引き続きM3-2015秋で入手したCDの紹介です。今回紹介するのはALVINE(公式HPはこちらからどうぞ)というサークルさんの新作である「FOLLOW YOUR HEART」「DIVERSITY」「ALV-03」の3枚です。ALVINEさんのCDも過去に何枚か買わせて頂きましたが、シンセサイザーを中心としたボーカル曲が印象的です。ですがその中に響く生バイオリンこそALVINEの最大の特徴であり、演奏者は同人音楽界では恐らく知らない人はいないTAM氏であります。ボーカリストも力強い女性の方ばかりであり、作業用BGMというよりは普通にライブなどの生の演奏を聞いてみたいと思わせます。今回購入した3枚のCDですが、それぞれボーカリストが違っております。その為曲のジャンルも全然違っており、しっとりとしたバラードもあればアップテンポのポップスもあり非常に聴き応えがあります。何より凄いと思うのはこれだけ多彩なジャンルの曲を作れる作曲のセンスと曲ごとにピッタリのボーカリストを選択するセンス、そしてそのセンスあふれる楽曲を定期的に発表している継続性です。M3は年2回開催されている即売会なのですが、必ず新作を発表しております。加えて同じく年2回開催しているコミケでも新作を出しております。加えて1枚1枚のボリュームもかなりのものです。フルスペックのアルバム並の収録時間であり、よくもまあこれだけ継続して作品を作れるなと驚いております。M3やコミケに出ている際はほぼ間違いなく新作を用意していると思いますので、是非手に取ってみては如何でしょうか。
という訳でやや駆け足気味になるかも知れませんが、M3-2015秋で入手したCDの紹介をどんどん進めていこうと思います。私の場合とにかく音楽CDと同人ゲームの数が多いので、これらの荷物をまとめる意味でもとりあえずPCに取り込んで梱包しないといけませんからね。今回紹介するのはAnother Infinityの新作であるFly high to our dreamというシングルCDです。Another Infinity(公式HPはこちらからどうぞ)は特にBEMANIシリーズが好きな方であれば馴染み深い名前だと思います。トランス系のサウンドで定評のあるRyu☆とStarving Trancerのユニットです。キャッチーでノリの良いサウンドが何よりの魅力でして、アップテンポのものもあれば大人しめのものもありますが作り出す雰囲気は共通のものがあります。同じくトランス系のレーベル楽曲ライセンスを持つEXIT TUNESからは多くのCDが出ており、彼らの楽曲に多くの方が影響を受けた事と思います。Fly high to our dreamはそんなAnother Infinityが作曲しシンガーソングライターである森永真由美氏(公式HPはこちらからどうぞ)が全てボーカルを務めているシングルCDです。森永真由美とAnother Infinityも非常に多くコラボしておりますね。彼ら3人での楽曲はBEMANIにも数多く収録されておりますし、EXIT TUNESからも多くのCDが出ております。今作は森永真由美のしっとりとした歌声が印象的なバラードでした。彼女のオーソドックスな一面ですね。ファンであれば森永真由美の様々な表情を知っていると思うのですが、知らない方であれば是非このCDからAnother Infinityと森永真由美を知って欲しいですね。オススメです。
Another Infinityも森永真由美も本当に癖になってしまいます。あの繰り返すサウンドの魅力は何とも言葉では言い表せませんが、言葉で言えないうちに気が付いたらのめり込んでいるのは音楽の持つ力なんだなと思っております。
そろそろM3-2015秋で入手したCDの紹介を始めていこうと思います。今回紹介するのは清風明月(葉月ゆら×Drop)の新作であるPhantom of the Flameと葉月ゆらの新作であるSecret de Chat Noirの2枚です。葉月ゆらについてはこの日記の中でも定期的に名前が出ている気がします(公式HPはこちらからどうぞ)。女性ボーカリストである葉月ゆらですが、彼女の楽曲の特徴は何と言っても甘ったるい歌声とゴシップな雰囲気溢れるサウンドです。甘ったるいと言うと中々イメージが湧かないと思いますが、本当に彼女の歌声は耳によく届きへばりつく様に残るのです。その上でゴシップなファンタジー色溢れるサウンドですのでこれを甘ったるいと形容しない手はありませんでした。