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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

クモの奇妙な世界 その姿・行動・能力のすべて

 今日は夜勤明け。久しぶりに緊張感のある夜勤でした。段取り良く予定通り進むのも大事ですけど、不測の時に適切に対応出来るのも大事ですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。最近生物の本をよく読む気がしますけど、ちょっと自分の中でブームになっているのかも知れません。。

クモの奇妙な世界 その姿・行動・能力のすべて - 馬場 友希
 2019年9月に発売された本です。私、実は世の中で一番嫌いな虫は蜘蛛なんです。あの足が8本もある姿と、黄と黒の縞々で目立つ模様と、何よりも蜘蛛の巣を張ってまるで宙に浮いている様に佇む様子が怖くて嫌いでした。それは今でも続いてまして、敢えて自分から近づこうとはしませんね。ですけど、なんで蜘蛛はこんな風に進化したんだろうというのは常に疑問に思ってました。嫌いですけど、興味はあったんですね。小学校の時も妙な習慣に気付きました。蜘蛛って、同じ個所に二度巣を作らないんです。蜘蛛が大嫌いな私が6年間蜘蛛が出たところを地図でマーキングしていたので間違いありません。この本では、そんな蜘蛛の生態について様々な視点で分かり易く伝えております。蜘蛛がどうやって生きてどうやって生存競争を生きているのか、蜘蛛が自然界にどのような影響を与えているのか、蜘蛛と人間はどのように関わっているのかについて具体的な事例を多数交えて紹介しておりました。自分達が普段見ている蜘蛛はほんの一部分で、例えば昼と夜で蜘蛛の様相は全然変わってきます。他にも巣を張る蜘蛛や巣を張らない蜘蛛の違い、ご当地蜘蛛なども紹介しており、想像以上に種類が居るんだなという事が分かりました。全部で350ページと長めですが、章が細かく分かれており目から鱗の話ばかりでしたのでスラスラと読めました。是非蜘蛛が嫌いだったあなたは勿論、そうではない方にも読んで頂きたいです。まあ、それでも蜘蛛が苦手な事は変わりませんでしたけどね。

 やはり、敵に対処するにはしっかりとした知識を身に着ける事が必要ですね。そして、気が付いたら好きになっていたらビビりますね。
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  1. 2020/01/17(金) 14:38:41|
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甘える勇気 もっと楽に生きられる

 今日は休み。世の中的には今日から仕事始めの様ですが、私は今日まで休みで明日から本格的に仕事になります。C97が終わってから順調に作品をプレイ出来てますし楽団も始動しましたので、このままのペースで進んでいきたいですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。久しぶりに優しい本を読んだ気がします。世の中がみんなこうなったら良いなと素直に思いました。

甘える勇気 もっと楽に生きられる - 和田 秀樹
 2019年7月に発売された本です。切っ掛けは、前に浜松に出かけた時に帰りの新幹線の暇つぶし用でエキナカの本屋に寄った事です。特に読みたい本があった訳ではありませんでしたが、何となく最近人間関係で不安な事があってその答えがあればいいなと思ったから手に取ったのかも知れません。この本は、全体を通して一貫した事を主張しておりました。それは「甘える事は悪い事でも後ろめたい事でもない」「人は甘えられると嬉しい」「甘える事はその人を信頼している事である」という事です。これを形を変えて視点を変えて伝えておりました。私自身、甘える事はとても苦手です。それはこの本で主張している通りで、甘える事にどこか罪悪感と言いますか申し訳なさを感じているからかも知れません。自分の都合で相手の時間を奪っている、そんな意識をずっと持っておりました。ですけど、それで最終的に困るのは自分ですしこれが仕事であれば巡り巡って組織も困ってしまいます。どうしようもなければ相談する、これは悪い事どころか良い事です。何よりも、自分が悩んでいるという事は同じように周りの人も悩んでいるという言葉と甘えられると嬉しいという言葉は勇気になりました。確かに、私って人に頼りにされると嬉しいのでつい頑張ってしまうんですよね。併せて、誰かを手伝おうとした時に拒否されると悲しく思ってしまいます。困った時はお互い様、そんな意識で皆が生きていければとても居心地が良くなるのかなと思いました。まずは自分から甘えてみる、そこから実践してみようと思います。

 全部自分で出来れば甘える必要なんて無いのでしょうけど、そんな事は出来ませんからね。必ずや人を信頼してお願いする時はやってきます。そういう時に、甘える力は大切なのかも知れません。
  1. 2020/01/06(月) 14:14:46|
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M 愛すべき人がいて

