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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

街頭演説

 ここ数日の仙台は異常に寒いです。今日の最高気温は12℃、最低気温はなんと6℃ですよ。ついこの前まで20℃近くあったとは思えないです。私もここ最近鼻がひどいので気をつけないとですね。

 この前麻生首相が秋葉原で街頭演説をしたようで動画ではありましたが私も見てみました。アキバ的には何かとヒーロー扱いされている麻生首相ですが、そこは一国のトップだけあってさすが威厳のある演説っぷりでした。約30分の演説内容の主になる内容はやはり現在世界中で蔓延している「金融危機」についてでした。特にアメリカやヨーロッパ諸国で大きな影響が出ているこの金融危機ですが、麻生首相はこれについて「日本の金融危機は欧米ほど被害を受けてはいない」「日本を中心として世界中と手を取り合うべきだ」と力強く発言してました。私は金融については殆ど分からないので具体的にどうすればいいか知りませんが、こういう場面で笑顔でこういう発言できる首相は素直に頼もしいと思いました。後は「秋葉原に来るとみんな生き生きしている」「こんな風に日本中が元気にならなければいけない」とも言ってました。秋葉原に来たという事で持ち上げた節も感じられますが、確かに秋葉原は最近痛ましい事件があったものの行き交う人々の元気と言う意味ではある意味一番かも知れませんね。ここまで制限なく自分をさらけ出して笑いあえる街はまずありませんしね(やりすぎ注意)。とまあそんな感じでわざわざ秋葉原を選んで街頭演説しただけの面白さはありました。今後どういう風に政経運営していくかが楽しみです。

 それにしてもまさか首相の言葉から「ニコニコ動画」なんて出るとは思いませんでした。仮にも一国のトップですからね。とりあえず思う存分笑わせて頂きました。
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  1. 2008/10/30(木) 00:52:39|
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 …マズいな。どうしても「true tears」の事が頭から離れません。何か曲を聴こうと思ったらこの前買ったイメージアルバムばかり聞いてますし、最近アニメの方も何回も見返してますし、ドラマCDとか買ってしまいましたし、これは間違いなく中毒ですな。

 結構前にアキバblogで「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」という名のライトノベルが話題になってました。ちょっと流れに乗り遅れたかもしれませんが私も読んでみました。これは「美少女でありながらヲタクである妹」と「平凡な性格の兄」を中心に織りなす物語でして、設定だけ見れば妹がヲタクという点で確かに面白そうですが結局は唯のラブコメなのかなと思ってました。ですが、読み終えてみてこの作品がヲタクと一般人の性質を実によく考えている作品であることが伝わってきました。この作品が人気になったミソは妹をオタクにして兄を平凡にした事、もっと分かりやすく言いますと「兄からオタク要素を分離した事」です。美少女妹がオタクだからそれ程痛く見えません。しかもそれでいてオタクの描写が実にタイムリーでリアルなので(水銀燈とかニコニコ動画とか)実に共感できます。そして最後にオタクなら誰しもが通るであろう偏見の眼差し的な物があります。そんな物語を一般人である兄の視点で描かれているのである意味客観的にオタクを見る事ができ、オタク妹に共感しながらも視点が違うという新感覚を味わう事が出来ます。そして今さらですがこれだけは言っておきます、少しでもオタク要素を持っていると自覚している人は絶対読むべきです。この作品の最後には言わば「オタクが一般人に対して声を大にして言いたかった事」がこれでもかと言う程つまっています。読み終わって実にスッキリしました。オタク、続けてもいいんだって気になりました。何となくオタクに偏見を持っている人、後ろめたさを持っている人も間違いなく読むべきです。これ以上ネタバレは出来ませんが後悔だけはさせませんよ。

 そういう意味でこのライトノベルを一般人が読むと「ふ~ん」程度の感想にしかならないかも知れませんね。何しろこれは完全に「オタク側」の立場に立って書かれてますからね。ありそうでなかった一冊でした。
  1. 2008/10/28(火) 01:18:37|
  2. 日記
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博士

 数日前、内定を頂いた企業から入社のための通信教育資料が届きました。定期的に添削を送る形で行うようです。なるほど、さすがにまっさらな状態で入社を迎える訳にはいかない、って事ですか。

