徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

 今日は普通の日勤。今週は珍しく夜勤が1日もありませんでした。この暇があるうちに1ヶ月先くらいまでの書類をチマチマと作ってました。これで暫くは夜勤が終わってもすぐ帰れる!

 今回は本の感想を書こうと思います。GW中に帰省していた途中の電車内で読んでました。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント - ロバート・キヨサキ
全世界で1,000万部以上読まれているロバート・キヨサキ氏「金持ち父さん貧乏父さんシリーズ」の一冊です。私が過去に同じ著者の金持ち父さん貧乏父さんを読み、それを勧めてくれた知り合いの方が次に読んで欲しいと差し出されたのがこの金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントです。お金に関する哲学を書いた1冊目から更に踏み込んだ内容になっており、お金の出入りの違いがどのような心持ちに基づいているのか書いてありました。キャッシュフロー・クワドラントとは著者が提唱した概念であり、収入のあり方を4つのグループに分類してカテゴライズしたものです。4つの概念とはE・S・B・Iの事であり、それぞれemployee(従業員)self-employee(自営業者)business owner(ビジネスオーナー)investor(投資家)を意味します。人間は必ずこのどれかに属して収入を得ており、それぞれでお金に対する考え方が違っているのです。多くの人が属しているのはEだと思います。いわゆるサラリーマンですね。S開業医個人弁護士でしょうか。そしてこの本が一つ目標にしているのはBやIになる事です。4つの概念で、E及びSとB及びIで明確に線を引く事が出来ます。それは自分が働くかそうでないかです。Bはビジネスオーナーですので働くのは従業員とシステムです。Iお金がお金を呼ぶ状態ですね。金持ち父さんシリーズでは、自由な時間を裕福度として捉えている傾向にあります。もちろん人によって働き方やお金の得方は様々ですし幸福の形は様々です。だからこそ、圧倒的にEやSの人が多い現代社会でBやIという生き方を考えてみる切っ掛けになると思います。この本では、E・S・B・Iそれぞれに属している人の考え方や概念についても触れております。そして多くの人はEやSに共感するのです。だからこそ、BやIを知った時に新たに見えるものがあるのだと思います。もしあなたの周りにBやIで生計を立てている人がいたら、是非話を聞いてみるのが良いと思います。この本では、周りの人の話を聞くことの大切さも書いております。EやSの人が、独学でBやIになるのは非常に困難ですからね。目まぐるしく変化する現代だからこそ読んでみて欲しい1冊だと思いました。

 前にキャッシュフローゲームというボードゲームで遊んだという記事も書きましたが、まさにこれがEやSの人がBやIになる事のシミュレーションでした。流石、同じ作者が考案したゲームだと思いました。
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  1. 2017/05/12(金) 20:52:25|
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新緑

 一昨日から今日まで帰省してました。GWの前半と後半で大切なイベントがありますので、調度この狭間のタイミングで帰ることにしました。3日間とも天気が良くて最高の気候でしたね。

 私、地元の景色でこの5月の時期が一番好きだったりします。私の地元である山形県鶴岡市は日本海に面しているという事で、夏や冬は割と厳しめな気候だったりします。夏はフェーン現象で想像以上に暑く、冬は西高東低の気圧配置が容赦ない海風をもたらしてくれます。まあ夏と冬が厳しい気候なのは割と色々なところでそうなのだと思いますけど、好きなのが秋ではなく春のこの時期である事には別に理由があります。それは新緑の山がとても綺麗な事です。私の実家は海と山に挟まれた田舎の漁村にありまして、平地は殆どありません。山形県鶴岡市は庄内平野に属しており日本有数の米どころです。ですがそんな田んぼの風景は自分にとってそれ程思い入れはありません。あるのは海と山の景色です。そして、山の色が色付き始めるのがこの5月なのです。冬は当然吹雪ですのでというよりも灰色の風景がデフォルトです。3月・4月になって流石に雪が溶けて吹雪かなくなっても、まだまだ山の木々はつぼみ茶色の風景です。それが5月になってようやく色付き始めるんですね。ああ、やっと春が来たなと強く感じます。加えて山桜もポツポツと有り、針葉樹林も有ります。新緑、深緑、桃の3色が絶妙なバランスで山を彩るんです。これは写真では表現できませんね。加えて海の水色空の空色も加わります。遠くを見れば出羽富士と言われている鳥海山の白も見えます。実家に帰省するたびに地元の風景を見て回るのですが、やっぱりこの時期の地元が一番綺麗だなと確信しました。様々な色に染まる地元の風景は観光地にはない魅力があると思います。もし5月に何かしらの用事で山形県に来た時は、是非海沿いの道を車で走ってみて下さい。ついでに地元に金を落として下さい。

