徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

知的戦闘力を高める独学の技法

 今日は夜勤明け。いつもよりちょっと忙しい夜勤で仮眠の時間が殆どなかったので、帰ってきてから夕方くらいまで寝たり起きたりしてました。前職場であれだけ夜勤やってたのに、暫く夜勤から離れるだけでこれだけ辛くなるんですね。

 今日もここ最近読んだ本を紹介します。これは本屋の新刊コーナーで見かけた一冊です。普通のビジネス書と思っていたのですが、むしろここから先に繋がる実りがある一冊でした。

知的戦闘力を高める独学の技法 - 山口 周
 2017年にダイヤモンド社で発行された本です。著者である山口周氏は、外資系コンサルタントを行っておりますがそれに対する専門的な教育を受けた訳ではありません。では何故氏が外資系コンサルタントになれたのか、それがこの本のタイトルになっている通りで独学によって知識戦闘力を高めたからです。知識戦闘力とは何でしょうか?この本では、実用的に使える知識として定義しております。例えば、現在世の中には様々なビジネス書が溢れておりそれらを一心不乱に読んでいる人も多いのではないかと思います。ですが、氏曰くただ闇雲に知識を集めるだけでは十分ではないそうです。知識の中には必要な物もあればゴミもある、自分の戦略に対して応えられる知識が大切である、得た知識を抽象化して応用を効かせる、そういった工夫を繰り返すことでで実用的な知識=知識戦闘力に繋がるのだそうです。これにた私も反省するべき点が多くありました。私もまた、闇雲に読書に走りとりあえずインプットしていた時期がありました。ですが、これもある程度繰り返すとだんだん同じ事柄を言っている事に気づくんですよね。こうなってくると、少しずつ必要な知識とゴミの区別が付いてきたのかなと思っております。そして、この本の特徴としてはところどころにいわゆる名著と呼ばれる本のフレーズを引用している点があります。各々のフレーズが何を意味しているのか、それが氏の言葉で分かりやすく解説しているのです。これが知識戦闘力を高めた人の言葉なのかと感心してしまいました。言葉の節々に教養の高さが伺えるんですよね。最後の章では氏がオススメする各分野における知識戦闘力を高める本を紹介しております。まずはこれらの本を手に取り、気になった点はアンダーラインを引きながら読んでみようと思います(この手法もまたこの本の中でするべしと言われていた事です)。同時に、過去に読んだ本も改めて読んでみて、大切なところをピックアップしてみるのも良いと思いました。そして、知識がクロスオーバーしたある日突然の閃きが生まれる喜びに出会えたらと思っております。

 そしてこの本の中で印象的だった言葉に「あらゆる本は過去の名著に由来する」がありました。あらゆる学びの先に本が生まれるのであれば、その原点を探っていくと過去の名著にぶつかるのでしょうね。これからどの本を読むかの参考になります。
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  1. 2018/04/15(日) 20:27:17|
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私は障害者向けのデリヘル嬢

 今日は普通の日勤。ここ最近はまた一気に気温が上がって、私が住んでいるさいたま市も夏日になったみたいです。実際のところ、風向きで気温は劇的に変わりますからね。暫くは安定しない日々が続きそうです。