 昨日は研究室で毎年恒例の芋煮会が行われました。研究室に関わる学生、教員、職員の方々全員が参加する行事という事でそれなりに楽しい会となりました。そんな中で私的に焦点になったのは、研究室同期の近況の話と昨今の大学院生を取り囲む環境の話です。同じ研究室といえども研究グループが違うので普段顔を合わせる事はまずありません。なので、こういった行事で会話するのは私にとって実に貴重なのです。で、分野は微妙に違えどやはり修論というものに対しての不安や焦りは共通のものらしく、毎年のように論文作成の為に燃え尽きる冬がやってきそうです。まあ、大変なのは私一人では無いという事を再認識できたのでそれだけでも十分に励みになります。そして、これは日経で見た記事なのですがここ十年で博士課程に進む人が半分に減ったそうです。つまり、若い研究者がどんどん減っていくことを意味しています。私も就職する道を選んだ一人としてこの現状はよく理解できます。やはり自分の能力を信じて研究活動に挑戦するよりも職を手に付けて堅実に人生を歩んでいく安全志向の方がこのご時世選ばれるのでしょうね。研究室の同期も今のところ就職する方向で固まっているようです。しかし、若い研究者の仕事が大きな評価につながるのもまた事実です。実際今回ノーベル物理学賞を取った3人の論文は今から何十年も前に書かれたものです。世界的にも日本の博士課程進学率の減り具合が顕著のようですし、そういう意味で今後の日本の学業の発展が心配ですね。

 まあ、修士課程で揉まれてなお博士課程に進む人ならば自分の信じる道へ突き進む力を持っているでしょう。むしろ、そういったものを持っている人じゃないと博士課程には行ってはいけないと思いますね。どんな進路でも、結局は本人の問題なのだから納得するまで考え抜くしかないんですね。
  1. 2008/10/26(日) 01:17:40|
  2. 日記
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Tears for truth

 …うん、乃絵はよく頑張ったよ。相手はヒナギクだもんな。朝十時から一年間やったアニメと深夜に一期しかやんなかったアニメじゃ仕方ないわな。おつかれ乃絵。君のアブラムシは忘れないよ。そしてこれで私の最萌も終わりですな。

 という訳で、石動乃絵ならぬ高垣彩陽本人が歌う「アブラムシの唄」も収録されたアニメ「true tears」のイメージソング集である「Tears for truth」を買いました。これは文字通りtrue tearsのキャラクターをイメージして作られた曲やアニメ中の挿入歌など合わせて10の曲が収録された一枚です。true tearsは2008年の1月から全13話で放送されたアニメなのですが、とにかく丁寧に描かれたキャラクターと雰囲気が印象的なアニメでした。その中でも特に気を引いたのは全く普通の学園物のシナリオの中に一人存在感を見せる「石動乃絵」の存在でしょう。これほど「電波」なヒロインを生かしきったアニメもそうないと思います(CLANNADとか全員電波でかえって引くし)。でこのアルバムの感想ですが、true tearsの雰囲気そのままの柔らかい音楽が印象の曲ばかりでした。各キャラクターのイメージソングは歌詞にその思いが強く籠められてましたし、そうでない曲でもtrue tearsの中で言いたかったテーマを表した物ばかりでした。しかも歌っているのはヒロインである三人の声優だけでなく「eufonius」や「yozuca*」「Rita」など知る人なら発狂して喜びたくなるような人です。とにかくいろんな意味で飽きさせない曲ばかり詰まった一枚です。true tearsの雰囲気が気に入った人なら絶対満足出来る一枚だと思います。

 それにしても、最萌でベスト8に残ったのが「CLANNAD」「らき☆すた」「バンブーブレード」「ハヤテのごとく!」とは。予想通りとはいえここまでシナリオ通りだとかえってつまんないですね。それでも「なのは」「ひぐらし」「釘宮」がだれも残らなかったのは見事でした。そして、どうやら石動乃絵は私にとってアニメ中2人目の嫁になっやようです(1人目は当然「葉月」な)。
  1. 2008/10/23(木) 00:09:59|
  2. 音楽CD
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月飲み

 とりあえず約三週間続いた実験が終わりました。ここで得られたデータをどこまで料理できるかで私の修士論文の出来が決まります。まだ基礎的な解析を行っている段階ですが、それでも色々と面白い事が見えるものですね。