 今日は普通の日勤。職場の同級とサシで飲んできました。私は普段あまり仕事の話で飲んだりはしないのですけど、この同級とは割と考え方が近いので普通の楽しかったですね。

 今日は最近読んだ本を紹介します。

M 愛すべき人がいて - 小松 成美
2019年7月に発売された本です。タイトルを見て、とんでもない本が出たなぁと正直思いました。私、浜崎あゆみが大好きなんです。それもデビューして2年くらいのいわゆる女子高生のカリスマと呼ばれた時期の浜崎あゆみがです。私が浜崎あゆみを好きになった切っ掛けはBoys & Girlsという楽曲でした(参考音源はこちらからどうぞ)。アップテンポでテンションの高いサウンドとそこに重なるややくぐもった浜崎あゆみの声と歌詞にハマってしまい、そこからアルバムを買ったりシングルは全て買ったりと追いかけてました。時期的には中学3年でしたね。周りでも圧倒的に人気ありましたもの。かわいいの定義を変えたというフレーズは本当に圧倒的だと思っております。それでも2000年12月に発売されたM以降は、少しずつ浜崎あゆみから離れていきましたね。趣味趣向が変わったという事かも知れませんけど、少なくとも中学高校時代の良い思い出である事は変わりありません。そんな浜崎あゆみの真実を基にしたフィクションとされているのが今回読んだ「M 愛すべき人がいて」です。物凄く引き付ける文章で、浜崎あゆみと当時エイベックスの専務だった松浦勝人氏との純愛を描いておりました。この時期浜崎あゆみが書いていた歌詞はその全てが松浦勝人氏へのラブレター、震えましたね。凄く納得してしまいましたもの。本の中では当時人気だった浜崎あゆみの楽曲そのままの歌詞が描かれ、確かにこれが真実を元にしていると思わせました。ですが、人気が増していくにつれて会える時間が減っていく2人、それでも浜崎あゆみという商品を成長させていく、そんな2人の気持ちの向き合い方が印象的でした。ああ、恋するのは誰もが同じなんだなと思いました。浜崎あゆみを好きな方は、この本を読めばもう一度あの時の楽曲を聴きたくなると思います。流行りの時に知らなかった方も、是非恋愛小説として読んでみては如何でしょうか。

 思うに、純愛出来る人は本当に真っ直ぐで素敵な人だと思います。何も顧みず目の前の人を愛せる、こういう気持ちを持てれば人生が色鮮やかに、そして大変なものになるんでしょうね。
  1. 2019/12/25(水) 23:23:03|
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マンモス 絶滅の謎からクローン化まで

 今日は普通の日勤。気温の変化が激しい日が続いていて着る物の調整が難しいですね。こういう時に風邪を引く気がしますので注意します。

 今回は最近読んだ本を紹介します。実は衝動買いしたのですが、結果としてよかったと思いました。

マンモス 絶滅の謎からクローン化まで - 福田 正己
2017年7月に発売された本です。少し前にマンモス展という特設展示を見てきたのですが、その時の物販コーナーで売っていましたので読んでみようと思い買ってみました。現在、マンモスという動物は生存しておりません。その為、マンモスを見たことがある人は存在しないのです。それでもこれだけ多くの人に名前が知られているのは、マンモスの死体が永久凍土の中に沢山残っておりそこから再現された姿がとても雄大でカッコ良かったからだと思っております。この本では、マンモスとはどんな動物なのかという事をイラストや写真を使って説明しております。また合わせてシベリアという大地の気候や歴史についても触れており、地理的な条件も知る事が出来ます。マンモスがいかに厳しい環境で生活していたのか、そしてそんなマンモスの軌跡をたどる事がどれだけ大変なのかを感じる事が出来ました。そして、最後にはマンモスは蘇るのかというテーマで未来についても語っておりました。しかし、著者である福田正己氏はマンモスが蘇る事に消極的でした。マンモスを蘇らせたい、それでも生命をそのように取り扱いたくない、そんな葛藤も書かれておりました。併せて現在この地球が抱えている問題についても触れておりました。マンモスを辿る前に今生きている象たちを滅ぼしてしまう、そんな事も書いておりました。マンモスを通して地球の歴史と未来を読む、そんな印象を持ちました。非常に読み易い内容ですので是非多くの方に読んで頂きたいと思いました。