 ここ最近読んだ本を紹介します。これも人からオススメされた本ですね。タイトルを見て、一瞬で惹かれてしまいましたので直ぐに注文して読んでみました。

私は障害者向けのデリヘル嬢 - 大森 みゆき
 2005年にブックマン社で発行されたノンフィクションです。この本を読んだ切っ掛けですが、ビジュアルノベルを制作しているサークルである活動漫画屋さん(公式HPはこちらからどうぞ)と大晦日にお話しした時にオススメされた事です。活動漫画屋さんの作品に「片輪車と雪女」という作品があります(レビューはこちらからどうぞ)。この作品の中に、まさに「障害者向けのデリヘル嬢」が登場するのです。活動漫画屋さんのオススメという事、そして「障害者向けのデリヘル嬢」とはどのような仕事なのか、純粋に興味を惹かれましたので読んでみました。内容は、大森みゆき氏(源氏名)が6ヶ月間障害者向けのデリヘル嬢として仕事をした経験を赤裸々に語ったものでした。そして、障害者と触れ合う中で自分の気持ちがどう変わっていったかを書いておりました。障害者と言っても勿論様々な方がいます。歩けない方、目の見えない方、寝たきりの方、言葉を出せない方、割と動ける方、家族に隠したい方、そんなどんなお客さまに対してでも、みゆき氏はプロ意識を持って接している様子が伺えました。実際のところ、みゆき氏が勤めていた会社は教育体制やバックアップ体制が不十分だったようです。加えてみゆき氏はヘルパーの経験がある訳ではありません。ですが、そんな事はお客さまには関係ない。今、目の前で接しているのは自分なんだ。という意識が凄いと思いました。そして、性欲というものは食欲・睡眠欲と同じ人間の基本的な欲求です。それを自由に発散できないもどかしさは単純に辛いと思いますし、だからこそこういったサービスが必要だと強く思いました。最後にみゆき氏は障害者という差別についても語ってました。実際のところ、みゆき氏もお客さまから「どうしてこんな仕事をしてるの?」と訊かれるのだそうです。そして、それがとても悲しいのだそうです。何故なら、その質問が自ら健常者と障害者を明確に区別しているからです。性欲を発散させるのも、恋をするのも、結婚するのも、そのどれも健常者と障害者で違わないのです。合わない人は合わないし合う人は合う、それだけの話です。綺麗事だという人もいたみたいです。それでも、この6ヶ月の経験で見て見ぬ振りは出来ないと感じたそうです。私も、この本を読みましたので見て見ぬ振りは出来ませんね。また知らない現実を知る事が出来ました。

 本当、本は良いですよ。著者が長い年月と思考を経てまとめた内容に気軽に触れる事が出来るのですから。これ程お得な趣味は無いです。ましてや、人に勧められるという事は本そのものとそれを勧めた人についても知る事が出来ますからね。
  1. 2018/04/12(木) 20:25:23|
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しんがり 山一證券最後の12人

 今日は普通の日勤。なんですけど、年度末は何かと忙しくて今週来週はちょっと仕事に時間を割きそうです。今週末はちょっとイベントもありますので、明日が勝負になりそうです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。お知り合いの方からオススメされた本で、タイトルとあらすじを読んでこれは絶対に読まなければいけないと思いました。

しんがり 山一證券最後の12人 - 清武 英利
 2015年に講談社で発行された文庫です。皆さんは、山一證券というかつて日本に存在した名門証券会社をご存知でしょうか。そして、その証券会社が1997年に経営破綻を迎えた事をご存知でしょうか。私自身、1997年の時は小学6年でしたのでこの出来事がどれ程社会に影響を与えたのか理解しておりませんでした。ただ記憶に残っているのは、どのテレビ局でもこの報道しかしていなかった事、日本にとって時代の転換を迎えた出来事だった事です。そして、そんな経営破綻をした山一證券の清算業務を行った人達がいた事をご存知でしょうか。それが、タイトルにもなっている「山一證券最後の12人」と呼ばれる方々です。しんがりとは、負け戦のときに、最後列で敵を迎え撃つ者たちの事を指します。つまり、しんがりがどれだけ働いても敵から勝つという事はないのです。それでも会社の為に説明責任を果たす、全ての社員の将来を心配する、という使命感に溢れた人達の生き様を見せてくれました。本書はノンフィクションです。ですが私にはまるでドラマの1幕を見ているかのようでした。誰もが命の危険に晒されており、それでも前を向いて報われない仕事に取り組むのです。途中、しんがりの1人に「どうしてそこまで会社の為に頑張るのか?」と問う場面がありました。それに対しての答えは「家族が病気になったら損得考えずに看病するでしょう?それと同じです。」でした。彼らにとって山一證券は家族同然でした。またプロとしての誇りを持っており、尻拭いは絶対にするという使命感を持っておりました。山一證券が経営破綻して20年が経過しました。現在でも、しんがりの方を始めかつて山一證券で働いていた人は定期的に集まっているそうです。何だかんだで山一證券が好きなんだと思います。この本は、同じ会社の人は同じ方向を向くべき、全員の意見を共有するべきというプロとしての基本的な事を伝えております。総ページ数400の大長編ですが、是非多くの人に読んでもらいたいと思いました。

 もしも自分がいま勤めている会社が倒産するとわかったらどうするでしょうか。自分の仕事位は最後まで終わらせてから去るでしょうか、それとも一目散に去るでしょうか。こればっかりは、その時になってみないと分かりませんね。
  1. 2018/03/28(水) 00:00:17|
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ダークサイド・スキル

