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徒然なるM.M

私ことM.Mの徒然ない日常を綴った日記

射精責任

 今日は普通の日勤。3月に入り新しい仕事を受け持ったのですが、これが想像以上に地雷で初日から残業です。ちょっと立て直しに時間かかりそうですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。このタイトルで惹かれない人はいないのではないでしょうか。

・射精責任(紙の本電子書籍) - ガブリエル・スタンリー・ブレア
 2023年7月に発売された本です。読んだ切っ掛けですが、単純にタイトルに惹かれた事です。射精責任、とてもわかり易いタイトルだと思います。射精すると妊娠するから責任を持ちなさい、きっとそんな内容なんだろうなと思いました。ですが読んでみて、そんな優しいメッセージではありませんでした。この本で主張している事は、全ての妊娠は男性の責任であるという事です。50%でも99%でもなく、100%男性の責任です。正直流石に100%は言い過ぎではないかと思いましたが、読んでいく中で納得させられていきました。妊娠するリスクを回避するための手法について、男性は女性より圧倒的に簡単です。コンドームを着ければ良いのですから。また生理はコントロール出来ませんが、射精はコントロール出来ます。そして、妊娠した事実から女性は逃げられませんが男性は逃げられます。他にも様々な視点で女性と男性を比較しており、客観的な事実から男性が責任を持った射精をすることが経済的にも健康的にもリスク的にも合理的である事を証明しております。またこの本はアメリカ人の著者によって書かれましたが、アメリカの中絶に対する風当たりの強さなども書かれておりました。今の中絶の議論に出てくるのは胎児と母親のみで、父親は出て来ません。こんな単純な事実にすら、世の中は気付いていないのです。この本は、女性男性に関わらず全ての方に読んで頂きたいです。何も難しい事は書いておりません。今一度、自分自身の価値観に向き合ってみては如何でしょうか。素晴らしい一冊でした。

 性欲は人間の根源的な欲求ですので、こうでもしないと望まない妊娠は防げないのでしょうね。人間が文化的であり続けられるのか否か、それが問われている気がします。
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  1. 2024/03/02(土) 00:14:36|
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訂正する力

 今日は出張でした。今週は雨続きで、しかも今日は気温も低くまだまだ2月である事を思い知らされます。明日も寒いみたいですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。何でも白黒付けたがる今の時代に、是非読んで頂きたい一冊です。

・訂正する力(紙の本電子書籍) - 東 浩紀
 2023年10月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、単純にタイトルに惹かれた事です。私もそうですし仕事をしていてもそうですが、人は本当に訂正するという事が苦手だと思っております。一度口に出した言葉を変えてはいけない、そんな決まりは無いんですけど誰もがそれを悪と言いますか一貫性が無いとして非難しがちです。一度振り上げたこぶしは下げる事が出来ないなんて言葉もありますからね。ですけど、人は間違えますしそもそも世界は時間と共に変化していきます。一度決めた事がじつは違っていたという事は、よくよく考えれば当たり前にあり得ます。この本では、そんな訂正する力の大切さを書いております。この本で一貫して伝えていたのは「じつは……だった」という言い回しです。ある事実について一つの結論を付けたとして、時間が経ち実はその解釈は違っていたと変化させる事で訂正しております。これは私の様な物理学をやってきた人間にとって非情に不気味でした。著者が人文学者という事もあるかも知れませんが、事実は事実として変わらないのが当たり前の価値観でありそれが数式として提示される世界で育ったからです。勿論全ての学問が「じつは……だった」と出来る訳ではありません。私の中では、本質を変えず考え方を変える事は間違いではないという理解です。ある決断に対してそれは絶対だとかそれは全部間違いだったといった二元論で語るのは考えが乏しいと思いますし、本書でも語っております。そうではなくある決断とその裏側も包括して新しい解釈を見つける、その繰り返しが出来るのが訂正する力なのかなと考えております。理系の自分にとって慣れない考え方でしたが、世の中をよくする為に、自分の頭の中を整理する為に、そして周りと協調する為にも、訂正する力を有効活用して行きたいと考えております。驚かされる内容で興味深かったです。

 最近の世の中を見ても、訂正する力があれば解決する問題ばかりな気がします。勝ち負けに拘って一辺しか見えていない人の、なんと多い事でしょうね。
  1. 2024/02/22(木) 22:24:40|
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こうして社員は、やる気を失っていく

 今日は楽団の練習日、明後日本番なので今日はリハーサルです。この段階になると、仕上がりもそうですが流れを把握する事の方が大切ですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。コンパクトに管理者像についてまとめている本です。