 という訳で久しぶりにのんびりした日曜でも過ごそうかと思っていたのですが、こういう時に限ってレアイベントが発生するんですね(良い意味で)。土曜の夜に大学時代に月飲みしていた「wall」と「skype」していたのですが、ひょんな話の流れで仙台で飲もうってノリになりました。ですが決定したのが土曜の深夜だった事もあり、wallが仙台に到着したのは日曜の14:00でした。しかもこういう時に限って私が起床した時間が14:00、普通にアウトね。まあそこはwallの寛大な心で許してもらったわけで、普通にラーメンで昼食をとりました。その後夜になるまでは適当に東方とかで時間を潰し、国分町で飲みました。普段それなりの頻度でskypeやっていることもあり「超久しぶり~!」的な感じではなく今まで普通に会っていたかのようなテンションでした。まあそんな相変わらずの空気感が何よりも良いわけで。とりあえず新潟の同期の近況を聞いたりと色々な話題に花が咲きました。その後はやはりラーメン屋に行き駅前の飲み屋で二次回、wallが乗る23:40のバスの時間まで一緒にいました。仙台に友人がやってきたのはこれで5人目、寮に足を踏み入れたのは3人目ですか。残り少なくなってきた仙台ですが、こういった機会は独り身の私にとってはいくらでも歓迎ですので仙台にお越しの際は是非声を掛けてください。可能な範囲でもてなしましょう。

 しかし、こういう時に限って仙台の飲み屋を熟知していないのが悔やまれますね。なかなか繁華街で飲まない事もあってお店とかほとんど知らないんですね。折角仙台に住んでいるのにこういう部分を疎かにしてはいけないと思うんですよ、うん。
  1. 2008/10/21(火) 00:45:43|
  2. 日記
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2008秋

 いいよいいよ、アニメ最萌順調に乃絵ベスト16位決定だよ。次は厳しい戦いですな。全国の皆さん、石動乃絵に清き一票をお願い致します。

 秋のアニメが始まってそろそろ三週目に突入するころでしょうか。ですが今期に関しては私は特に見ない事に決めました。理由はまあ幾つかあるのですが、一番大きいのは何となく気を引くアニメが無かった事ですね。見てみれば面白いのがあるのかも知れませんけど、何となく調べて見ようって気にならないんです。ですが、そんな秋のアニメの中に私が「Game Review」で100点をつけた数少ないゲームが二つもアニメ化してるみたいじゃないですか。なのでとりあえず一話二話だけ見てみました。以下原作原理主義者の立場から見た感想です。

・CLANNAD ~AFTER STORY~
さすがは京アニですね。丁寧な作画に加え相変わらずの原作再現度でした。そして、第一期と比べてさらに評価したい点は「アニメオリジナル」のシナリオ展開ですね。今まではただ原作をなぞるだけのシナリオ展開だったので正直アニメ見る必要無かったなと思っていたのですが、この第二期では原作で吹っ飛ばした部分を補ってくれるようです。OPも神曲ですし、原作を知っている人でも知らない人でも安心して見ていいと思います。

・ef - a tale of melodies.
シャフト独特の演出が話題を呼んだ「ef - a tale of memories.」の第二期ですが、これに関しては注意が必要です。ハッキリ言って、これから原作である「ef - the latter tale.」をやろうと思っている人は決して見てはいけません。重大なネタバレがありますし、何より原作で熟考された群像劇の巧みさがアニメにはありません。一期で終わらせるために異なるシナリオを同時進行で一気にやるみたいですが、正直この速いテンポでは「ef」の世界観の妙が伝わらないでしょう。原作をやる予定が無い人ならまあ見ても良いかと思いますが、出来れば全ての人に原作をプレイして頂いて欲しいものです。

 という訳で今期はとりあえずアニメから離れようと思います。上の二つに関しては何か話題になる部分でもあればちょくちょく見るかも知れません。まあ、私は原作原理主義者ですので穿った見方しか出来ないかも知れませんね、きっと。
  1. 2008/10/18(土) 07:05:10|
  2. アニメ
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地霊殿2

 くそぅ。昨日まで雲一つない天気だったのに、どうしてよりによって満月である今日に限って曇るの?折角の満月がまるで陽炎みたいにボヤけてますよ。これが本当の「月陽炎」か。

 さて、東方地霊殿ですがとりあえず全キャラでNormalとExtraを終わらせ、霊夢&紫でHardを終わらせました。前回はまだ霊夢でしかプレイしてない状況での感想でしたが、今回は全キャラ一通りプレイしましたので総合的な感想でも書こうと思います。ていうか、ぶっちゃけ不満な点がチラホラありましたのでそれについて書きたかったんです。まずは弾幕ですが、さすがのZUNもネタ切れなのかどこかで見たような弾幕が増えましたね。特に2面と4面は過去の作品をそれなりにやっていればつまらなくさえ感じるかも知れませんね。弾幕でキャラクターの心情を表わす試みはさすがですが、過去のネタを使われてはさすがに興が削がれるというものです。次にキャラクターについて。だんだん感覚がマヒしてきてどんな風貌のキャラクターが出ても驚かなくなったM.Mですが、冷静に見ると今回のキャラクターってどれも「いびつ」な気がしました。5面の「りん」とかExtraの「こいし」とか結構人気あるみたいですが、真新しさが失われた代わりに風貌が妙に目立つのでどうしても「いびつ」に思えてしまうんです。まあ、東方はキャラゲーじゃないんでほとんど問題は無いんですけどね。で、最大の不満点は「魔理沙の火力」です。確かに魔理沙の方がボムは多いしショットの範囲も使いやすいし死ににくいです。ですがその代りにどのパターンも霊夢&紫の火力に劣っています。「弾幕は火力!」が魔理沙の本質じゃなかったんですかね?多少使いにくくてもそれを吹っ飛ばす火力、そんな魔理沙らしさが無くなってしまい実に残念です。という訳で正直今回の東方は結構残念でした。まだHardが残っているのでぼちぼち潰していきますがいまいちモチベーションが上がりませんな。最低霊夢全パターンで終わらせないと。