 今日は何もない休み。外は雨やが降ってましたので引き篭もってました。もう4月も目前というのに雪ですからね。今の時期は本当に気温の変化が激しいので体調管理注意ですね。

 今回も最近読んだ本を紹介します。新刊コーナーに比較的長く鎮座しておりましたので、本屋に通う人であれば目にした事はあるのではないかと思います。

ダークサイド・スキル - 木村 尚敬
 2017年に日本経済新聞出版社で出された本です。タイトルだけ見ますと、何やら悪めいた内容の本に思えます。ですが、最後まで読んでみてそんな事は一切なく、むしろ社会人生活を送る上で絶対に大切にしなければいけない事が書いておりました。ダークサイドスキルの対局として、ブライトサイドスキルというものを上げておりました。これは一般的に社会人として身に着けるべきと称されるもので、ロジカルシンキング・プレゼンテーション能力・資料作成能力の事です。勿論これらのスキルも大切であり、一般的に知られている事だと思います。対してダークサイドスキルとは、人を動かす力・空気を作る力・嫌われる力と言っております。これもまた大事なスキルだと思いますが、公には口に出されない事だと思います。両者の違いは、定性的であるかどかだと思うんです。前者は目に見えるスキルですが、後者は目に見えないスキルです。センスが問われるスキルと言い換えられるかも知れません。ですが、このセンスが問われるスキルを発揮するに欠かせない心構えがありました。それは自分の軸をちゃんと持つ事です。人を動かすにしても、空気を作るにしても、行動に一貫性が無ければ周りはついてきません。案外、部下も上司もあなたの事を見ているものです。そして、自分の軸からずれる事があれば例え嫌われても部下を守る、それがダークサイドスキルの本質だと思いました。この本では他にも幾つかのポイントが書かれておりました。それら全てが軸を持っている事がベースとなっております。今あなたが行っている仕事の目的は何か、会社の目指す方向性は何か、お客さんが求めているものは何か、そういったものを見つめ直し、あなたが成し遂げたい事を見定めていきましょう。その実現のために、ダークサイドスキルは大きく役に立つと思います。

 結局のところ、ダークサイドになる覚悟を持って行動するという事が肝要なのかも知れません。自分の軸を持つとはそういう事です。小手先ではない信念を持つ事の大切さを感じる事が出来ました。
  1. 2018/03/22(木) 06:57:09|
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被差別のグルメ

 今日は夜勤明け。先日ですけど、約5年間愛用した私のデスクトップPCお亡くなりになりました。元々電源が落ちる不具合を抱えてましたので、予めデータのバックアップを取っておいて良かったです。

 今回も最近読んだ本を紹介します。この本は自分で見つけたのではなく知り合いの方との雑談の中で話題になった本です。素直にタイトルに惹かれましたので忘れる前に読んでみました。

被差別のグルメ - 上原善広
 2015年に新潮新書で出版された本です。この本を読んだ切っ掛けは、ビジュアルノベルを制作しているサークルである活動漫画屋さん(公式HPはこちらからどうぞ)と大晦日にお話しした時にオススメされた事です。活動漫画屋さんの作品は出展を大切にし根拠をハッキリさせたテキストが個人的にお気に入りでして、そんな活動漫画屋さんからの読んでみて欲しいという本であれば私としても是非読んでみたいと思いました。タイトルだけをみて、どのような内容か全く想像付きませんでした。ですが「はじめに」を読んでどのような内容なのかを理解すると共に、差別と歴史と料理は切っても切れないものだという事を理解しました。「ソウルフードとは差別される料理である」。そんな苛烈な言葉が冒頭語られましたが全く誇張ではなく、その後事例と著者が自ら踏査した記録を元に丁寧に被差別のグルメを描いておりました。この本では、路地・アイヌ・北方少数民族・沖縄・在日の5つの差別についてのグルメを紹介しております。現在でも形を変えて存在するものもあれば、本当に数軒の人しか作っていないものもあります。中には自ら敢えてそのルーツを捻じ曲げ、差別される事を避けたものもありました。料理の歴史を紐解いていくと必然的に見えてくる差別、だからこそソウルフードであると強く思いました。ソウルフードはおふくろの味とよく称されます。ですが、そのおふくろの味の為に差別されるとしたら、あなたはそのソウルフードを愛せるでしょうか。そのような形で現在も過去と葛藤している人がいることも知りました。単純に知識が増えた事も嬉しかったですが、今食べている料理がどのようなルーツで生まれたのかも知りたくなりました。今度あなたが友達や会社の人と食べに行くその焼肉、ルーツが韓国ではないって知ってましたか?そんな驚きが詰まっている印象的な1冊でした。