 ちなみに私の地元にはクラゲが世界一展示してある水族館詳しくはこちらからどうぞ)があります。今日はGW後半初日という事で家の前も県外ナンバーの車が渋滞を作ってました。嬉しいんですけど住んでる身としては車の出し入れが大変だったりするんですよね。
  1. 2017/05/03(水) 20:46:10|
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北陸旅行

 今日は何もない休み。昨日と一昨日で会社の旅行で北陸に行ってきました。その疲れからか今日は10:00くらいまで寝てましたね。まあ、疲れというよりも旅館でずっと徹マンやってたから単純に寝不足だっただけなんですけどね。

 今回旅行で行ったのは富山石川でした。私自身富山と石川は割と何度か行ったことがあります。目的はまあ分かる人には一発で分かるのですが、P.A.WORKS関係のアニメ聖地巡礼です。true tearsは富山県南砺市を中心として富山県全体に広がっており、花咲くいろはは石川県金沢市を中心として石川県全体に広がっております。加えてtrue tearsの巡礼については合計3回行った事がありますし(聖地巡礼レポはこちらからどうぞ)、花咲くいろはについては3泊4日で行きましたからね(聖地巡礼レポはこちらからどうぞ)。どちらの巡礼も、ただスポットを巡るだけではなく街の景色や雰囲気を楽しむ事ができて非常に楽しかったです。今回の旅行は1泊2日ですので有名どころの観光スポットを抽出して向かいました。具体的には、富山県ではますのすしミュージアム新湊きっときと市場氷見漁港場外市場ひみ番屋街富山の海鮮物を堪能できるスポットばかりでした。石川県では金沢だけでしたが、兼六園金箔貼り体験とこちらも金沢らしさを堪能できるスポットばかりでした。加えて会社の人と一緒の旅行ですので、単純に1人で行くよりも楽しいですね。こういう有名どころの観光地を巡る旅行は絶対に複数で行くのが楽しいと思っております。有名という事は多くの人が支持しているという事です。それだけ共感性が強いという事ですからね。逆に聖地巡礼は自己満足の世界ですので1人の方が良いと思います。周りを気にせず自分のペースで納得できるまで出来ますからね。また今回は富山の観光バスで各スポットを回りました。バスガイドの方が車窓の風景や富山、石川の歴史を語ってくれましたので勉強になりましたね。やっぱり普通に観光するのであれば現地の人の話を聞くのが一番です。そんな感じで普通に富山、石川を楽しんだ1泊2日でした。

 でも冒頭で書きましたが、もう旅館での徹マンが何だかんだで一番響きましたね。これもこの会社の旅行の恒例行事みたいなものなんですけど、それでもあそこまで部下に対して上司がむしり取らなくても良かったんじゃないですかねぇ。
  1. 2017/04/23(日) 11:35:04|
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<新板>日本語の作文技術

 今日は夜勤明け。昨日はニュースで春の嵐と言ってましたが、その通りで雨も風も強い夜勤でした。本当は、こういう日は夜勤なんてしない方が良いんですけどね。それでもやらなければいけない時があるんですよね。