 こういった本で著者の気持ちが大きく込められている本は珍しいと思いました。それだけマンモスという生き物は人の心を惹きつけるのですね。
  1. 2019/12/18(水) 20:16:07|
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人間

 今日は普通の日勤。徐々に年末の足音が聞こえてきている気がします。仕事もそうですけど、C97がありますのでこちらの準備も始めなければですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。世の中的にも注目を浴びた作品だったのではないでしょうか。一度この人の本を読んでみたいとは思ってました。

人間 - 又吉直樹
 2019年10月に発売された本です。又吉直樹氏の名前は多くの方が知っていると思いますが、どのような形で知っているかは結構別れるのではないでしょうか。お笑い芸人として知る事となった又吉氏ですが、2015年に書いた火花という本で芥川賞を受賞した事で小説家としても知られる事となりました。私は火花の方は読んでおりませんが、芸人でありながら芥川賞を取れるだけの物を書ける又吉氏の書物は興味を持っておりました。そして今回、人間の発売を切っ掛けとして読んでみようと思い今回の日記に至っております。読んだ感想ですが、ああこれはきっと又吉氏本人の葛藤と人生を書いた本なんだなと思いました。正直言って、シナリオは良く分かりませんでした。場面転換は唐突ですし、登場人物も今一何を考えているのか分かりませんでした。ですけど、そんな不揃いな感じこそが人間なんだろうなと思いました。何よりも、又吉氏は芸人であり小説家という非常に珍しい立ち位置にあります。そんな自分自身の素直な気持ちを小説にしたのが、この人間という作品なんだなと思いました。この作品は、名作とか凡作とか語る事にあまり意味は無いと思いました。ああ、この作品が又吉氏なんだなと分かればそれで良いと思いました。美しさなどない赤裸々なテキストが、とても印象的でした。

 表現物とは、本来こういうものなのかなと思いました。自分が書きたいものを素直に書く、まるで同人誌みたいですね。それでも売れるのであれば、それは商業誌なのでしょうね。
  1. 2019/12/12(木) 21:29:27|
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動的平衡 新版 1 生命はなぜそこに宿るのか

 今日は夜勤明け。もう夜は絶対に上下アノラックが欠かせませんね。いい加減関東でも雪が降って来るんじゃないかって思っております。

 今回は最近読んだ本を紹介します。昔紹介された事を思い出して掘り起こして読んでみた本なんですけど、こんな面白い本もあるんだなと感心しました。

動的平衡 新版 1 生命はなぜそこに宿るのか - 福岡伸一
2017年6月に発売された本です。この本を読んだ切っ掛けは、私が新入社員の時に聴いた特別講義の中で紹介された事です。つい最近引っ越しを行ったのですが、その中で当時の資料が出て来ましてそこに書いているのを見つけました。動的平衡と聞いて、何のことかお判りでしょうか。私は本書を読むまでさっぱり分かりませんでした。この本は、生物学の本です。そして動的平衡とは、破壊と生成、秩序と混沌、そういった相反する事が絶えず行き来しながら均衡を保っている事を意味します。私たちが生きている事、その事が動的平衡であると日々意識する事はなかなか難しいと思います。例えば、私たちの体は不変のものではなく絶えず摂取する食べ物や飲み物によって構成されております。そして、様々な細胞が絶えず行き来する事で生命活動を維持しております。生命活動はとある一ヶ所を変えるだけでは何も意味がない、それを様々な事例を通して紹介しておりました。例えば、コラーゲンを摂取したからといって肌の貼りが戻る訳ではありません。コラーゲンがコラーゲンとして体に取り込まれる訳ではないからです。若い時と比べて年を取った時の方が時間の進みを速く感じるのは、細胞分裂のスピードが違うからかも知れません。生命活動のあらゆる疑問は、もしかしたら動的平衡で説明が付くのかも知れない。そんな事実とロマンを合わせ持った事柄が書かれておりました。引き込まれる文章で、300ページあるにも関わらずあっという間に読んでしまいました。素直に面白かったです。是非全ての人に読んでみて欲しいです。

 とにかく一つ一つ納得させる文章が凄かったです。吸い込まれるというのはこういう事なのかも知れません。続きがあるみたいですので是非読んでみます。
  1. 2019/12/05(木) 13:17:26|
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いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識

 今日は夜勤明け。そして知り合いの演奏を聴くために突貫で浜松に行ってきました。浜松くらいですと東京から1時間30分ですので全然近いですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。こういった本は何冊か読んできてどれも今一でしたが、今回は読んで良かったと思いました。

いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 - 荻上チキ
2018年7月に発売された本です。最近、世の中的にいじめのニュースが多くなっている気がします。特に先生同士のいじめのニュースはかなり衝撃的だったのではないでしょうか。その一方で、ああいったいじめは多かれ少なかれ世の中のどこでも起こっているんじゃないかとも思います。ちょっとした小競り合いや言葉の使い方、それがいじめになるのかならないのかはされた側でないと分からないのですから。この本は、様々なデータを活用して"本当に"いじめを解決する方法を探し検討するという内容になっております。ここで"本当に"と言っているのは、今世の中で評論されているいじめの話はその殆どがイメージや固定概念に基づいているからです。例えば、メディアがいじめをニュースで取り上げるのは自殺などの事件が起きた時だけです。他にも、ネットやSNSによるいじめもセンセーショナルだから報道されます。何が言いたいのかと言いますと、いじめの解決には地道な情報収集とデータ収集に基づきエビデンスをハッキリさせる事が必要という事です。一過性のブームで解決できる程簡単ではありません。実際この本の中では、校則が原因によるいじめ、教師の労働環境に起因するいじめ、発達障害や性差によって発生するいじめ、SNSなどメディアが飛びつきやすいいじめ、といった中々メスが入らないいじめについて丁寧に解説しております。過去にいじめられた経験のある方であれば、うんうんと頷ける内容なのではないでしょうか。本当にいじめを解決する為に求められる事、そしてその為に大人が出来る事を一緒に考えていける内容となっております。これまでのいじめに関する本とは一線を画しておりますので、是非手に取って読んでみて下さい。

 いじめられた人は自分からいじめられたと敢えて積極的に口にする事はありません。そういった中々外に情報が発信されない事もまた偏った情報公開に繋がるのかも知れません。
  1. 2019/11/30(土) 21:45:19|
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自分のせいだと思わない。 小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉

 今日は普通の休み。一人暮らしを初めて約2週間経ちましたけど、少しずつ慣れてきた感じがします。まずは料理が出来るようになる事ですので、とりあえず思い付きで色々作ってます。1人分作るのが難しくどうしても同じ料理で何日も過ごす感じになってしまいますね。そういうものなのかも知れません。

 今日は最近読んだ本を紹介します。新刊コーナーで見た瞬間、絶対に買おうと思ってました。

自分のせいだと思わない。 小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉 - 小池一夫
2019年9月に発売された本です。著者である小池一夫氏は漫画家であり、2019年4月に永眠されております。長い間漫画家として活躍されたと同時に、晩年73歳になってからTwitterを始めた事で普段それ程漫画を読まない私でも知る所となりました(小池一夫氏のアカウントはこちらからどうぞ)。そして、そのツイート内容はこれまで小池一夫氏が歩んできた人生を表したものばかりでした。言ってしまえば、小池一夫氏の人生観が詰まったものとなっておりました。人との出会いや別れ、結婚、自信を持つ事、悪意や怒りとの付き合い方、そんな誰もが悩み躓く事について、小池一夫氏の言葉が勇気を与えてくれます。私が凄いと思ったのは、73歳という高齢になってからTwitterを始め最後の瞬間まで発信していた事です。新しい物、時代の流れに沿った物を受け入れる努力をして、それを自分なりに活用する、ここまで自分の幸せと生きがいを追求する姿勢は誰もが参考にするべきだと思いました。そして、お亡くなりになる最後の瞬間まで自分を愛して家族を愛して、世界を愛する姿は誰もが憧れる物だったのではないかと思います。1ページに1ツイート分の文章しかありませんので、全部読み切るのは簡単です。ですが、この本は読んで終わりではなく是非人生の様々な場面で悩んだ時にふとページを開いてみて読んでみて少しかじ取りをお願いするくらいが調度良いのだと思います。人生の先輩が残した言葉がずっと読めるのです。是非いつでも簡単に手に取れるところに置いておいてみては如何でしょうか。

 こういう本って、どっぷり浸かるのは自分を失いがちになりますので注意が必要かも知れませんね。鵜呑みにするのではなく役立つところだけ切り取る、その位が良いと思います。
  1. 2019/11/17(日) 10:07:09|
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トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

 今日は夜勤明け。引っ越しも大詰めで、今日はニトリに頼んだ家具が届きました。大型の本棚が届いたので早速手持ちの本を並べてみました。いや~楽しいですね。この瞬間を待っていたんです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。正直、こんな本が世の中に出て良いのか?って思いました。あまりにも衝撃的な暴露本でした。

トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉 - 西岡研介
2019年10月に発売された本です。久しぶりに、凄まじい一冊を読んだという感じでした。タイトルになっているトラジャとは、インドネシア・スラウェシ島の中央や西南の山岳地帯に暮らすマレー系の先住・少数民族の名称です。ですがこれにはもう一つの意味がありまして、それは旧国鉄の労働組合「動労」「国労」出身の有能な革マル派同盟員で、分割・民営化前後に『職業革命家』として革マル派党中央に送り込まれたメンバーに名付けられた名称という意味があります。この本は、2018年にJR東日本の第一労働組合であるJR東労組から35,000人が脱退した出来事が何故起きたのかを、30年の歴史を振り返って描くノンフィクションです。著者は週刊文春でもジャーナリストとして仕事をしており、どんなリアルな内容が書いてあるのか気になって読んでみました。この本、なんとページ数は600ページにもなります。非常に分厚く、辞書の様です。そして、そんなに分厚いのに読む手が止まらず先日帰省した行き帰りの電車の中で一気に読んでしまいました。内容ですが、JR東日本とJR北海道の会社体質と第一労働組合との関係を細かく書いておりました。これがノンフィクションなのですから、どんなドラマよりも恐ろしいですね。組合を守る為に安全を疎かにする、組合を守る為に人の命を疎かにする、そんな事実が赤裸々に書いておりました。そして、そんな恐ろしい事実がありながらも誰も脱退しなかったJR東労組の組合員たち、ですがそれも会社のメスが少し刺さっただけで簡単に弾けてしまいました。JR東労組に信頼があれば、誰も脱退などしなかったのでしょうね。それでも脱退したのは、やはりこんなやり方はおかしいと思っていたからだと思います。首都東京の鉄道網を支えているJR東日本、その内部でこんなごたごたがあっては誰も乗る人はいなくなるという物です。今回の35,000人の脱退は間違いなく正しかった、そしてこんな腐敗した労使関係は許されるべきではない、そう思わせる一冊でした。

 昭和から平成、そして令和になる中でこうした対立は恐らくかなり多く存在したのだと思います。それが時代の流れと共に変わっていく、それでも変われなかったからこんな事件が生まれたのですね。
  1. 2019/10/24(木) 22:20:36|
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キリン解剖記

 今日は休み。引っ越し作業がかなり本格的になって来まして、先日IKEAで頼んだ家具が届いて昨日は粗大ごみを市の回収センターに捨てて来ました。今日も引っ越し準備を進めて、明後日にニトリの家具が届きます。

 今回も最近読んだ本を紹介します。とても興味深いタイトルでして、内容もタイトル通りの素直なものでした。是非これから大学を目指す学生さんに読んで欲しいと思った一冊です。

キリン解剖記 - 郡司 芽久
2019年8月に発売された本です。この本を買った切っ掛けは、会社の後輩から勧められた事です。キリン解剖記、正直この言葉だけでワクワクしてしまいました。キリンと言えば、あの長い首が頭に浮かぶと思います。そして、この本の著者である郡司芽久氏もまたその長い首に魅入られてキリンを研究する道に進んでおります。この本は、著者が大学生になってから10年の軌跡を書いております。何となくキリンの研究をしたい、そんな想いから様々な人と出会い沢山のキリンと出会っていきました。初めてのキリンの解剖で思うように成果が出なかった悔しさや、一つのことを解明したいという想い、そんな研究者としてのキャリアを積んでいく様子が印象的でした。最後まで読んで、私は著者が羨ましいと思いました。何故なら、子供の事から好きだったキリンに大人になった今でも関わっているからです。自分が夢見たものは、実はそうでもなかった。憧れていたものは、実は大変だった。そんな経験は誰にもあると思います。ですけど、それでも好きなものは好きという気持ちを失う事なく、走り続ける事が出来る人が著者のようになれるのだと思います。好きなものが好きでなくなるのはとても悲しい事です。だからこそ、人は自分なりの好きを見つけるべく人生を歩んでいるのだと思います。大切なのは、好きという気持ちを失わない事かなと思いますね。それさえ持ち続ければ、きっと素敵な出会いが待っているはずです。自分も、自分の好きなものを忘れないようにしたい思いました。

 そして、研究にはお金がかかりますのでそうした支援がある事も大切ですね。誰かがキリンの研究の意義を認めてくれた、それだけでもとてもありがたいですし嬉しい事です。
  1. 2019/10/22(火) 08:16:41|
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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