 生きる事は食べる事ですので、食べ物が生活に密着していて当たり前です。差別された現実があってもその中で知恵を出して作り出した食べ物、それがソウルフードでありグルメだと思いました。
  1. 2018/03/19(月) 20:21:26|
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バカ論

 今日は夜勤。ここ最近は一気に気温も高くなり、すっかり春の様相を見せております。同時に花粉も全開ですので花粉症の人は辛そうです。たまに寒くなったりと、季節の変わり目ですので体調管理注意ですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。少し前に新刊コーナーを回っていた時に目にとまりました。率直に面白そうだなと思った1冊です。

バカ論 - ビートたけし
 2017年に新潮新書で出版された本です。正直な話、タイトルを見た瞬間に買おうと思いました。何しろあのビートたけしがバカを語るのです。絶対に面白い事が書いてあるという予感がしました。皆さんはバカという言葉にどんなイメージがあるでしょうか?「バカ言ってんじゃない!」「バカ野郎!」「バカに付ける薬はない!」「バカとハサミは使いよう」「仕事バカ」それぞれのバカで微妙にニュアンスが違うんじゃないでしょうか?ビートたけしは、世の中のバカには良いバカ悪いバカがいると言っておりました。そして、良いバカと悪いバカの違いは考えているかそうでないかの違いだと思いました。ビートたけしは芸人ですので、バカになる事はある意味仕事みたいなものです。その為、バカ野郎と言われる事が名誉ある事であり芸人としての成功だと言っておりました。ですが、バカ野郎と言われるには面白くなければいけません。何も考えてなければバカ野郎にすらなれないのです。ビートたけしは世界中のマスコミや同じ芸人と付き合っていく中で、ウンザリする程悪いバカに会ってきたそうです。テンプレな質問しかしないマスコミ、自分を省みないで将来を語る老人、自分が主人公と勘違いしてSNSに書き込む若者、そんな人達にビートたけしが言う言葉はこれしかありません、「バカいってるんじゃない!」と。そういう意味で、自分がバカだと自覚してバカになろうとしてなるバカは大体良いバカですね。見ていて楽しいですもの。逆に自分はバカじゃないと思っていて実はバカなことをしている人は大体悪いバカです。それこそ「バカに付ける薬はない」って言われてしまいます。まあ、どんなバカに対しても「しょうがねえなあ。」って跳ね返す粋が必要なのかも知れませんね。最後までビートたけしの言葉そのままの文章で楽しく読ませて頂きました。

 私の身の回りにも良いバカの人は沢山います。単純に面白いんですよね。良いバカになりたいかと言ったら難しいところですが、せめて悪いバカにはならないようにしたいと思いました。
  1. 2018/03/15(木) 07:39:40|
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NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント

 今日は夜勤明け。ちょっと仮眠しようしたらいつの間にかこんな時間になってました。花粉症も酷かったですし、たぶん疲れてたんですね。

 尊敬する職場の元上司の方から頂いた本の紹介5冊目です。これで最後です。1冊目2冊目3冊目4冊目とまとまった本を読んできましたが、5冊目はいわゆる本を紹介するする本ですね。

NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント - 上田惇夫
 2012年にNHK出版で出された本です。100分de名著とは、NHK Eテレが2011年3月30日に放送を開始した教養番組です(公式HPはこちらからどうぞ)。毎回様々な本にスポットを当てており、それをプレゼンターが25分×4回に分けて紹介するというものです。ドラッカーのマネジメントと言えば、「もしドラ」の愛称で話題になった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で有名になった印象です。マネジメントとは、直訳すれば「管理」「経営」という意味です。それだけ聞いても特に何も思わないと思います。ですが、ドラッカーのマネジメントにはそんな無機質な印象とは違う非常に人間味にあふれた事柄が書いてあるとの事です。100分de名著は全部で4つの回に分けて紹介しておりまして、それぞれでテーマを変えております。第一回では著者であるドラッカーの生い立ち、第二回では企業の在り方、第三回ではマネージャーになる方法、第四回では日本に対する展望という内容でした。ドラッカーは元々経済に秀でた才能を持っておりました。ですが、国の流れやファシズムに流されるなかで、マネジメントは利益の追求ではダメで人の為にあるべきだという事を悟りました。日本の企業でも、殆どが「人を大切にする」とうたっていると思います。ですが、ドラッカー曰くそれを実践している企業は実際は殆ど無いそうです。人を大切にするとは、働きがいのある仕事があり責任感を伴っている事だとのことです。その為に大切な事柄が整理されておりました。そして、マネージャーになる為に必要なのは、その殆どが意思決定の力だと言っておりました。トップの思想さえ理解すれば、後は自分の立場でそれを実行するだけなのです。日本は年功序列・終身雇用という独特の企業体質がありますが、それはそのままで良いとの事です。大切なのは上記の事を忘れないこと、そんな事がわかりやすくまとめられておりました。原文のマネジメントは800ページ以上の大ボリュームだそうですが、是非時間を掛けて読んでみたいと思いました。

