヤーであるDOLCE.氏がプロデュースしております。DOLCE.氏については、BEMANIについて齧っている人であれば誰もが知っているのではないでしょうか。IIDXの中では大魔王と呼ばれる世界一のプレイヤーであり、KONAMI主催のトップランカー決定戦KACで何度も優勝しております。IIDXのみならず他の機種も得意としており、その成果からかKONAMIの公式プロゲーマーとして活動を開始するそうです。そんなDOLCE.氏もまたHARDCORE TANO*Cに所属しており、氏が各アーティストにインタビューを行い監修したのがこのNANSUKA COLLECTIOです。全部で12曲収録されており、多彩なジャンル、ボーカル曲、オフボーカル曲、声ネタ満載などやりたい事を詰合せたような1枚です。それでもハードコアの王道な展開の曲ばかりであり、こちらもまた初めてハードコアに触れる方に優しいお手本の様な1枚でした。

 ハードコアって、本当によく聴かないとどれも同じような曲に聞こえてしまうんですよね。同じ機材や素材を使っているからなのかも知れませんが、その素材の組み合わせには確かな個性が存在します。私も少しですが曲を聴いただけで誰の作曲か分かるようになってきました。
  1. 2017/03/11(土) 22:40:03|
  2. 音楽CD
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Feedback 7th、岩垂劇場

 今日は夜勤明け。本当は普通の日勤だったんですけど緊急対応で2連続夜勤になってました。殆ど眠れなかったので今日は一日ボーッとしてしまいましたね。今日は誕生日ですし、また明日から頑張らないとですし。

 今回もC91で入手したCDの紹介をします。今回紹介するCDはなるけみちこ氏の新作であるFeedback 7th岩垂徳行氏の新作である岩垂劇場の計2枚です。

Feedback 7th - なるけみちこ
なるけみちこ氏は主にゲームミュージックで知られるフリーの作詞家、作曲家、編曲家です。ワイルドアームズシリーズ大乱闘スマッシュブラザーズなど世の中的に大変有名なゲームの作曲をしており、知らずと氏の曲を耳にしているという事はあるのではないでしょうか。Feedbackシリーズはなるけみちこ氏の書き下ろし楽曲を収録したシリーズCDで、今回で7作品目となります。私も過去に1枚だけ手に入れさせて頂き、優しい雰囲気が耳に残っている印象が記憶に残っております。今回の新作は全部で4曲収録されておりまして、前作とは違いどこかダンジョンを攻略しているかのような曲ばかりでした。それでも荒々しいという訳ではなくあくまで作業用BGMとしての落ち着いた雰囲気です。子供心のワクワク感とそれを俯瞰している大人の視点を合わせたような、大人になった私たちこそ聞いていてい楽しくなる曲ですね。ボーカル曲も1曲あり、こちらはアップテンポの力強い曲でした。

岩垂劇場 - 岩垂徳行
岩垂徳行さんは主にゲーム音楽を作曲しているツーファイブ所属の作曲家です。氏もまた有名なゲームの作曲を数多く担当しており、グランディアシリーズ逆転裁判シリーズは特に有名かと思います。また他にも東京ディズニーリゾートのショーの作曲舞浜駅の発着音も手掛けているそうです。氏の同人音楽CDを購入したのは今回の岩垂劇場が初めてでして、直球なタイトルが印象的ですね。「音楽って、なんて自由なんだ!」というコンセプトの元に、本当に自由に作った力作ぞろいでした。収録数は全部で7曲でして、どれもまさに同人音楽といったものばかりでした。とにかく歌詞が面白いですね。2曲目の中央線の唄なんて、「俺は真っ赤な中央線 血潮に染まったこの体」ですからね!その他の曲も全てゆるーい感じでまったり聞くことができます。氏を知っている方は勿論、そうではない方にも是非聞いて欲しいですね。音楽とは本来こういうものだという事を感じる事が出来ると思います。

 今回は主に一般ゲームで活躍されている作曲家の方の作品を紹介しました。こういったCDこそがまさに同人音楽らしさだと思います。普段の作品で聞けない雰囲気が満載ですのでそれだけで楽しくなれます。
  1. 2017/03/08(水) 22:46:28|
  2. 音楽CD
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キャッシュフローゲーム

 今日は楽団の練習日。前回は夜勤が連続した関係で参加できなかったので一ヶ月ぶりです。一ヶ月間が空いたという事で今日は早めに練習室に来て、1時間じっくりロングトーンしてました。おかげでいつも通り楽器が鳴ってくれた気がします。

 昨日は何もない休みだったのですが、知り合いの誘いでとあるボードゲームの会に参加してきました。それはキャッシュフローゲームと呼ばれるゲームでして、マイクロマガジン社で発売しているお金について楽しく学べる教育ボードゲームです(詳しくはこちらからどうぞ)。2016年に読んだ本の中で印象的だったもの金持ち父さん貧乏父さん(著:ロバート・キヨサキ)という本がありまして、著者の実体験に基づくお金に関する哲学について書かれておりました。今までお金に対する勉強をしてこなかった私にとっては目からウロコの内容であり、金持ちになれなくてもお金に対する接し方を改める切っ掛けになる内容でした。キャッシュフローゲームはこの金持ち父さん貧乏父さんで書かれている事をゲームで体感できるものでして、監修は勿論著者であるロバート・キヨサキ氏です。