・こうして社員は、やる気を失っていく(紙の本電子書籍) - 松岡保昌
 2022年6月に発売された本です。最近、こうしたビジネス書に惹かれる事が多い様に感じます。潜在的に、職場環境などから影響されているのかもしれません。これまで何冊もビジネス書を読んできましたので大体書いてある事の共通点が分かるようになってきましたが、最近はコロナ禍働き方改革などが加速しておりますのである程度アップデートは必要であると感じております。そういう意味で、今回も最新の視点で書かれたビジネス書を読めて良かったです。というよりも、この本は管理者における部下への接し方について端的にまとめられており素直に読んで良かったと思えました。この本は全部で4つの章で構成されており、全体を通してどうしたら社員がモチベーションを持って仕事をしてくれるかを書いております。それぞれ書いてある事は過去に何処かで読んだ経験がありますが、それがコンパクトにまとまっておりました。管理者が読むべきビジネス書のエッセンシャル版の様なイメージです。具体的な事例を沢山用いており、自分の職場に置き換えてイメージする事が容易にできます。また一般的に知られている法則なども沢山紹介しており、単純に勉強になりました。是非世の中の管理者に読んで頂きたいですし、自分の事として捉えて欲しいです。完璧な管理者など不可能ですが、少なくとも部下が求めている管理者像は分かると思います。良い一冊でした。

 こうしたビジネス書は、読むだけではなく職場で実践して初めて意味を持つと思っております。尤も、それが一番難しいんですけどね。
  1. 2024/02/10(土) 10:13:32|
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一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

 今日は普通の日勤。今週は2日しか出社しない予定ですのでちょっとテンション高めです。通勤で往復3時間掛かるのは、やっぱり時間の無駄感がありますからね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。名前だけ知っている人、結構いるんじゃないでしょうか?

・一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方(紙の本電子書籍) - 加藤 俊徳
 2022年11月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、電車の中吊り広告です。キャッチーな感じの表紙で俗物的なのかなと思いましたが、同時に自分自身の記憶力と言いますか脳力は確かに落ちてきているなと感じていました。ここ最近資格試験昇職試験を受けたのですが、昔と比べて覚えるのに苦労しています。加齢が理由なのかなと思っていたのですが、脳の仕組みが変わっているからと思えば納得です。キャッチーな表紙という事できっと分かり易いのかなと思い、思い切って買ってみました。内容ですが、まずは脳の構成がどうなっているかから始まりました。記憶を司る所だけではなく、処理や判断など場所で役割は異なっております。次に、それぞれの部位が加齢に合わせてどのように成長していくかを解説していました。まだ10代の脳は、とにかくどんどん記憶する事が大事という事でこの機能が強いです。一夜漬けや丸暗記が得意なのはこの為です。ですが、30代40代になっていくと記憶する能力が落ちる代わりに思考する能力や判断する能力が発達します。その為、丸暗記よりも自分の中で咀嚼して納得した事の方が定着しやすいです。だから、学生時代の様に丸暗記で挑んでも成果が上がらないんですね。このカラクリを知るだけで勉強法を変えなければいけない事が分かります。そして、これらを踏まえた大人向けの最適な勉強法を提示しておりました。大事なのは、興味がない事でも興味があるかの様に錯覚させる事、長時間ではなく短時間で細かく勉強する事、短いスパンで復習する事です。脳は意外と騙しやすいので、工夫次第で何倍にも効率を上げる事が出来ます。是非この本に書かれている事を実践していきたいと思います。漫画とテキストが織り交ぜられており、その点も読みやすかったです。分かり易いのは良いですね。良い本でした。

 正直なところ、この年齢からのリスキリングは難しいのではないかと思ってました。決してそんな事はありませんし、ここから新しく学んだ事こそ一生の財産になるかもですね。
  1. 2024/01/29(月) 21:44:16|
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世界史を大きく動かした植物

 今日まで3日間研修で関東を離れてました。普段顔を合わせない人たちとのコミュニケーションは、緊張もありますが新しい発見もあり有意義でした。明日から通常業務に戻ります。