 最近読んだ本で印象に残った1冊を紹介しようと思います。最近私が定期的に読んでいる日本語について書かれている本の1冊です。

<新板>日本語の作文技術 - 本多勝一
 2015年に朝日文庫で発売された新書です。その名の通り日本語で作文を書く際に求められる技術について書かれております。タイトルに<新板>と書いてあります通り、元々は1976年に朝日新聞社で発表されたものであり非常に長い歴史がある1冊です。私の知り合いの方の愛読書であり、その方のススメで自分も読んでみる事にしました。過去に日本語練習帳という本を読んだ時にも書きましたが、私はレビューサイトを運営している身でありながら国語が苦手です。その為良い文章、正しい文章というものについてしっかりと勉強しなければいけないと思っておりました。日本語練習帳で文章に対してどのような姿勢で臨めば良いかについて充分学ぶことが出来ましたが、この本を読むことで更に作文に特化した技術や知識を会得できたと思っております。

 この本の目的はただ1つ、読む側にとってわかりやすい文章をかくことを身に付ける事です。そのシンプルな目的達成の為に、幾つかのテーマを上げて作文の書き方を記しております。具体的には修飾する側とされる側、修飾の順序、句読点のうちかた、漢字とカナの心理、助詞の使い方、段落、無神経な文章、リズムと文体となっております。明確な日本語のルールからニュアンス的な部分まで、非常に多くの引用を上げながら独自の論を展開しております。個人的に印象深かったのは漢字とカナの心理でした。例えば、私は「~する事」の「事」とか「~する為」の「為」って必ず漢字にしなければいけないと思ってました。ですが、時には漢字にすることで読みにくくなったり煩わしく感じてしまう場面もあります。そういう時は漢字にしなくてもいいとこの本で入っているのです。非常に驚きでした。絶対に漢字にしなければいけないと思ってました。あくまで大切なのは読む側にとってわかりやすい文章であるかという事です。凝り固まった常識に囚われていたのだなと思いました。それ以外でも日本語のルールに則りつつもわかりやすい文章である事を大切にしておりました。何度も読んでみて、是非自分の中でも応用させていきたいと思いました。

 本当、言葉に書いている本って著者のセンスといいますか性格がよりにじみ出るなと思っております。言葉に正解はありません。それでも自分の考えを正解に思わせる論述と引用には、誰もが納得せざるを得ない事と思います。
  1. 2017/04/18(火) 18:40:20|
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花見

 今日は何もない休み。今週末は微妙な天気で今日も普通にが降っております。気温もここ最近一気に上がって、もう来週には桜も散って葉桜になるんでしょうね。あっという間に春です。

 昨日ですが、知り合いと花見に行ってきました。昨日は恐らく割と多くの人が花見を楽しんだのではないかと思います。関東は先週だとまだ満開ではなく、今週はそんなに天気が良くなく今日は雨の予報でしたので昨日が土日最後のチャンスだったのだろうと思っております。私自身そこまで花見にこだわりがある訳ではないんですけど、元々昨日は知り合いと会う用事をしてまして一昨日に謎のテンションで花見に誘ったら都合が良かったので行く事にしました。場所は大宮公園にしました。JR大宮駅から徒歩20分、もしくは東武野田線の北大宮駅から徒歩5分という事で非常にアクセスが良く、何よりも日本さくら名所100選に登録されております。公園内には1,000本以上の桜が咲いており、上を見れば一面ピンク色の景色でした。まあその分見物客も大変多く、出店も沢山出ててブルーシートを敷いてを開いている人もいて大変な賑わいでしたね。一通り公園内を一周して併設されている氷川神社に顔を出し、そのまま大宮駅まで歩いて帰ってきました。実際のところ、花見と称して花を見に来る人って実はそんなにいないんじゃないかと思ってます。桜の木なんて割とどこでも咲いてますし、花を見たければ人ごみに揉まれる必要はありませんからね。それでもみんなで集まって花見をするのは、もう慣例といいますか1つのイベントなんだろうと思います。花見と称してお酒を飲む、花より団子とはよく言ったものです。それでもこうして何かに託けて騒ぐのは日本人らしいと思いますし、これからも花見は続いていくんだろうなと思いました。