 とりあえず、これを読んだ後すぐにマネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則を購入しました。原文は大変難しく時間も掛かるため、まずはお手軽なこちらが良いという元上司の勧めに則りました。今から届くのが楽しみです。
  1. 2018/03/03(土) 19:29:54|
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うれしい悲鳴をあげてくれ

 今日は普通の日勤。月の終わりという事で昨日は2月付けで異動になる先輩の送別会的な飲み会でした。ノリとしてはいつものしょーもない感じだったんですけど、その中で普段あまりお話ししない方とじっくり話せたのが良かったです。今度サシで飲んでみたいと思いました。

 尊敬する職場の元上司の方から頂いた本の紹介4冊目です。1冊目2冊目3冊目は随筆でしたが、今回紹介している4冊目は小説です。しかも全部で55作品も詰まった短編小説集です。

うれしい悲鳴をあげてくれ - いしわたり 淳治
 2014年にちくま文庫で発売された短編小説集です。著者であるいしわたり淳治氏はロックバンドSUPERCARのメンバーとしてデビューし、現在は作詞家音楽プロデューサーとして活躍しております。そんな著者が小説やエッセイとして書いている作品を集めたのが本作です。全て5分程度で読めるボリュームのものがなんと55作品も詰まっております。そしてそのどれもが独特の視点で書かれたものばかり。まるで世にも奇妙な物語を読んでいるかのような面白さがありました。それでも、それぞれの作品で伝えたい事が明確でした。自分に合うもの合わないもの含め、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 今回記事が短めなのは理由があります。最後、鈴木おさむ氏の解説の中で「あなたにとってのベスト5を決めてみて下さい」とありましたので、私も考えながら読んでみました。私にとってのベスト5とその理由は、是非続きを読むからどうぞ(反転です)。
[うれしい悲鳴をあげてくれ]の続きを読む
  1. 2018/02/28(水) 07:47:28|
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世界最強の気象情報会社になる日

 今日は夜勤明け。久しぶりに秋葉原に行って買い物したりイベントに参加したりお知り合いの方とお昼食べたりしてきました。何気にちゃんと秋葉原を回ったのは今年初めてかも知れません。いろいろ町並みも変わっていてすごく楽しかったです。

 尊敬する職場の元上司の方から頂いた本の紹介3冊目です。1冊目2冊目は目からウロコの内容でして、今回紹介している3冊目は純粋に情熱の大切さを感じる一冊でした。

世界最強の気象情報会社になる日 - 石橋 博良
 2015年にIDP出版で発行された新書です。著者である石橋博良氏は株式会社ウェザーニュースの創業者であり、2010年他界されております。元々この本は「世界最大の気象情報会社になった日」というタイトルで発行されたのですが、石橋氏が他界した後に代表取締役社長に就任した草開千仁氏によって追記されております。それだけ石橋氏が気象に人生を掛けた軌跡が凄まじく、その精神を引き継いで後世に伝えていこうという気持ちが込められた一冊です。元々石橋氏はウェザーニュースを作ろうとしていた訳ではありませんでした。始めは安宅産業という会社で木材を運搬する仕事をしていたのですが、自身が指示した船舶で海難事故が発生し死者を出してしまいました。この事を切っ掛けに、二度と気象で人を犠牲にしないと近い自分が出来る事を続けていったそうです。その中で海外の気象会社に入社し、そこでの地位を上げつつ出来る事を拡大しながらウェザーニュースを創立しました。それだけに留まらず、気象情報は気象庁が発表するものという概念を壊しに掛かりました。更にかつて勤めていた海外の会社の株式を買収しました。このバイタリティは他界する2010年まで一度も衰える事がありませんでした。石橋氏がここまで精力的に動けた理由、それは初心を忘れなかったからだと思っております。物事の挑戦に終わりは無い、もし石橋氏が他界していなかったら、きっと1人1人に合った天気予報を提供する事も視野に入れていたかも知れません。1分1秒先の天気予報を提供する事も視野に入れていたかも知れません。現在の技術ではちょっと難しそうです。ですが、難しいからこそ挑戦するのだと思います。この精神はしっかりと後世に受け継がれ、自社で衛星を打ち上げる、海外展開するなどは既に達成しております。ウェザーニュースの社是に「よく遊べ、たくさん遊べ、仲間と遊べ」というものがあります。遊ぶことで自身の探究心を育て、それを仲間と育むことで新しい創造が生まれるとの事です。この精神は仕事でも趣味でも大切にしたい。それだけ情熱を持った人生も良いのではないかと思いました。