 今回は最近読んだ本を紹介します。たまたま目にしたのですが、見つけられて良かったです。

・世界史を大きく動かした植物(紙の本電子書籍) - 稲垣栄洋
 2018年6月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、Prime Readingに出てきた事です。人間を始め、動物は植物を無くしては生きてはいけません。その為、植物が歴史を作っているという触れ込みはとても納得出来るものでした。本書では様々な植物にスポットを当ててその性質や歴史を紹介しておりますので、植物と共に世界史を学んでみようという気持ちで読み始めました。内容ですが、全部で14の章に分かれておりそれぞれでテーマとする植物を取り上げております。どの章でも、その植物に対する一般的な印象を紹介し読者の心を惹きつけます。その後その植物の起源世界への広まり方栄養価文学的なエピソードなど様々な視点で紹介しております。とても読みやすいテキストで、すっと頭に内容が入ってきました。そして、本書で扱っている植物のジャンルは思ったより多種多様でした。小麦や稲といった主食としている植物は勿論ですが、胡椒や唐辛子といった調味料、茶やサトウキビといった嗜好品、そしてチューリップやサクラといった鑑賞する花にまで広く扱っております。どの植物も人間を魅了し、人間と共存する事で現代まで生き長らえている事を知りました。スーパーに行けば当たり前に存在する植物は、かつては手に入れることすら大変だった時代がありました。その歴史の重みを感じる事で、今まで以上に植物を大事に出来そうです。とても楽しい内容でした。オススメです。

 最近NHKスペシャルでも植物に関するテーマを取り上げておりましたが、もしかしたら人間以上に生き残るための戦略を企てているのかも知れませんね。物言わないだけで、実は高度な知能があるのかも知れないです。
  1. 2023/12/12(火) 21:36:06|
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予想どおりに不合理

 今日は前の職場の後輩と飲みました。昨日も飲んでおり、コロナが5類になってからこうした飲み会も当たり前の様に開かれております。すっかりコロナ前の日常ですね。

 今回は最近読んだ本を紹介します。是非皆さんにも読んでもらい、自分の心に問いかけて欲しいですね。

・予想どおりに不合理(紙の本電子書籍) - ダン・アリエリー (著)、熊谷淳子 (訳)
 2013年3月に発売された本です。読んだ切っ掛けですが、タイトルに惹かれた事です。予想どおり不合理、始めその意味が分かりませんでした。不合理が予想どおりなら、回避すれば良いのにって思ったからです。ここで言っている不合理とは、人間の性質そのものの事でした。本書では、著者が行った様々な実験結果を下に人間という生き物は残念ながら不合理であるという事を書いております。私もそうですが、人は論理的かつ合理的に動ける生き物だと思っております。ある程度はそうなのでしょうが、時に合理的ではない行動も取ってしまいます。例えば、ダイエットを志したのについ間食をしたり運動をさぼってしまう人はいないでしょうか?また、食品の10円や20円の値上げは気にするのに携帯電話のオプションに掛かる10,000円を気にしない事は無いでしょうか?この本では、その様な人間の不合理さを15の章に分けて紹介しております。どの章でも実験に基づいており、全てに説得力があります。何よりも、その実験が面白くまた身に覚えがある内容なんですよね。あるあると頷きながら読んでました。そしてタイトルに予想どおりとあります通り、この不合理さは予測出来るのです。つまり、ある程度は不合理さをコントロール出来るという事です。本書ではその点についても触れられており、私達人間がどれだけ効率よく動けるかのヒントを示しております。全部で500ページのボリュームですが、気がつけば読み終わってました。人間って面白いなと思いましたね。是非この本で、人間らしさという物を感じてみては如何でしょうか。楽しかったです。

 人間は不合理な生き物である、それを受け入れる事で多くの人が生き易くなるかも知れないですね。それと同じくらいに、合理的でありたいと奮闘する人たちも尊いです。
  1. 2023/11/30(木) 23:17:29|
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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源