 一緒に行った知り合いも「日本人には花見をしなければいけない脅迫概念でもあるのかもしれない」って言ってましたからね。あまりに的を得ていて思わず唸ってしまいました。それでもこれだけの人を集めるだけの力があるのは、間違いなく桜の魅力によるものですね。
  1. 2017/04/09(日) 15:49:21|
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スヌーピーミュージアム

 昨日今日は休みにしました。理由は、両親が田舎から東京観光でやってくるのでその付き添いで一緒に観光するためでした。両親が東京に観光に来るのはこの春先の恒例行事でして、行く場所や食べるところは全て両親があらかじめ決めてきますので後は私がナビするだけというスタンスです。

 最近は割と観光する場所などがお決まりになりつつあります。まずは明治神宮にお参りに行くこと、本やテレビで話題に上がった有名店のご飯を食べに行くこと、東京でしか買えないブランド物の服を買いに行くことです。ですが毎回1つは新しい観光地を見つけてきてそこに行くようにはしてるみたいです。去年は私が大宮の寮に引っ越して初めてでしたので見学するのがメインでした。そして今年のメインですが、タイトルにあります通りスヌーピーミュージアムに行く事でした(公式HPはこちらからどうぞ)。スヌーピーを知らない人はまずいないと思いますし多く語る必要もないと思います。アメリカの漫画家であるチャールズ・モンロー・シュルツが1950年から書き始めた漫画「ピーナッツ」に登場するビーグル犬の事です。犬なのに二足歩行でコミカルな表情を浮かべ、様々な格好に返送する姿は多くの方に愛されております。そんなスヌーピーの魅力が詰まった博物館が、2016年東京の六本木に誕生しました。私の母親は大のスヌーピー好きで、去年はピーナッツカフェに、一昨年はスヌーピーグッズ専門店に足を運びました。そうなれば今年はこのスヌーピーミュージアムに行くしかありませんね。何ヶ月も前から前売り券を狙っており、ようやく行くことが叶いました。感想としましては、とにかく四方八方何処を向いてもスヌーピーなんです。至る所にオブジェクトがあり、壁は全てスヌーピーの原画が貼られたカラフルなものでした。本当に訪れるたびにしあわせな気持ちになれる場所ですね。そして博物館ですので、実際に連載されているピーナッツの原画を中心として展示されておりました。この原画が本当に多く、1950年の第一回連載からの軌跡を辿る事が出来ました。原画ですので勿論英語ですが、下にちゃんと日本語の翻訳があるのが嬉しいですね。一つ一つの漫画をじっくりと読ませて頂きました。客層は女性の割合が大きかったですが、やはりスヌーピーというキャラクターの成せる技ですね、年配の方や男性で1人の方も普通にいました。春休みではありますが平日にも関わらず大盛況で、ある意味土日や連休でなくて良かったです。普通に歩ける程度の程よい賑わいでした。そしておみやげコーナーが凄いですね。もう衣料品から食べ物から文房具から食器からおもちゃから原画のレプリカから何でもありました。お金が無限にあれば全て買いたくなりますね。そして併設されているカフェは長蛇の列で、30分以上は待ち確定でした。という訳で約1時間30分の滞在でしたが、完全にスヌーピーづくしの時間を過ごさせて頂きました。定期的にコンセプトを変えているみたいで、次回はスヌーピー以外のキャラクター、例えばチャーリー・ブラウンやウッドストックに焦点が当てられるみたいです。これはきっとまた来るな、そんな予感を込めてまた来たいと思いました。

 私も折角なのでTシャツシャープペンシルを買いました。結構いいデザインでしたし、出来れば実用的且つずっと使っていたい物をチョイスしました。これは間違っても絶対に漂白なんてしちゃいけませんね。
  1. 2017/03/30(木) 18:41:09|
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海の見える理髪店

 今日は普通の日勤。3月ももう終わろうとしているのに何でこんなに寒いんですかね。昨日とか今日みたいな日の夜勤が一番きついんですよね。気温そのものよりも風と雨、これが体温を奪っていく。

 自分は基本的に何もないときはビジュアルノベル読んでいるんですけど、普通の小説で有名どころや話題作は押さえておきたいっていう気持ちは常に持っております。そんな自分ですのでやや遅くなりましたけどこちらの本を読んでみました。