 というより最近はその東方をプレイする暇すらないです。とりあえずExtraクリア出来たのでそういう意味では間に合ったので良かったんですけどね。という訳でHPのスコアを更新しておきます。
  1. 2008/10/15(水) 00:26:40|
  2. ゲーム
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水のマージナル

 ガンダム-OO-のED聞きました。なるほど、いつもの石川ですね。普通にCD買っていいレベルだと思います。ですがそのCDの発売日が12/3、ちと遠いですね。

 最近「水のマージナル」という同人小説を読みました。この「水のマージナル」は、もはやこの業界では知らない人はいないであろう「ねこねこソフト」やナルキッソスで知名度を上げた「ステージ☆なな」などでシナリオライターとして活躍しいる「片岡とも」が書いた小説です。これも今年の夏コミのメインだった訳ですが、何とか時間を見つけてようやく読み切りました。片岡ともと言えば「ポンコツ」などの独特のキャラクターを描くことで有名かも知れませんが、一方でナルキッソスのように現実感の描き方によくもまぁと思ってしまうほどの拘りを持っている事も特徴です。この業界には多くのシナリオライターがいる訳ですが、そんな中で決して埋もれない独時の雰囲気を作り出しています。そんな片岡ともの新作とも言える「水のマージナル」は、そんな片岡ともらしさを感じる事の出来る一冊です。主人公とヒロインは共に「水」の持つ感情を認識できる能力を持っており、そんな二人がカナダと言う日本では無い土地で物語を繰り広げます。と、こんな感じの興味深い設定でありながら現実感を事細かに書いているので場面場面をより具体的に想像することができます。そして、キャラクターの心理描写をそのキャラクターの「行動」で示してくれますのでより客観的な立場で心情を理解する事ができます。とにかくいつの間にかその世界観に引き込んでくれる片岡ともの文章です。興味があったらお近くのメロンブックス等で手に取ってみてはどうでしょうか。

 ちなみにこの「水のマージナル」はまだ前編です。後編はまだ発表されておらず、ひょっとしたら冬コミになるかも知れません。そういう意味だと、冬コミまで待ってから一気に読むのもありかも知れませんね。
  1. 2008/10/13(月) 00:52:58|
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2008夏

 な、なんだって!I'veがまた日本武道館でコンサートをやるだと!しかも来年の1月2日かよ!絶対聞きに行けないじゃん!くそぅ、後3ヶ月くらい遅かったら良かったのに。

 ちょっと遅くなった気がしますが2008年の夏までに放送されたアニメの感想でも書こうと思います。例の如く評価の低い順から書こうと思います。

・To LOVEる…★☆☆☆☆
ルンの為に:つ★。

・ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~…★☆☆☆☆
う~む。原作知っている人なら分かるかと思いますが、実際文庫一巻あたり物語は殆ど進みません。そのかわり独特の世界観や各キャラクターの心理描写を丁寧に書くから殆ど物語が進まなくても一冊の文庫になるんです。そしてそれがゼロの使い間の魅力です。だからなんですね。そういった独特の世界観や各キャラクターの心理描写を疎かにして釘宮と萌えに特化するから、こんな超展開で中身のないアニメになるんですね。とりあえず、原作知ってる人じゃないと楽しめませんねこれは。

・隠の王…★★★☆☆
普通に面白かったです。俗世間からは決して見えない隠の世界を舞台として森羅万象を巡る争いの影に隠れた「生きる」というテーマ、上手く表現されていたと思います。まあ、こういった題材(設定的にもテーマ的にも)の物語はよくある物ですのでそれほど真新しさは感じませんでしたけどね。強いて言うなら、各キャラクターの心理描写の転換をもっと丁寧に描いてくれたら良かったと思います。得にメインの二人、中半~後半あたりで唐突に変化した印象を持ちました。