 今日は普通の日勤。先日ようやくずっと取り組んでいた仕事案件が一区切りつきました。久しぶりに残業無しで帰れる日々となっております。

 今回は最近読んだ本を紹介します。こうした本に出逢えた事が本当に幸せです。

・国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)(紙の本電子書籍) - ダロン・アセモグル (著)、ジェイムズ・A.ロビンソン (著)、鬼澤忍 (訳)
・国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)(紙の本電子書籍) - ダロン・アセモグル (著)、ジェイムズ・A.ロビンソン (著)、鬼澤忍 (訳)
 2013年8月に発売された本です。読んでみたいと思った切っ掛けは、昨今の社会情勢になんとなくシンクロしたからだと思います。21世紀になり世の中の情報がこれまで以上に見えるようになりましたが、それによって未だに先進国と発展途上国が存在している事が露わになりました。またロシアとウクライナやイスラエル・ミャンマーなど軍事的衝突が継続している国も存在します。どうしてこれだけ世の中が見えるようになってもなお、こうした格差があるのか疑問ではありました。過去に読んだサピエンス全史(?)でも「国があるという事は戦争があるという事である」と言っており、こうした争いは避けられないのでしょうか。そんな疑問のヒントが得られるか期待して、読み始めました。この本は上下巻に分かれており、合計700ページ以上のボリュームです。ですが、その主張は一貫しておりました。国家が衰退する理由、それは収奪的な政治経済的インセンティブが得られない環境です。これ以外のあらゆる要素は国家の衰退に関係ありません。この仮説の裏付けを、歴史的地理的観点から様々な事例を出して紹介しておりました。例えば、韓国と北朝鮮は殆ど同じ気候であるにも関わらずGDPなど全く違います。またアフリカ諸国の多くは中世に欧州各国からの植民地支配を受け、その体制が色濃く残っております。日本も例外ではなく、江戸時代は士農工商という身分制度の元差別的な政治が引かれておりました。その全ては収奪的な政治と経済的インセンティブが得られない環境が理由です。そして、これを解決するにはその逆である包括的な政治経済的インセンティブが得られる環境が必要です。日本は明治維新を経て身分制度を脱しました。これが無ければ今日の発展はなかったかも知れません。他にも、産業革命のタイミングで包括的な政治をしいていたかも大事な要素でした。本書では、そのような多種多様な事例を紹介し国家衰退の理由を説明しておりました。非常に膨大な資料で、これだけの内容をまとめるためにどれだけの年月と人的リソースを割いたのでしょうね。素晴らしかったです。社会情勢がグラついている現代こそ、読むべき本だと思います。オススメです。

 私は学生時代は地理が好きで歴史はほとんど興味なかったんですけど、社会人になってから改めて歴史の大事さを痛感してます。素直に楽しいと思えてますね。
  1. 2023/11/14(火) 22:37:13|
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驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦

 今日は普通の日勤。昨日は楽団の本番があり、軽く打ち上げをして帰宅したのですがそのまま寝落ちしてしまいました。今日は9時くらいに家を出ます。

 今回は最近読んだ本を紹介します。よくニュースでも見かけるようになった物について書かれている本です。

・驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦(紙の本電子書籍) - 藤井 啓祐
2019年11月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、単純に量子コンピュータに興味があったことです。私もそうだったのですが、量子コンピュータは夢の産物でまだまだ実用化には程遠いと思っておりました。ですが最近のNewtonニュースで量子コンピュータが実稼働したと見て、本当に現実になったんだと驚きました。同時に、実は量子コンピュータについてその理論をよく理解していない事にも気づきました。Newtonでザックリとは分かってましたが、もっと詳しく知りたいと思い読み始めました。この本では、前半で物理学の歴史を振り返りながら量子コンピュータの基礎理論である量子力学の説明を行っております。中盤で量子コンピュータの概要と課題、後半で量子コンピュータが出来ることと今後の展望が書かれております。分かり易い構成で取っ付きやすいと思いましたが、そもそもの理論が難しいので基礎教養がないと読み続けるのが辛いと思いました。量子コンピュータの最大の特徴は確率振幅です。古典コンピュータの基礎単位であるビットは0か1しか取ることが出来ませんが、量子コンピュータはこれが連続的な値を取りますので古典コンピュータと比べて圧倒的な量の情報を扱うことが出来ます。ただ技術的な制約が大きい為全てのシミュレーションに有効という訳ではなく、必ずしも古典コンピュータを圧倒的に凌駕する訳ではないみたいです。この辺りは、今後の技術革新でどのように進化していくのか楽しみです。古典コンピュータが1本の真空管から始まったように、量子コンピュータも今後どんどん発展していって欲しいですね。新しい世界が見れる事を期待してしまいます。

 量子コンピュータなんて机上の空論だと思ってましたけど、本当に形になったんだなとビックリしております。何か革命的な事が起こる予感がします。
  1. 2023/10/30(月) 06:28:01|
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1年で億り人になる

 今日は普通の日勤。ちょっと年間の超勤時間が上限に達しそうなので出社時間を遅らせております。ですけど結局のところ忙しいので帰りが遅くなり、抜本的な解決にはなりません。何とかしないと・・・