海の見える理髪店 - 荻原浩
2016年3月30日に第1刷が発行された荻原浩の小説です。第155回直木賞の受賞作品であり、爽やかな雰囲気のタイトルと表紙とは裏腹に家族の後悔を描いた物語という事でどんな世界が広がっているのか楽しみに読み始めました。私は殆ど本を読んできませんでしたが、荻原浩の名前は知っておりました。私が宇都宮に住んでいた時によく東北新幹線に乗って東京に出ていたのですが、その時に読んでいたJR東日本の車内誌であるトランヴェール冒頭のエッセイを書いておりました。スっと心に入ってくるテキスト、自然と情景が浮かぶ擬音と比喩の使い方に毎月楽しみにしていたのを思い出します。今回直木賞を受賞した海の見える理髪店は、全部で6つの短編が収録されております。それぞれが40ページ程度で、20分もあれば各話読む事が出来ます。どの作品も扱っている題材は家族、そして表現しているテーマは後悔でした。6つの短編を通して、様々な家族の形を表現しておりました。ある時は父と息子、ある時は母と娘、またある時は夫と妻、そのどれもがありふれたものであり真新しいものはありませんでした。そして描かれるテーマは後悔、これもまた誰もが経験しているものでした。あの時あんな事言わなかったら、あの時もう少し勇気を出していたら、あの時意地を張らなかったら、そんな自分自身に対する後悔と、それを噛み締めて乗り越えていく登場人物たちの姿が描かれておりました。テキストは風景の描写を丁寧に描くことで場面場面の姿が見えるように想像できるものです。その中で自然体の会話が色を付けてくれます。だからこそ、フィクションであるにも関わらず何故か自分の事のように思えてしまうんですね。もちろん私は結婚しておりませんしこの作品の人物のような重い経験もありません。それでも身近に感じてしまうのが不思議ですね。個人的には「成人式」という作品が一番心に残りました。交通事故で娘を失った夫婦の決断と行動、その姿に電車の中にも関わらず目が潤んでしまいましたね。どの作品も劇的な展開や山あり谷ありのシナリオではありません。空気のように流れていくテキスト。それなのに心にいつまでも残り続ける。ああ、これが荻原浩氏の文章なんだなと思いました。誰にも読んで欲しいです。必ず心に留めておきたい物語に出会えると思います。

 直木賞は大衆小説作品に与えられる文学賞との事です。その名の通り、普通に生きる人にこそ共感され心に残る作品だと思います。後悔という目を背けたくなるものにも関わらず読み進んでします、これが直木賞の決め手なのかなと思いました。
  1. 2017/03/27(月) 23:11:11|
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同期飲み

 今日は夜勤の予定でしたけど、昨日の進捗が良かったので今日は作業中止になりました。そして折角空いた時間を作る事が出来ましたので会社の同期とさっきまで飲んでました。久しぶりのメンバーでしたので話が弾みましたね。

 自分の会社は割と規模は大きめですので同期といっても何人もいるんですけど、入社時に配属された部署の顔馴染みの同期は全部で9人でした。現在入社してから丸8年になろうとしておりまして、異動などもあり現在はそれぞれがそれぞれの部署で仕事をしております。それでも今日は同期9人中5人がたまたま都合が良かったという事で飲む事にしました。同期の存在って、やっぱり特別だと思っております。先輩でも後輩でもない関係は本当の意味で対等であり、体面とか何も気にせず何でも話が出来ます。立場っていうバイアスがないだけでこれだけ自由に話が出来るんですね。内容は正直殆ど意味のない事ばかりです。あそこの上司が面倒くさいとか誰々が今ここに異動したとか、将来何処に行きたいとか本当他愛のない事ばかり。でもこんな話は先輩や後輩では中々出来ませんね。そしてそれぞれがそれぞれの職場で仕事しているという事でどんな実情なのか知る事が出来るのも楽しいですね。職場の雰囲気って、実際に所属してみないと分からないものです。周りのイメージや人の噂って知らず知らずのうちに大げさになりますからね。厳しいと思っていた部署は実は入ってみるとそうではなかったり、楽だと思っていた部署は実は人間関係がドロドロだったり、色々と面白い話が聞けました。飲み始めたのが19:00で気が付けば22:30とかになってました。明日も普通に仕事がありますしそれぞれ住んでいる場所も別々ですのでこの時間でお開きになりましたが、これが金曜日とかでしたらもう0:00まで飲んでいたこと間違いないですね。それぞれが別の部署ですので今自分が行っている仕事に直接役立つ話が出来る訳ではないですけど、気兼ねなく何でも話せる人がいるという事は本当に大切な事だとしみじみ思った同期飲みでした。