・恋姫†無双…★★★☆☆
もともとOP、EDを歌っている「fripside」が気になって見始めたアニメですが、予想に反して面白かったですね。1クールながら綺麗にまとまっていてだらける事もありませんでした。何よりも完全に萌え一本に絞って描かれたアニメですので、どこかのゼロみたいに中途半端にならなかったです。そういう意味で人を選ぶアニメではありますが、完成度という意味ではかなりの物を持っています。元はギャルゲーですのでこっちをやってもいいのかも知れませんね。

そして今回の一位は同立で以下の二つです。

・RD 潜脳調査室…★★★★★
「攻殻機動隊」に代表される「士朗正宗」の独特の解釈に基づく「電脳社会」をテーマにしたアニメです。メタルと呼ばれる電脳世界とそこに生きる人間模様を描いたシナリオは実に丁寧で、ワクワク感こそありませんが安心して見れるものでした。やはりこの独特の世界観をここまで丁寧に描けるからこそリアリティを持てるんですね。そしてそんな電脳世界を舞台にして描かれる「自然との調和」というテーマ、現代社会でも重要視されているこのテーマをこういった切り口で描きそして納得させる描写は見事というほかありません。気合を入れてみるアニメではありません、一話一話ゆっくりとかみ締めて見ると後半にかけて味が出てくるアニメです。

・ブラスレイター…★★★★★
ギャルゲーメーカーである「Nitro+」で活躍しており私もリスペクトしている「虚淵玄」がアニメオリジナルで描いたのがこのブラスレイターです。虚淵玄と言えば萌えよりも燃えに特化したシナリオで有名ですが今作もその例に漏れず最後まで衰える事のないシナリオ展開でした。何よりも戦闘描写の動きは見事ですね、いつかブルーレイとかで見直したくなるものでした。そしてそんな燃えるシナリオで描かれるテーマは「生きる」ということ、正確に言うと「人としての尊厳を持って生きる」という事です。人を超越したブラスレイターという存在に果敢に挑戦する人間の強さからは、アニメながらも感じる物が多々ありました。何より描写がリアルで丁寧なので説得力があります。このあたりの表現力、さすが虚淵玄だと思いました。

 という訳で結構見ごたえのあるアニメに出会えました。こういったテーマ性がハッキリしているアニメは見てて気分がいいです。今期はフェチ的なアニメが話題だっただけに(パンツズボンとか)隠れがちになったかと思いますが、私はこういうテーマのあるアニメの方が好きですね。

 まあ、それでもパンツズボンの回だけはしっかり見ましたけどね。なるほど、これは素晴らしい解釈ですな。日本に生まれてよかった。いや~本当に良かった。もうやだ、この国。
  1. 2008/10/10(金) 00:42:12|
  2. アニメ
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5つ

 今年のノーベル物理学賞に日本の「南部陽一郎」「小林誠」「益川敏英」が選ばれました。何と言いますかようやくと言った感じですね。彼らの功績は素粒子・原子核分野の発展において無くてはならない物でしたらかね。とりあえずおめでたい事です。

 では前回の続きです。という訳で内定通知授与式に行ってきました。最終的に内定通知を受け取った同期は私を含め108人でした。今まで何度か意見交換会や施設見学会なども行われいくつか知っている顔もありましたが、ここでようやく全員出そろう事になった訳です。108人という人数はおそらく多いのでしょう。まあ会社の規模を考えればもっともです。そして、人事課長からこれだけは忘れないでもらいたい5つの言葉を頂きました。
 1.これから多くの人と出会う事になります。人との繋がりを大事にして下さい。
 2.今自分の中に持っている志を今後もずっと持ち続けて下さい。
 3.社会は常に動き続けています。いつでもお客様のニーズを考えられる人間になって下さい。
 4.日本一の規模を誇る企業であるというプライドを持って下さい。
 5.どんなことでも良いです、夢を持ち続けて下さい。
改めてこんな風にちゃんとしたお言葉を頂くと本当に内定者になったという実感が湧きますね。これから入社前の教育等も始まる様ですし、こっちの方の準備も始める段階なんですね。修士論文もありますが、どっちも疎かにならない様要領よくやらないとです。

 ちなみに内定通知授与式が終わった後は入社後に配属されるであろう課の先輩社員と同期の方を交えた意見交換会がありました。全部で108人いるのに私が配属される課は今のところどうやら3人の様です。まあ予想はしてましたがここまで少ないとは思いませんでした。まあ一つの課のみで終わる訳ないですし、誰とでも親しくやっていけるようにしたいですね。
  1. 2008/10/08(水) 00:47:18|
  2. 日記
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】DP八段
【吹奏楽】楽器はTuba

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