 今回は最近読んだ本を紹介します。正直、つい釣られて読んでしまいました。

・1年で億り人になる(紙の本電子書籍) - 戸塚 真由子
 2022年11月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、電車内の広告にあった事です。億り人とは、億単位の資産を築いた投資家の事を言います。過去にもこの手のマネーリテラシーを扱った本は読んだことがあり、何となく結論は共通しているんだろうなと思っております。お金持ちにはお金持ちのマインドがある、やると決めたら絶対に諦めないで最後までやる、師匠の言葉には素直に従う、おおよそこの様な感じです。本書も発売日こそ最近ですが、書いてあることは概ね過去から書かれている中身と同様でした。ただ、過去に読んだ本と比較して語りかける様なテキストが読みやすかったです。著者も過去にお金で苦労したみたいで、その辛い半生が赤裸々に書かれていました。そこから自分の力で這い上がり、億り人になるまでの経験が本書のベースとなっております。実体験が伴ってますのでとても説得力がありました。そして過去にお金に苦労した経験があった為か、読者の心理に寄り添う構成となっており共感を得られると思いました。本書の中で再三言っておりますが、億り人になる方法は世の中に出回っておりません。そりゃ、出回っていれば皆億り人になってしまいますしそんな事はあり得ないですからね。一般人が知らない億り人の世界、そんなものがあるのか半信半疑ですがその世界を知ることが出来るのはきっと行動できた一握りの人間なのでしょうね。億り人になる方法以外にも、人生観に訴える役に立つ事も書いておりました。読んで楽しかったので、こうしたマネーリテラシーに関する本を読んだ事が無い人は読んでみて良いかもしれませんね。

 後は、億り人になる一歩を踏み出すだけですね。中途半端に地位や名誉がある人が一番難しいと思います。今ある立場を捨てて人生を賭けるのは、中々出来る事ではないです。
  1. 2023/10/13(金) 21:57:36|
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エネルギーをめぐる旅 文明の歴史と私たちの未来

 今週末ですが、妻と一緒に自分の実家に帰省していました。妻と一緒に帰省するのは2年振りで、色々と挨拶と報告が出来ました。詳しくは次回以降の日記で書こうと思います。

 今回は最近読んだ本を紹介します。自分の様な物理に浸かっている人は勿論、そうでない人にも是非読んで頂きたいです。

・エネルギーをめぐる旅 文明の歴史と私たちの未来(紙の本電子書籍) - 古舘恒介
2021年8月に発売された本です。読んだ切っ掛けは、完全に自分の好物を取り扱っている事と、自分が思っている事を言葉にしてくれていると期待したからです。エネルギーを巡る旅という事で、タイトル通り様々な視点でエネルギーというものを見ていきます。エネルギーとはつまるところ物理量ではありますが、それが自分達の生活にどう関わっているかを認識するのは困難です。カロリーという言葉や電子レンジの出力値などは分かり易いですが、それがなにか?で終わってしまいそうです。本書ではエネルギーを量・知・心という視点で分類し、それぞれ具体的に解説しております。ではエネルギーによって発展していった人類史ではエネルギーに関わる法則では経済活動などエネルギーによる営みです。そして、最終地点としてこれらの振り返りを通して自分達はどの様な未来を歩めばよいのかの一つの考えを示しておりました。事実として、エネルギーは熱力学第一法則熱力学第二法則に従っております。エネルギーの総量は決まっており、高エントロピーのものは増え続けるのです。どんなに努力しても科学技術が発展しても、今と同じ環境を維持することは出来ません。それでも私達はこの星で生きなければいけません、しかもただ生きるのではなく幸せにならなければいけないのです。そのために必要なこと、それはつまるところ幸せの形を見つめる事です。お金を稼ぐこと・名声を得ること・物に囲まれること、それもまた幸せです。ですがそれで持続可能な社会が実現できなかったらどうでしょう。自分一人で幸せになる事はできないと思います。だからこそ、ギブアンドテイクともったいないの精神を持ち、江戸時代の粋・気障・野暮に学ぶ必要があると言っております。以上のように、俯瞰的にエネルギーを見つめている本書はとても整理され、そして全ての人に知って頂きたいものだと思いました。理科や物理が苦手な方でも読めますので、是非全ての人に読んで頂きたいです。素晴らしい一冊でした。

 結局のところ、同じ星にいる以上無関係ではいられませんからね。エネルギーの真実を知っていてもいなくても一蓮托生なので、それならば知っている方が良いと思うのです。
  1. 2023/10/01(日) 21:54:44|
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プロフィール

M.M

Author:M.M
HPでビジュアルノベルのレビュー等を公開しております。
ビジュアルノベル部ソムリエ担当。
【ビジュアルノベル】同人多め
【DDR】DP八段
【吹奏楽】楽器はTuba

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