 昔は愚痴を言うなんて情けないことだと思ってましたけど、吐き出したいものを吐き出す事は本当に精神衛生上大切な事です。ストレスを溜めると本当に心の疲れになりますからね。こういう無駄な時間こそが命の洗濯になるんですね。
  1. 2017/03/15(水) 23:54:26|
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科学コミュニケーション-理科の<考え方>をひらく

 今日は何もない休み。平日の休みですのでDDRやってました。ちょっと極端な譜面傾向の曲をやってましたので既に筋肉痛の症状が出てますね。明日は夜勤ですけどちょっと大変そうです。

 最近読んだ本で面白かった一冊を紹介しようと思います。私のように学生時代に理系で生きてきた人間には是非読んでもらいたい一冊です。

科学コミュニケーション-理科の<考え方>をひらく - 岸田一隆
2011年に平凡社新書で発売された新書です。この本を読んだ理由は、自分の専門分野の話を専門外の人にどうやって伝える事が出来るかのヒントがあるかと思った事です。私は大学大学院と物理学を専攻しておりました。恐らく一般の人は物理学という言葉なんて聞くだけで毛嫌いするかと思います。それだけ取っ付きにくい学問ですし、何よりも数学の知識が高度ですので単純に理解が難しいのです。実際私が大学大学院で何をやってきたかなんて、家族にすらちゃんと説明出来てませんからね。ですが、私たちが生きているこの世界は物理法則で成り立っておりますしスマホやパソコンといった機器も全て物理学が元になって作られております。決して物理学とは無縁ではないんですね。この本はそんな理系の人間と文系の人間をどのように結びつけるか、もっと言えば相手が興味を持っていない事柄に対してどうやって興味を持ってもらうかについて書かれておりました。内容は幾つかの章に分かれているのですが、大別して「人間」について書かれている章と「科学」について書かれている章がありました。人間というものは共感性の強い動物であり、例え合理的では無くても社会のあり方を見てその都度自分が正しいと思った判断を下すものだそうです。それは数式で記述された科学のあり方とは明らかに違うものであり、そうした合理性の違いが科学との距離感に繋がっております。とまあこのようにそもそも何故科学を毛嫌いするかという点について人間学を交えて説明しておりますので凄く説得力があります。更に人間の進化論や欧米と日本の文化的違いにも触れており、科学の話というよりも人間の話が印象に残りました。では肝心のどうやって科学に興味を持っていない人に科学に触れてもらうかについてですが、これについては明確に「こうだ!」という答えはありませんでした。まだまだ科学によるコミュニケーションは現代社会の課題のようです。それでも意識として書いてあるのが、理系の人は文系の人間に対して「科学は面白い」という態度を取らない事、文系の人は科学に対して目を閉じない事でした。相手の立場に立って触れてみようという事ですね。科学にのみならず様々な分野に応用できそうな内容でした。

 私も時々Newtonという科学雑誌を買っておりますが、ビジュアルに特化しキャッチーな題材を扱っておりますので文系の方にもとっつき易い内容だと思っております。私は物理学専門であり他の分野に対しては文系のそれと同じですが、そんな私でも他の分野に楽しく触れることが出来ております。是非こちらも読んでみて欲しいですね。
  1. 2017/02/28(火) 23:51:03|
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ゼロの使い魔