そして今回のM3では何と新作が2つもありました。1つは葉月ゆらとコンポーザであるDropのサークルである清風明月としてのものと葉月ゆら単体としてのものです。片方はダークファンタジー、もう片方はポップス&ジャズという事でジャンルは違うのですが、どちらもゴシップさは共通でした。葉月ゆらが好きであれば勿論気に入るCDとなっております。そして今回は2枚ともアルバムという事で、それぞれ7曲ずつ収録されております。葉月ゆらを知らない方には是非この2枚から知るきっかけとして頂ければと思います。同人音楽CDを買うにあたって必ず訪れるサークルの1つとなっており、毎回即売会の度に列を形成しておりますので結構固定ファンは多いのだろうと思います。定期的にCDを出して精力的に活動しておりますので、是非次回の即売会を切っ掛けに手に取ってみては如何でしょうか。
今回も商業のCDを紹介しようと思います。今回紹介するのはfripsideのfripSide PC game compilation vol.2というアルバムです。私がfripsideの事を知ったのは大学院の時でして、当時はボーカルであるnaoの高く力強い声と八木沼悟志のトランス系のサウンドがツボにはまりその時からずっと作品を追いかけております。どの曲も割と琴線に触れて好きなのですが特に好きな曲はan evening calmという曲で、ノスタルジィ溢れる切ない雰囲気でありながらnaoの力強いボーカルがそれを払拭している名曲だと思っております(参考音源はこちらからどうぞ)。そんなfripsideですがそのボーカルであるnaoが脱退して新たに南條愛乃が加わり再スタートを切りました。そのデビュー曲であるonly my railgunはベストヒットとなり、多くの方が一度は耳にしていると思います。そんなfripsideですが、今でこそアニメの主題歌でよく聞くことが出来ますが元はPCゲームのボーカルでしか聞くことが出来ませんでした。決してメジャーではなかったのです。ですがその音楽性は昔から変わることなく愛されております。そんなfripsideがPCゲームで歌った曲を集めたアルバムがfripSide PC game compilation vol.2であり、過去に発表されたfripside PC game compilation vol.1の続編となっております。内容は言わずもがなですね。八木沼悟志節全開のサウンドはファンであれば直ぐに分かるものです。あいにく作品の方はプレイしていないのですが、このような形で音楽は聞けるので嬉しいですね。ゲームをプレイしてなくても是非聴いてfripsideらしさを感じてみてください。
最近同人音楽CDの記事のみ書いておりましたのでたまには商業CDの記事でも書こうと思います。今回紹介するのはKalafinaのfar on the waterです。Kalafina(公式HPはこちらからどうぞ)は私が好きなアーティストの1人で、梶浦由記というコンポーザがプロデュースする音楽ユニットです。元々梶浦由記が好きだったという事でそこから自動的に知ったユニットで、最大の特徴は3人の個性を活かした力強い歌声ですね。梶浦由記が作り出す民族音楽を使用した幻想的な音楽に合わせて優雅に歌いこなす様子は多くのファンを生み出しており、歌声で聴く人を魅了する力のあるアーティストだと思っております。そんなKalafinaの最新のアルバムがこのfar on the waterであり、ここ1年半のKalafinaの活躍をまとめて聞くことができます。私は最近はあまりアニメもテレビも見ませんので、今回のアルバムに収録されている曲が世の中で流れている様子を知りません。実際のところ、今回のアルバムにはアニメ「Fate/stay night」の主題歌やNHKのドキュメンタリーである「歴史秘話ヒストリア」のエンディングテーマが収録されておりますので、これを見ている人にとってはまた印象が違うのだろうと思います。果たして梶浦由記がそういったアニメやテレビを意識して作曲しているのか、元々あった曲をアニメやテレビに充てがったのか。これによって聞くスタンスが少し変わる気がします。ですが私が好きなのはあくまでKalafinaの歌声と梶浦由記のサウンド。これからも彼女が歌い続ける限りその音を求めてCDを買い続ける気がします。何れにしても全部で14曲は大ボリュームであり、アップテンポのものもあれば落ち着いたバラードもあり多種多様に仕上がっております。是非多くの方に聞いて頂きたい1枚ですね。