 当日は全部で40人という非常に多くの人が集まり、10人ずつ4つの卓に分かれて始めました。私は初めての参加でしたが、常連の方は結構沢山いらっしゃる様で顔なじみの人が大勢という印象でしたね。それでも声をかけてくれた知り合いを始め皆さんに親切にして頂いて終始楽しく遊ぶ事が出来ました。ゲームの内容としましては、現実のお金のやり取りをシミュレーションするものでした。それぞれに職業が割り当てられており、収入と支出が決められそこから自分の資産を増やすのです。プレイヤーにはしっかりと損益計算書貸借対照表が配られ、自分でお金を管理しなければいけません。その上で不動産や株式に投資したり、ビジネスのオーナーになったりと選択していきます。目標は不労所得の金額が総支出を超えている事、つまり働かなくても生きていける状態になる事です。これこそが金持ち父さん貧乏父さんで目標にしている事であり、労働から解放される事を意味しております。

 実際にゲームをしてみて、とにかくお金の流れ投資の決断をスムーズに行う事が必要だと思いました。投資を行わず毎月の給料を貰っているだけでは手元にお金は残りません。投資の内容を見極めて買うか買わないかを決断しないといけないのです。結果としてそれが損に回る事もあります。ですがそれもまた経験であり、自分自身の知識と数字を見る力の不足の結果なのかなと思いました。後半になればなる程取引の額は増えていき、何度も何度も損益計算書と貸借対照表を書き換えながら進んで行きました。今回は残念ながら不労所得の金額が総支出を超える事は出来ませんでしたが、周りの人の考えを見たり人に聴いたりしながら醍醐味を学ぶ事が出来ました。何よりも自分の知識力と決断力を見る事が出来ましたね。時には損するリスクを分かっていても取引をした方が得する事もある。そしてそれもまた経験となる事が分かりました。このゲームの内容をそっくりそのまま現実に活かす事は出来ませんが、お金の流れについては体感出来ましたので是非また参加したいと思いました。

 今回のボードゲーム会は月一を基本に行われているみたいで、毎回20~40人規模で集まるみたいです。こういった場が定期的に開かれている事もまた素晴らしい事ですね。自分の知らない世界をまた知る事が出来ました。
  1. 2017/03/05(日) 20:53:31|
  2. ゲーム
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I WANT.、scenery in one's mind's eye

 今日は夜勤明け。気が付けば3月になってました。夜勤しててもそこまで寒いと感じる事は無くなりましたし、これからどんどん暖かくなるんですね。個人的に冬はかなり好きですのでちょっと寂しいですけど、夜勤メインの仕事をしていると暖かいのはそれだけでありがたいです。

 今回もC91で入手したCDの紹介をします。今回紹介するCDはforestさんの新作であるI WANT.電奏楽団さんの新作であるscenery in one's mind's eyeの計2枚です。

I WANT. - forest
forestさんはボーカリストであるはな氏の個人サークルです。はな氏は主にアダルトゲームの主題歌を中心に歌っており、特にケロQの作品の多くを担当しております。特徴は力強さだと思っております。ハッキリした発音に高温でも落ちる事のない声量は安定感があります。個人的には素晴らしき日々 ~不連続存在~のOPである空気力学少女と少年の詩、そしてやはりサクラノ詩のOPである櫻ノ詩過去に記事にしておりました)は大変お気に入りで今でも大変良く聞いてテンション上げております(参考動画はこちらからどうぞ)。I WANT.はそんなはな氏がforestで制作された新作でして、全ての曲をはな氏が作詞しております。全部で4曲のミニアルバムですが、軽快でアップテンポな曲からしっとりとしたバラードまでジャンルは様々です。テーマは「明るくてちょっと寂しい。」との事。自分の理想と夢、そしてそこに手が届きそうで届かない気持ちを表現してました。軽快につぶやくような歌い方がお気に入りです。

scenery in one's mind's eye - 電奏楽団
電奏楽団さんは作曲家である天門氏の個人サークルです。天門氏はアダルトゲームブランドであるminoriに所属しており、その殆どの主題歌、BGMを制作しております。かつては日本ファルコムにも所属しており、英雄伝説などの作品も手掛けていたそうです。私自身はminoriの作品はほぼ全てプレイさせて頂いており、ピアノや弦楽器を中心としたクラシカルな曲調に大変惹かれております。個人的にはef - a fairy tale of the two.の主題歌であるemotional flutter過去に記事にしておりました)が一番のお気に入りですね。あのムービーは今見ても心が震え涙を誘ってくれます(参考動画はこちらからどうぞ)。scenery in one's mind's eyeはみずさわゆうきさんというボーカリストとのコラボアルバムです。全3曲のミニアルバムで、天門氏らしいしっとりと染み渡るメロディ透き通るような歌声は非常にマッチしております。そして3曲目にあるキセキという曲は、みずさわゆうきさんがコラボしていたユニットであるRabsarisの相方である故、まつもとひろしさんに捧げたもの。相手がいなくなっても軌跡は残るという、寂しくもあり希望に満ちた1曲でした。

 今回はアダルトゲームに関係している自分がお気に入りの方のアルバムを紹介しました。上で書いたサクラノ詩ef - a fairy tale of the two.は私のゲームレビューの中でも95点という非常に高い点数がついておりまして、その理由の1つに主題歌があります。これからも心を震わせてくれる曲を聴かせて欲しいですね。
  1. 2017/03/03(金) 18:38:11|
  2. 音楽CD
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】DP八段
【吹奏楽】楽器はTuba

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