 今日は何もない休み。割と何もしないでグダっと過ごしてしまった気がします。というよりも、タイトルにありますゼロの使い魔シリーズの最終巻である「ゼロの使い魔22 ゼロの神話」を読み終わって余韻に浸っていました。

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ゼロの使い魔 - ヤマグチノボル

 私、ゼロの使い魔シリーズが大好きなんです。本当に好きなんです。初めてゼロの使い魔シリーズに出会ったのはアニメの第1期でした。異世界ファンタジーであり、メインヒロインであるルイズ典型的なツンデレ釘宮理恵のボイスは当時多くのファンを生み出しました。あの頃は本当に釘宮理恵が流行ってましたね。自分も大学生だった事もあり友達と一緒に文字通りアニメに釘付けだった記憶があります。その後間をおかず第2期が放送されたのですが、この頃からシナリオ展開が速くなり始め徐々に原作を読まなければ細部まで分からなくなっておりました。その為ようやく重い腰を上げ、ゼロの使い魔シリーズをライトノベルで読もうと決意したのです。

 ライトノベルを読み始めて気がつきました。ゼロの使い魔はルイズのツンデレなんてたった一つの要素でしかない、ハルケギニアを中心とするファンタジー世界の設定とそこで生きる登場人物たちのリアルで真剣な姿が魅力なんだと。ルイズや才人だけではなくどの人物にも好感が持てるのです。そして世界設定の拘りが大変細かいのです。ああこれが本当のゼロの使い魔なんだ。アニメはやっぱり上澄みだけだったんだと気がつきました。その後アニメも第3期第4期と放送されましたが、ライトノベルを知っていると本当にアッサリし過ぎてる事が分かるんですね。やっぱりライトノベルを読み出して良かったと心から思いました。

 そしていよいよクライマックスが近づいてきました。才人とルイズの物語は世界全体を巻き込み、どう終着するのか楽しみにしておりました。ですが皆さんもご存知かと思いますが、著者であるヤマグチノボル氏2013年4月4日にお亡くなりになりました。後に発売された「ゼロの使い魔21 六千年の真実」のあとがきの中で、ヤマグチノボル氏は闘病中もずっとゼロの使い魔の世界観やシナリオについて構想を広げていたと書いておりました。もちろんゼロの使い魔シリーズのみならず様々なシナリオのプロットを考えておりました。本当に残念でなりませんでした。ゼロの使い魔シリーズは完成しないんだなと思いました。ですがヤマグチノボル氏の残されたプロットを元に、昨年の2016年2月25日に5年振りの新刊が発売したのです。内容もこれまでのゼロの使い魔と何ら変わりないものでした。いつもの才人とルイズ、ハルケギニアの人々の姿があったのです。懐かしい気持ちになり、同時にワクワクする気持ちになりました。これまで読んできたゼロの使い魔の思い出が蘇ってきました。

 そして昨日の2016年2月24日についに最終巻である「ゼロの使い魔22 ゼロの神話」が発売されました。今日はずっとこれを読んでおり、合わせて既刊を振り返ってました。最後の最後までワクワクが詰め込まれておりました。それもついに終わってしまいました。一言で言ってすごく楽しかったです。ファンタジーは世界設定の綿密さが面白さを決める、それをゼロの使い魔から教えて頂きました。これで才人とルイズの物語は幕を閉じました。ヤマグチノボル氏が亡き今、こうして物語を終わらせてくれたMF文庫J編集部の皆さんに感謝申し上げます。物語が終わってしまうのはとても寂しいですけど、それを見届けられて本当に良かったです。素敵な物語をありがとうございました。

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 私もそんなにライトノベルは読まない人間ですが、ゼロの使い魔は本当にファンタジーというもののお手本のような作品だと思っております。現実ではない異世界ですので、どれだけ丁寧に描いても不足する事はないんですね。世界観、国、季節、人物、文化、宗教、食事、魔法、その全てがエッセンスでありゼロの使い魔の魅力でした。
  1. 2017/02/25(土) 18:56:38|
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
第2回のべるちゃんコンテスト審査担当。
第10回同人ゲーム制作勉強会講師担当。
ノベルゲーム部2016ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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