 やはりこの本の感動したところは、石橋氏が死してなお受け継がれる意志があるという点だと思っております。ちゃんと見ている人は見ているんだなという事が伝わって自分の事のように嬉しかったです。
  1. 2018/02/25(日) 18:17:03|
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「自分」の壁

 今日は夜勤明け。珍しくお昼まで掛かったので今日はどこにも出かけず引き篭ってました。こういう時にビジュアルノベルを消化するべきなんでしょうけど、どうしても夜勤明けですと気合が足りないですね。

 前に尊敬する職場の元上司の方から頂いた本を紹介したのですが、実はこれ以外にも4冊ほど頂いています。他の本も一気に読んでみましたので立て続けに紹介していこうと思います。

「自分」の壁 - 養老孟司
 2014年に新潮新書で発行された本です。著者である養老孟司氏の著書では過去に「バカの壁」という本がベストセラーになり、目から鱗の内容が話題となっております。今回紹介している「「自分」の壁」ですが、この本をくれた職場の元上司は仕事出来る意識の高い方でしたので、そんな方から頂いた本であればさぞ意欲的な内容なんだろうなと思ってました。ですが、実際読んでみたら決してそんな事は無く、むしろ自分を見つめ直し自分と周りの壁を理解しようというシンプルであり優しい内容でした。この本にとっての大前提、それは自分と周りには本質的に壁を作ってはいけないという事です。現代社会は得てして「個性」というものを尊重する流れになっております。他人に合わせるよりも自分にとって大切なものを大事にするべきである、多くの方がこういった意見に賛同し勇気を貰ったと思います。ですが、著者はこうした個を大切にする風土に疑問を投げかけております。何故なら、こうした個を大切にする風潮はそもそも日本の文化や組織と逆行しているからです。会議や集会でも割と右へ倣えの方が多いと思います。著者はむしろこれでいいと主張しております。何故なら、個人が問題にする程深刻な状況ではないからです。もし本当に深刻な状況になったら、その時はちゃんと個人が考え出します。それだけ日本は平和であり、また時間を守り言われた事を丁寧に行う国民性が評価されているのです。そして、これは自分自身が自分だけのものではないという事にも繋がっております。例えば人の体中には無数のが生息しており、これらの存在が無ければ人間は生きていけません。他には、日本人は天皇を国民の象徴とし自分の事以上に敬う存在として認めております。東日本大震災を契機に広まったという言葉、これをすんなり受け止める人と違和感を感じる人の両者がいたと思います。選挙に無関心なのは悪い事でしょうか?逆に考えれば、それだけどの政治家も信頼しているという事ではないでしょうか?今ここで話した事はほんの一例です。共通しているのは、全て自分個人で閉じているものは一つもないという事です。何らかの形で個人は全体と繋がっております。では、あなたはこの全体に対してどう向き合うでしょうか。そして向き合った結果、それでも捨てられないものがあるでしょうか。それが本当の自分であり、自信に繋がるのだと思います。この本を通して、今社会で常識ととらえられている事を再び考えてみて下さい。目から鱗の発見があると思います。自分ももう一周します。

 意識高いと意識高い系は違うという事を象徴している本だと思いました。生き急ぐのではなく周りを見渡して自分と比べて適切な行動を取る、視野が広くないと出来ない事だと思いました。
  1. 2018/02/21(水) 20:41:32|
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】元DP足紙さま?
【吹奏楽】楽器はTuba

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